2025/02/17 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」にティアフェルさんが現れました。
■ティアフェル > 冒険者ギルドでいつまでも片付かない、いわゆるコゲツキなパーティ向けクエストがあり。
ギルド側ではいい加減どうにかしたかったらしく。
たまたまそこら辺であぶれていた連中が『お前ら暇だろ』とジョブを振り分けて適当に選抜され。即席パーティが結成された。
今回お初だったり、顔見知りだったりと云った面々。連携に関しては期待値ゼロ。
ギルド側の判断としては多分どうにかなるだろうと至極大雑把な見立てで、『行ってこーい!』と半ば強引に蹴り出され。
不承不承ではあったものの、確かにくすぶっていても仕方ない…と即席パーティ四名は出立し。
そして、パーティで手分けして二名ずつで分かれ樹海を探索中、ゴブリン数匹と出くわしてしまった。
咄嗟のことで応戦しようとはしたが、一斉に飛びかかって来るので一度後退すると――その先に運悪く古い捕縛罠があった。足元を掬われ、危ないと思った瞬間には落っこちていて。
大型の獣か魔物でも捕らえるつもりだったのか深く広い縦穴。よりによって二人仲良く。普段なら罠回避くらいはできたのだが……状況が悪かった。幸い、ヒーラーなので落ちた弾みで怪我をしてても治せはするが……。
「あいたたた……」
腰打って擦りむいた程度らしいと認識。縦穴の中で転がる。そして一緒に落ちた仲間は大丈夫だろうか、と。はっとして上半身を起こして薄暗い中で、
「そっちは、大丈夫っ? 怪我してない?」
■ティアフェル > 一緒に落っこちた相手も無事だったようで。
無駄に回復魔法は使わずに済んだ。
ほっと胸を撫で下ろして、外に呼び掛けてみるとゴブリンとの騒ぎに気付いた残りの面子が気づいて引き上げてくれた。
やれやれ…と這い上がって息をついた後気を取り直し受注した依頼に臨むのであった。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」からティアフェルさんが去りました。