2024/06/09 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にゴーズさんが現れました。
■ゴーズ > 幾ら王都より然程離れていなくとも、整備された街道を離れてしまえばそこには獣に魔性にとが棲息する自然区域。何が潜んでいてもおかしくはない。
ただ、中には潜む事すらせず堂々と、妙に人間臭い営みを送るミレー族ともまた異なる生態の獣人、人によっては魔物と分類する者が居たりする。
「んもっ」
はぐ、と良く火で炙った串焼き獣肉を自然区域の一部拓けた場所で行っていた焚き火より手掴みで持ち上げてから大口に運び一口。
もぐもぐとまだ硬さの残る獣肉ながら締めたての鮮度に優るものはないと味を噛みしめながらまた一口。
傍に置いていた人間が使っていた塩の入った小瓶を摘めば、パッパッと獣肉の断面図に振り掛けまた一口。
にま、と口内に広がる普通に肉を喰らうだけでは味わえない塩味に上機嫌に口を笑みにゆがめれば食欲が増進され次から次にと肉に食らいついて。
今日も己が勝者であり食らう側になったが、明日には逆に敗者となり喰われる側になるかもしれない。
だが、それは明日の話であり今日ではない。その筈である。例えば、うっかり無防備に食べている隙に後ろから襲われるとかそんな馬鹿な話でもなければ。
■ゴーズ > 腹が満たされれば眠気が襲ってくる。
三大欲求に忠実な牛頭は火を消し忘れないうちに焚き火を消化してから草の寝台に寝そべり、大きく欠伸をしてから眠りに就いて。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からゴーズさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 野営地」にカルムさんが現れました。
■カルム > (冒険者達が集まる野営地のうち一つ、森の中、闇を切り取るような、光は、焚火の光。
ぱちぱち、ぱちぱち、と小枝が燃えて、薪を焼いて熱と光を作りだしている。
焚火を熾しているのは、一人の冒険者で、前衛系と見えるだろう、コンポジットアーマーを身に付けている。
その傍らにはバトルアクスが置いてある。
焚火の上には鍋があり、暖かなスープがくつくつと煮立っていて、その周囲には、近くの川原で取れたであろう魚が焼かれている。
それは、もうすぐ食事が出来そうだという事を示している。)
「――――。」
(野営地焚火の近くには、冒険者達が作ったであろうログハウスがあり、其処の方に冒険者は―――カルムは視線を向ける。
声を出して呼んだりしないのは、此処が野営地だから、である。
一応の安全は有っても、確実ではない、声をあげる事によって、ゴブリン程度なら兎も角オーガだの、魔獣だのが来ないとも限らない。
だからここは敢えて、男は誰かが気が付くだろう事に期待する。
そもそも、飯時だし、飯番が作っているのも、ログハウスからも見れるだろう、食事が欲しければ出てくるだろう。
今回は、パーティでの依頼でもある、即席のチームであるが、仲間は仲間だ。
取り合えず、木の匙で、鍋のスープの味見をば一つ。)
「……ああ、いい塩梅だな。
願わくば、肉があれば、新鮮なのがなぁ……。」
(冒険者の旅糧は、基本的に保存食だし、栄養価優先で味は二の次。
だからこそ、新鮮な猪の肉とかが欲しくなるが、流石に夜の夜中に狩りに行くというのもナンセンス。
そも、依頼の趣旨から離れてもしまう、レンジャーだのが動いてくれない限りは、と言う物だ。
まあ、ない物を気にしても仕方がないので、飯、飯と食事に気をやる事にする。
現実逃避という事勿れ、だ。)