2024/02/19 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からコルネさんが去りました。
■メアリ > 【中断】
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からメアリさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 野営地」にサウロさんが現れました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 野営地」にサウロさんが現れました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 野営地」にサウロさんが現れました。
■サウロ > (メグメールの各所、複数に点在する野営地の一つ。
鬱蒼とした森の奥にある小さな小屋は一体だれがいつ建てたのかはわからないが、休息地としては人気のある場所。
屋根と床、壁がある。それだけで雨風を防いで横になって休めるのだから、ありがたいというしかない。
とくに、風が吹き荒れ、雨脚が強まっている今などは、天の助けのようだと思った。
濡れた鎧を外して、ジャケットを脱ぐ。武器はすぐ取れる場所においた。
インナーシャツも脱いで絞り水気を少しでも払うようにパンッパンッと払う。
鍛えた上半身を露わに、下も脱ごうかと悩んで、レギンスを外すだけにしておいた。)
「春の風にしては、冷たい雨もセットとは……」
(突風と呼んでもいい強い風が吹く季節が近いとは言え、雨も一緒では肌寒く冷たい。
荷物からタオルを出して拭き、鎧の整備もしながら時間をすごそうと硬い床に腰を下ろす。
雨脚が少しでも弱まるのを待っていた──。)
■サウロ > (なかなか雨が弱まる気配がない。
というよりはより一層、風が強くなっている気がする。
風の音を聞きながら、薄暗くなっていく部屋に備え付けられているウォールランプに魔力を注ぐ。
魔石タイプで助かった。ほんのりと明るくなるが、間接照明では少し心許ない灯りかもしれない。)
「体を冷やすのはよくないとは思うが……」
(休める時には休むべきだろうと、軽いストレッチで体を解してから、外套を羽織って首から巻き付ける。
ランプの下の壁に寄り掛かり、正面に扉を見据えながら、目を軽く伏せた。)
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 野営地」にフラゥラさんが現れました。
■フラゥラ > (突風。ひときわ強く打ちつけるかのそれに扉が軋み─── ひらいたのは、突然のこと。雨が舞い、冷涼が忍び込み。
─────────薫風が、すべりこむ。)
「 ─────────……… 」
(そこに、ふぅわりと入り込む、誰かがあった。
頭から全身を、マント───もとい襤褸布で覆い隠し。胸元で掻き合わせ)
「 …… 」
(素足が、蹈鞴を踏む。びちゃ、ぱちゃ。 水が鳴った。)
■サウロ > 「……!」
(雨の匂いに混じる、どこからかいい匂いが鼻孔を掠めた。
目を伏せているからだろうか、聴覚も嗅覚も、僅かに鋭敏に反応する。
突風と共に開いた扉から、雨と風が入り込んで、ランプの火をかき消した。
薄暗い闇が小さな小屋の中に広がる。花の香りも一緒に。
伏せていた目を見開いて手に取った長剣を引き抜くと同時に立ち上がり、
外套を落として、その切っ先を扉から入り込んだ存在へと向ける。
其方から見れば、暗がりの向こうから上半身を露出させた青年が剣を向けてきた、と見れるだろう。)
「……、……人?」
(入り込んだ気配は人ではない何かだった気がした。
だから剣を抜いた。魔物の類かと。
しかし目の前にいるのは、襤褸布を頭から被った女性だった。
雨に濡れ、床を濡らす素足。女性らしい肉付きが布越しでも伝わってくる。
どうしてこんなところに、こんな格好で?
疑問に思ったが、ひとまず抜き身の剣をしゅるりと鞘に戻す。)
「……大丈夫ですか? とにかく、中へ」
■フラゥラ > (風が、ひかりを消した。消灯の残滓に銀線が燦めく。
人影は、───佇んでいた。吃驚した、にしては愚鈍にただ、佇んでいた。水溜まりを引き連れて。)
「……、──────……」
(そして、多分瞬いた。目深に被った襤褸の内側で。ビー玉のような艶めきが一度。
頭巾からしっとりと零れた、春の若草を凝集したような彩の、長い髪。)
「 ひと? 」
女は反芻した。
ひた、ぱた。瞬いたのはその眸。睫毛に水滴纏わせて、──先客の存在をひとみに映し。
剣が仕舞われたのを気にしたのかどうか。
─── よた。ぺた。 室内へ。歩みに襤褸から覗く、真白い脹ら脛。)
「───… ひと。」
(男の、前へと立つ。貌を、その容貌を覗き込むようにして、小頚を傾ぐ。
妙齢の───女、だ。恐らく相手よりも年上だろう。ただ、どこか、酷くあやうい。
襤褸を掻き寄せていた女の繊手が、布より外れ。相手の頬を包むよに、のびて。
そのまま押し倒し、組み敷かん勢いに自重を預け、身を寄せてゆくだろう。
あまく馨しい、噎せ返るよな花の匂いと一緒に。)
「──────…、」
(ふ。───女はわらった。襤褸が床に、べしゃりと落ちる。女は、一糸纏わぬ裸身を晒し)
■サウロ > (どこか異質な気配がする。
ただの女性、と捉えるべきなのか、だとしても何らかの事情がありそうな。
人気のない野営地の小屋に、襤褸布だけを纏ってきている時点で十分、訳ありだ。
剣をしまったのを見て、ぺたぺたと床を歩く音がする。
中に入ったのを見て、扉を閉めようとこちらも近づいた矢先のことだった。
ひと、と。呟いて、目の前に立って、首を傾ぐ女性を僅かに見下ろす。
透き通るビー玉のような瞳。長い髪から滴る水滴。
おそらくは自身より年上と見れる外見ではあるが、雰囲気が、普通とは違ってどこか危うい。
深くなっていく疑念に整った眉を顰めながらも、扉を閉める為に脇を通ろうとして──。)
「待っててください、明かりもすぐにつけて……ッ、!?」
(言葉は最後まで紡ぐ前に途切れた。
頬に伸びた白い手が頬に触れた瞬間に香る甘くも香しい匂い。
凭れかかるように全体重をかけてこようとする彼女に、反射で手を伸ばして支えようとして。
柔肌が触れる。
襤褸布の下に布地は一切なく、その豊かな二つの膨らみが滑らかに肌に押しあたって、
そのまま床に剣を落とし、噎せ返るほどの花の匂いを纏わせた女性に表情も体も固まって、尻もちをつく形になった。
ぎしっと床を軋ませ、暗がりの中でも確かにわかる一糸纏わぬ裸身の女性に圧し掛かられる形で、
両手が行き場を失っていた。
何が起きてるのか、何故全裸なのか、混乱する頭に届くのは芳醇なあまい香りばかり。
くらりと酩酊するように、込み上げてくる熱にごくりと息を呑む音が、彼女の笑い声と重なっただろうか。)
■フラゥラ > (雨。外気が湿り、夜闇が潤む。枝葉に、膚に、染みわたる。
こういう夜は、ただ、そこに在るだけで満ちる。
風雨荒ぶに任せて気儘に彷徨っていた、ところ。窓灯りに誘われ、気紛れに開いた扉向こう。
見つけた思いがけぬ「ヒト」に、嬉しくなったのだ。つまりは、───上機嫌だったわけである。
故に、飼い主に再会した猫めいて、女は見知らぬ男を組み敷いた。
びしゃ、ぱた。 男に降る水滴。
翳を背負う、重く撓む乳房。娼婦の如く、熟れた肢体の真白さと───甘い甘い、花蜜の匂い。
「 ぽた。 ぱた。 ぽた。 ───… ふふ。」
稚児のように水音を唇が真似て、またわらう。
水滴を辿るように、女の指が、混乱を極めているだろう男の精悍な若い貌に触れる。
頬に、くちびるに。無遠慮に、まるでその輪郭を確かめるようにぺたぺたと指腹でさわり。
柔く厚ぼったい唇が、 ちゅる… っ。頬に付着したその水気を啜らんとした。
灯りはまだ、つかない。暗がりで見通せるは此処迄。あとは風雨に閉ざされて──。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 野営地」からフラゥラさんが去りました。
■サウロ > 【移動します】
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 野営地」からサウロさんが去りました。