2024/11/23 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 「妖精の泉」」にレザンさんが現れました。
■レザン > 泉の周囲をふよふよと漂う手乗りサイズの妖精。
野営や水浴びにくる人間を待ち構えて、魔法でいたずらを仕掛けようと目論んでいるのだ。
この妖精──レザンにとっていたずらとは命がけのライフワークである。捕まって逆襲されることもよくある。
「さすがにこう寒いとわざわざ水浴びに来る連中も少ないかな?」
気まぐれにほとりに降り立って、つまさきでちゃぷちゃぷと水に触れたり、
梢に飛び立ったりを繰り返している。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 「妖精の泉」」にミルラさんが現れました。
■ミルラ > (冬場になると冷たい空気が泉付近から流れてきて、鼻先や白い頬がほんのりと赤くなる。
厚手のローブタイプのジャケットを着込んで大き目の鞄を肩にかけて、泉の傍へと近づいていくのは一人の少女。
泉にやってきた目的はもちろんこの泉の水で、依頼を受けて泉の水を回収して届けることで。
泉のほとりへと辿りつけば、ふよふよと浮かぶ小さな影に気付いただろうか。
妖精の泉、という名に相応しく、妖精だろうかと目を凝らすように見つめる。
近づいて顔を見れば、元の姿の時に出会った悪戯好きの妖精だと気づくかもしれない。
向こうからすれば騎士の男とは性別が変わっている自分に気付くかどうかはわからない。
とは言え、最後に会ったのは春先だったので、そもそも覚えているかというところだが。)
「…………」
(どうしたものか、と漂う彼の小さな姿を視線で追ってしまって、目が離せず佇んでいる。)
■レザン > 今日は誰も来ないかな~適当に街道にでも出るかあ、
人にいたずらするのもいいけど羊をさらうのもいいかもな。
などと思っていた矢先、人影──少女の姿を認める。
それに見つかってしまったことに気づき、特に逃げも隠れもせず、
鼻先へと飛んでいく。
冬だというのに、妖精は春のときと格好はそう変わらない。
「よお。お嬢さん。こんなところで一人でどうした?
──っていうか、前にどっかで会ったっけ?」
平然とした様子で話しかける非日常の存在。
実際どこかで会っているのだが、雑なナンパのような語りかけになった。
■ミルラ > 「っ! ……えっと、泉の水を汲みに…。いえ、えっと……ない、んじゃない、かな」
(ひゅい、と羽を羽ばたかせて飛んでくる小さな姿に目を見開いて驚いて、一歩下がる。
見た目の風貌もあまり変わった様子はなく、サイズもずっと小さいまま。
冬が近い森の中でもノースリーブにへそ出しという衣装は寒くないのかと思ってしまうが。
それはそうと、平然と問いかけられた言葉には鞄に手を置いてここに来た要件を伝えつつも、
警戒するような強張りと共に、あまり慣れていない嘘を吐いては視線を彷徨わせて。)
「……ええと、君は、ここで何を?」
(彼がかけた魔法はまだ残滓くらいは残ってるかもしれないが、
それで同一人物と繋げられるかは別の話。
気づかれないようにと思いつつ用事を済ませようと膝をついて鞄から透明な瓶を取り出して蓋を開け。
彼のサイズくらいならすっぽりと入ってしまいそうなサイズのソレで、泉の水を掬おうと。)