2024/07/20 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」にエレイさんが現れました。
エレイ > ──夜。

森の中のちょっとした広場になっている場所で、焚き火をしている金髪の男が一人。
焚き火の上で鍋に火を掛け、スープらしきものを調理している様子。

その傍らには、銀色のテントが一つ張られている。
テントの金属質な銀色の表面は、焚き火の光を反射して周囲を明るく照らしており、
遠くからでもかなり目立つだろう。

やがてそのテントの出入り口から、のそりと人影が姿を表す。
それを受け、男はゆるりと首を向けて笑みを浮かべ。

「──おっ。お目覚めかね?」

なんて、気安く声をかけた。
そこにいたのは男に最初から同行していた者か、あるいは森林内で男に救助でもされたりした誰かか──。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」からエレイさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にアイリースさんが現れました。
アイリース > 「ふぅ……こんなものかな?」

 背負い籠の中身を見て汗を拭う。
 冒険者として請け負った採取依頼のついでに、自分用にと薬草をはじめとした錬金術の素材になりそうなものを確認する。

「やだ、いつの間にこんなところまで……」

 辺りを見回せば思ったよりも森の深いところまで入り込んでいて鬱蒼とした茂みや木々に驚く。
 街道から外れれば外れるほど危険なのはわかっているから、森での採取と言ってもそんな深くまで入り込むつもりはなかったのだが……。

「まぁいいか。もう帰るだけだし」

 そう言って気負うことなく籠を背負って歩き出す。
 冒険者と言っても新米であり、近接戦闘には不向きな彼女が無事に森を抜け、街まで到着できるかは運次第だろう。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からアイリースさんが去りました。