2024/09/04 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 洞窟」にファルスィークさんが現れました。
■ファルスィーク > 街道から外れた森林地帯の中に存在する洞窟は、避暑の為に立ち寄った散策の途中に見つけた…とは言っても、己の魔力探知に反応があったからではあるが。
入り口からは、ひんやりと涼しい空気が流れ出てくるのは、風の通りがあるという事なのだろう。
無論、中は漆黒の闇となっており、まだ夏を思わせる木漏れ日もあって、余計に闇が深く感じられた。
「ふむ………反応は中からか。
場所は、この辺りになるな」
呟く独り言は、周囲の状態を確認しつつ、取り出した地図を広げれば、現在地を確認しながらペンで×の印をつけていく。
地図を畳んでしまいなおし、代わりに取り出した羊皮紙は左手に。
懐から水晶柱を取り出すと、魔力を込めれば青白く輝き始めながら空中に浮いたのを確認し、中へ足を踏み入れていった。
「手書きでのマッピングは面倒だな。
…今度、自動地図記載の術でも組むようにしてみるか…」
手が塞がってしまう不便さを考えれば、そんな術があれば便利かもしれないと思っての独り言。
感じた魔力の方向をは把握しており……そのまま中を慎重に進んでいく。
足元には、何者かが出入りした痕跡が残されているのが見受けられ、一瞥した後に足音を立てない様にしつつ。
■ファルスィーク > 入り口は多少狭かったが中に入れば広く、立って歩けるほどの高さはあるが、人工物ではなく天然の洞窟らしく、土の匂いが強く湿度もそれなりに。
だが進むごとにそれも無くなり岩肌へと変化していく。
「…風穴…か」
奥はまだ続いているようで、魔力の反応もこの先にある。
暗闇の中に人影は消えていき――。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 洞窟」からファルスィークさんが去りました。