2024/09/17 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 「妖精の泉」」にエウヘニアさんが現れました。
エウヘニア > 今宵も、泉の魔力を帯びた水の採取に訪れている。
ただ、今日はあえて夜になるように時間を選んだ。前回のことを思えばこの時間帯に妖精はいないというのと。

「───やっぱり、綺麗」

散歩感覚で訪れるような場所じゃないのは承知してはいるけれど、このあたりであればまだ己でも対処可能な野生の獣だとかのほうが多い。
各種厄除け用の粉末は備えてあるし、香より即効性の精油もある。だからと言うわけじゃないけれど。
ごく簡単な野営のための焚火台を組み上げて、泉に映る月を愛でていた。

焚火にかけた携帯用のケトルから立ち上る湯気。カップには野草の茶葉。
風味の良い実を一つ落として。
この時期は森の恵みも多いなあなんて考えながら。
さすがに夜を明かすつもりはない、ただ採取だけで通り過ぎるにはもったいない場所だと思ったからそうしていた。

エウヘニア > それからまだしばらくは、焚火の焚き付けの爆ぜる音。湯気がゆらゆら揺れて立ち上るのが泉の畔で続いたのだろう。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 「妖精の泉」」からエウヘニアさんが去りました。