2024/12/18 のログ
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ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 「妖精の泉」」にリーさんが現れました。
リー > 「うー……寒い」

メグメールの森の中に存在する妖精の泉の近くの広場。
そこにテントを立てて野営をするのだが、季節的な寒さにどうしても凍えてしまう。
ギルドで聞いた話通りに準備は整えていたが、それを超える寒さの前に白い息を吐き。

「朝になったら早めに帰らないと……ぅぅ」

出来るだけ着込んで焚火を燃やし暖を取るのだがそれでもつらいものがあり。
やってきた理由、この辺りで採れる薬草は採取済みなので夜さえ開ければ何とかなる。
そう考えて焚火を燃やして。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 「妖精の泉」」からリーさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」にミストさんが現れました。
ミスト > 森の中に、もそり、もぞりと蠢く影はあまり大きなものではなく、然し数が多い。
 ゴブリンと呼ばれる下級の妖魔であり、彼等は夜には、増えてくるらしい。
 そんな益体もないうわさ話を思い出しながらも、ミストは周囲を見回して、囲まれ切っていることを認識する。
 今回の依頼は、ゴブリン退治の依頼で、別に巣に向かって斃すものではなく、何処でも良いから一定数を斃すという依頼。
 恒常的に張られている、間引き依頼と言う奴であり、そうでもしなければゴブリンはたくさん増える。
 冒険者達の小遣い稼ぎ兼、初心者冒険者の訓練用依頼、と言う奴なのだろう。

「あっは❤」

 楽しげに、ニンマリと笑って見せる。口角を吊り上げて、三日月の様に。楽しそうに、見えるだろう。
 実際に、愉しいと思っているのだ、彼我の戦力を見抜けないゴブリン共。
 実際に見てみると、此処迄醜悪で此処迄、頭が弱い存在なのか、と。
 彼ら(ゴブリン)は、ミストの事を包囲し、勝利を確信しているのだろう。
 逆だという事に、気が付いていないようでもある。

「まぁ。ボクは彼等からすれば、とても魅力的、なのかな?」

 嘯きながら、白い掌を握り、開きを繰り返す。
 さて、どんな作戦だったっけ、一人ではない、仲間がいるけれど、リーダーがミストを此処に配置()にしたのだった。
 ゴブリン達が集まった所を一網打尽にして、お金と依頼を一緒に熟そう、と。
 どの程度、集まって、どんな風にしたら、攻撃開始か、決めてなかった気がする。
 初心者冒険者に良くあるような抜け漏れだった。
 それでも、余裕を崩さずに、燕尾服姿の少女は、あはん、とゴブリンを挑発するように手を伸ばし、手招きして見せていた。