2024/06/12 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 「妖精の泉」」にファルスィークさんが現れました。
ファルスィーク > 森の中にある澄んだ泉の水は貴重である為に、時折、採取に足を運ぶことがある。
夜になれば、水が淡く発光するという幻想的な光景も見える事も、ここを訪れる理由の一つでもあった。
今宵は月明りもあるので、よりそれは映える光景となろう。
開けた場所でもあるし、夜の闇は薄く光源には困らず。

用意した水筒へ水を汲み終わると栓をした後、泉から少し離れたところに腰を下ろして見上げる空には星が輝いていた。
夜の森は特に静かであり、音を立てるものと言えば森の中から、フクロウ等の鳴き声が遠く聞こえる程度か。
葡萄酒の入ったボトルを取り出すと、そんな景色を愛でながら酒を楽しむ。

ファルスィーク > 「十分美しくはあるが、妖精か蛍でも飛んでいれば、より酒が美味くなるだろうな」

加えて、美女が居れば言う事はないんだが…。と呟いた独り言も夜の帳に吸い込まれて消えた。
周囲には何か敵意や害意を向ける存在もなく、ただ静かに時間が過ぎていくのみ。
それに伴い、月や星の位置も変化する。
そんな自然の移ろいは、美味い肴に匹敵するものであり……葡萄酒に時折口をつけ眺めていた。
リュートでも持って来ればよかったかと、今更ながらに思う事もあったが…今宵は、今を楽しむばかり。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 「妖精の泉」」からファルスィークさんが去りました。