2024/03/10 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 「妖精の泉」」にサフィルさんが現れました。
■サフィル > 「さぁてぇ~、一体どこにいるんでしょうねぇ」
貴族の何女様だかの冒険者が自然地帯で行方不明となった。
冒険者としては良くある話だが、その何女様の祖父が親より権力を持っていて
その何女様を溺愛しているらしく何としても捜索してほしいと依頼を受けて
物見遊山がてらにゆったりと歩いていく。
オーガ、ジャイアントセンチピード、ヒュージスライム。
普通の魔物には出くわすが難のある敵には出くわさず、素材にも興味がない為、
結果肉片が散乱することとなく。
その臭いも、死も、光景も、人がもたらす自然の摂理なのだと
子供の頃に聞いた歌を口ずさみながら歩みを進めていく。
「今日中に見つかるんでしょうかぁ~」
見つからなかった時の言い訳も考えながら、泉へと至って。
■サフィル > 標的を探して森に消えていく―
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 「妖精の泉」」からサフィルさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 自由記入」にゴーザさんが現れました。
■ゴーザ > さて、魔族にも色々なモノがいる。
今回はいわゆる「食」を必要とするか否かで分けたいと思う。
今、滅多に人の寄り付かない場所で鹿の丸焼きなどしている身の丈3mほどの白い魔族は、
食を絶ったところで「飢え」はしないが「空腹」は感じるという、何とも都合のいい生態をしている。
ここより一時間ほど歩いた場所で仕留めた獲物である鹿の内臓はその場に深く埋め、
皮と頭は落として剥ぎ取り、今はその身を焼いている焚火のそばの木に無造作に引っかけられている。
そして鹿の体にそのあたりの木を適当に折って捩じ込み、ぐるぐると火の上で回している
本人はと言うと、
「~~~~~♪」
・・・呑気に鼻歌など歌っている始末である。
と言っても、敵意持ったモノが近づいてくるのなら気配で察する事の出来るのだから、
下手に気を張っていても仕方ないし、万が一気配を消してまでこの魔族と闘おうとするような
物好きがいるのなら、それはそれで有り難く対峙させてもらうつもりで。
つまりはまあ、今のところ楽しみしかないのが現状で、なればこそ上機嫌にもなろうと言うもの。
■ゴーザ > じゅっ。
焼かれている最中の鹿肉から油交じりの肉汁が滴り落ちて、油の焦げる匂いと音を辺りに振りまく。
鹿の体見事に貫いた棒の片端持って、それなりに調子の合った鼻歌などしていた魔族は
鼻らしきものの見当たらぬ顔ながら、僅かに顔顰めて。
「・・・うむ、こっちはこんなものか。もう半分もそう長くはかからんだろう」
念のためにと肉の表面の焦げ具合確かめてから、両手で鹿の向きを変えて再び焼き始め。
しばらくするとまた鼻歌歌い始めるが、先程とは違う歌の様で大きな体リズミカルに
左右に振り始め。