2023/08/03 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にアスリーンさんが現れました。
アスリーン > 奴隷市場都市────。
日の高い時間から行われている競りはどこも盛況。
暑い中、誰もが汗を流しながら天幕を張って日差しを避けつつ、奴隷売買に勤しんでいる。
ここはきっとそういう都市。

道行く天使が視線を集めるのは、白い法衣をまといながら汗一つ浮かべずにいるからか。
それとも単に、3mにも及びそうなその巨躯からか。
巨人族の血を少しでも引いてるのだろう。
年若く色白の素肌に麗しい見目。
艶めく長い白銀の髪を揺らしながら道を譲ってもらっている形だ。

奴隷。奴隷。奴隷。
天使が向かう先々に奴隷がいる。
別に奴隷が欲しいわけではなく、ただ幸福を必要としているのが奴隷が多いというだけで。

「さて……どうしようかしら」

頬に手を当てて、天使はおっとりと呟いた。
特に当てもないので、そのまま人気のない道を選び、路地の奥へと足を運んでいく。

ご案内:「奴隷市場都市バフート」にミンティさんが現れました。
ご案内:「奴隷市場都市バフート」からミンティさんが去りました。
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ご案内:「奴隷市場都市バフート」からアスリーンさんが去りました。