2024/04/18 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」に0番さんが現れました。
0番 > 「…………」

メグメールの自然地帯を、一糸まとわぬ姿でひたすら彷徨い歩くモノがいた。

己や他の奴隷たちがぎゅうぎゅう詰めにされた馬車が突如燃え上がり、蜘蛛の子を散らすようにして
商人も奴隷たちも散り散りになってからは人とすれ違う事はあっても、彼女が保護される事はなかった。

己の異様な姿に驚愕して避ける者、
後ろ姿を見て声をかければ、女には存在しないはずの異形に気付き怯んで逃げる者……
何とか意思疎通を試みるも、知性がほぼ残っていない女を諦める者……

結局のところ、長らく繁殖用の奴隷として心身ともに歪に仕立て上げられた女は野に身を置くほかなかった。


「……んっぐ、んじゅる……」

裸身のまま、川辺へ四つん這いとなり、流水をごくごくと喉へ流し込む様はもはや動物。
何日も身を清められる事もなく、食べるものもなかった女は、改造された肉体の丈夫さだけで何とか凌いでいる有様だった。

食事はおろか、日常のように繰り返された”生殖行為”すら相手に巡り会えずじまい。
生命ある者としての本能で、常に繁殖の為の性器……ズル剥けの太く厳かな肉棒は未だ猛りを失っていないが、
徐々に己の中の何かが弱っていくのを確かに感じている。

主が居なくなった今、野生生物の如く食事……そして、繁殖相手を探し続ける。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」から0番さんが去りました。