2024/06/23 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 洞窟」に虹石の獣さんが現れました。
虹石の獣 > (洞窟の中には様々な物が残されて居る事が在る
例えば鉱物を始めとする貴重な資源、素材。 誰が持ち込んだか知れぬ財宝。
冒険者にとって其れ等は、一獲千金を狙う上で垂涎の品で在ろう
故に、確証無くとも怪しげな洞窟を見つければ、時に人は好奇心に惹かれて潜るのだ

――とは言え、そんな事は獣の知った事ではない。
人間にとっては価値の有る物であっても、獣に立っては只の物だ。
例え其れが、自らが寝床にした洞窟の壁際に積まれて居るとしても。

蔦が渦巻き、形成された寝床に伏せ、獣は静かに居眠りをして居る
時折、しゅるりと動く尾は、眠りの浅さを示して居るのだろうが
生態の殆ど知られて居ない獣を、観察した所で判る事は多くあるまい。)

「――――――クゥルルルル……。」

(洞窟は決して狭くはない。 集会所と言われても不思議はない程。
獣は相変わらず、平穏に唯、其処に住み着いて居ると言うだけ
――だが、其の存在が周囲へと影響を与えて居るのは避けられぬ
ただ、其処に居るだけで。 狼などの肉食の獣が、避ける様に其の居場所を変える
場合によっては、人里近くに影響を及ぼす事だってあろう

獣は、決して狂暴では無い。 だが、脅威である事を人の側からは、否定なぞ出来ないのだ)。

虹石の獣 > (獣が其処に居る限り、小さな、されど変化は続く
其れが、人にとって無視出来ぬ物となるまでは
ただ静かに、其処に有り続けるのだ――)

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 洞窟」から虹石の獣さんが去りました。