2024/02/06 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にコルネさんが現れました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にメアリさんが現れました。
■コルネ > メグメール自然地帯の一角、木立の中の小さな広場、その周りは濃い薮が生え少しだけ風を遮っている。
色々な人間が野営をした痕跡の有るそんな場所。
広場の真ん中に焚火を焚き、其の上に長い足の三脚を置き、其処からポットを吊るす。
沸いた湯をコップへ注ぎ、挽いてあったコーヒー豆を溶かす。
「はぁ…数ばかりの相手だったな、俺じゃなくなくても中級冒険者数人でよかたっんじゃねぇかな」
そんなコーヒーを飲みつつ口から出るのは、愚痴である。
冒険者としての依頼、中規模の群れを作った下級妖魔の殲滅だったのだが。
依頼を出したのは国、そして指名依頼と着ていた、普通なら愚痴の通りの人選がされるだろう。
けれど、コルネ一人の方が報酬は安くなり、差額が依頼を発注した役人に入るのだろう。
だからこそ、依頼も終わり帰り道での野営中、飯も食い終わった後で。
椅子代わりの枯れ枝に座りながら、コーヒーを啜りつつ愚痴っているのだ。
依頼を受けたのは、自分一人なのでテントは無く、一応の寝床用として厚めのマントと毛布が近くに置いてあり。
その他には焚火を絶やさない為の薪が一山積まれている感じである。
■メアリ > 顔見知りの紹介でやってきた仕事はとある男を尾行し弱みを探ってこいというもの。
普段ならば請け負わずに他を当たってくださいと早々断るような内容だったが、仲介している人物が人物で、致し方なく引き受けたのが少し前の話。
外套を纏いフードを目深に被った女は気配を消しながら木陰に隠れ、少し先に居る巨躯の男の様子を伺いながら先日の出来事を思い出し小さくため息を零した。
ここしばらく男が街中に居る間や仕事で国外に出てからなど、数日に分けて後をつけ動向を探ってはいたものの、弱みになりそうな行いは一切見られない。
男の生まれは特殊なものだろうが、こう見ていればいたって普通の冒険者。
先日の戦い方を見ていれば、ひとりでそれなりの戦力も持ち合わせている優秀な人材だと分かる。
だが、それだけ。
そもそも後をつけただけでボロが出る相手なのだろうかなどと思いながら、変わらず視線の先は広場の方へと向けて……
■コルネ > 愚痴を零しながら考えるのはここ最近の同行者。
姿を見てはいないが、偶に気配だけは感じる事があり、気にはなっていた。
とはいえ、その気配も此方を観察するような感じなので放置をしていたのだが。
街中などと違い、ここはそもそも他に人もおらず、その気配も感じやすい。
雑魚相手とは言え戦いの後であり、どこか高揚した気分な事も手伝って。
「なぁ、最近近くにいる誰かさん、寒くないか?」
悪戯込みで、そんな声を掛けてみる。
とはいえ、近くにいるだろうくらいの感知力なので、独り言が大きくなった程度の声。
しかも方向は指定せず、要するにどこに潜んでいるかは分かっていないのだ。
相手が殺気を向けて居れば、其処まで特定も出来たのだろう、戦闘特化の能力は一応伊達ではない。
「こっち着てくれれば、コーヒー位はおごるんだけどねぇ」
と、更に独り言の様な語りかけは続き、その声と共にポットの中で沸くお湯の音が広場に響く。
■メアリ > 「!!」
不意に男に声を掛けられ、少しばかり驚き目を丸める。
勿論男を仕留めるために後をつけている訳ではないから殺気などはなく、それどころか気配も消していた筈なのだが……
話しぶりから数日前から勘付かれていたらしいが、幸い何処に潜んでいるかは分からない様子にどう出るか迷いが生まれる。
お茶に誘われ素直に出ていくほど馬鹿ではない。しかしこの状態からの継続は不可に近いだろう。
こうなっては仕方がないと一度出直す事に決め、踵を返すのだが……
ここで一瞬の詰めの甘さが生じる。
並みの冒険者では決して気付くことのない隠密、それがバレてしまったことに内心僅かに動揺してしまったせいか、足音は立てずとも消していた気配が僅かながら揺らぐ。
女はどう立て直すかと先のことを考えており、その事実に気が付いていない……
■コルネ > 声を掛けた事で慌てたのか、誘いか。
此処暫くで始めて、確実に居る方向を認識する。
相手の技術に感心しつつも、荷物からロープを引っ付かむと、遠ざかろうとする気配に向かって走り出す。
探られるのも構わないし、それで今更どうにかされるわけでもない。
とはいえ、探られれば邪魔ではあるし、今後を考えれば雇われなのか、どこかの家の者かは知りたい。
雇われならどこに、だれに雇われたか、等を知って置けば何かあった時の手札にできるだろう。
「まぁ、待てって…はずかしがりさんか、誰かさんは?」
身体強化を発動し、一気に距離を稼ぐ。
疲労軽減の魔法もかかっているので、短距離の速度で長距離を走れるというある意味で反則仕様。
更に半魔であるため、魔力は高く、夜目も効くのだ。
近くにいた密偵が逃げ切る前に追いつける可能性は高いだろう。
追いつき捕らえられたなら、ロープで括ってこの広場に連行する腹つもりである。
抵抗するようなら、当然それを鎮圧する動きに入るだろう。
■メアリ > 「!?」
その場を立ち去ろうとした途端、男があり得ない速さで一気に距離を詰めてきたことに驚き
反射的に距離を取ろうと振り返りながら地面を蹴るも、生憎木々が生い茂る自然の中故に
男から逃げる時間を稼げるほどの距離を保つことは出来ない。
きっと一瞬で取った距離も身体を強化した男にとっては詰めるのも容易いか。
すぐ傍まで来たターゲットを目視すれば、すぐさま体制を立て直しつつ捕獲を目論む男の横腹めがけて素早い蹴りを打ち込む。
男からしてみれば一見小柄な追跡者だが、それに見合わないほどの重みがその蹴りには乗せられており、依頼で討伐してきたであろう妖魔達の比ではない。
■コルネ > 距離を詰めた相手の行動は、抵抗。
自分から見れば小柄な相手、とはいえ男性でも密偵であれば小柄な事は多い。
放たれる蹴り脚の長さと速さを見るに、小柄とはいえ力は強そうだと判断する。
距離を取りたいであろう相手の思惑を考えて、敢えて距離を詰める。
「っ…!」
伸びきらない足での蹴りは威力が減衰する、のだが。
思った以上に蹴り脚は重く…力を籠める事でギリギリで受け止め、即時治癒により打撲が修復されていく。
普通の密偵かと思えば戦闘力も高いとは厄介だな、と頭の隅で考えつつ。
受け止めた蹴り脚を掴もうと手を伸ばす。
手から逃げれば、その分行動が遅れるかな、とそんな考えではある。
とはいえ捕まえられればという思いもきちんとある…のだが。
更なる抵抗に注意するために、不意の攻撃を受けても耐えられるようある程度の心づもりをして。
■メアリ > 男の思う通り伸びきらない足での蹴りは多少威力は減少するも、それにしても威力は十分過ぎるほどにある。
「……ッ!」
打ち込んだ蹴りは手応えこそあったものの、受け止められるどころかふらつきもせずダメージを負った雰囲気はない。
これはまずいと瞬時に理解したところで、足を掴もうとする手の存在に気が付き慌てて足をひっこめた。
手から逃れたことにより生じる一瞬の遅れ、一歩背後に下がれば腰に提げたサーベルに手をかけるも
依頼時にターゲットにはくれぐれも危害を加えないようにと言いつけを受けていたことを思い出し
剣を引き抜こうとした手がぴくりと止まる。
先程うっかり蹴りを入れてしまったが、効いた様子もないのでノーカン……と自分に言い訳しながら
どうここから逃げ出すか、と思案しつつじりじりと背後へ足を引きずりながら引き下がる。
■コルネ > 足が引かれ、相手の手が腰に伸びた後、不自然にその手が止まる。
一瞬不思議に思いつつ。
「なんだ、誰かさんは縛りプレイでもさせられてるのか?」
結局抜く事をしない事に、揶揄う様に試す様に声を掛け。
足を掴めなかった事を内心で舌打ちしながら、思考を切り替える。
今の手持ちは、ロープに小柄程度、木立の中では主武装である斬馬刀は振るうには長すぎる。
脇差は置いたままだったのだ、物質操作も覚えとけばよかったかとちらっと考えつつ。
袂から小柄を取り出し、避けるであろう速度で放つ。
同時に腕をを振るって、ロープを放つ。
そのままでは木の幹に引っ掛かりそうなところを手首の返しを使い、幹で曲げて相手へ絡ませようと動かす。
■メアリ > 「……」
その通りなので揶揄う言葉に返す言葉もない。
ターゲットの接触もなくただ後をつけるだけの簡単な仕事がなぜ自分の元へ来たのか……と甚だ疑問だった
その理由を理解しつつ、縛りによって動きようのないこの状況に歯がゆさを覚えるだろう。
男の袂から出てきた小柄を避けるも、明らかにそれは囮と瞬時に理解すれば、それをひらりと半身で躱しながら
本命であろう次の一手に視線を向ける。
ロープで捉える気だと気が付けば、それを回避はせずに大人しくロープに絡まれ捕獲される。
ロープ程度ならばいつでも素手で引きちぎって解くことは可能。
今ここで無理に逃げ出すよりも、男の隙を見計らって逃げ出す方が勝算はあると睨んだ。
「……」
捕縛されても抵抗する素振りはなく、目深に被ったフードの陰からじっと男の様子を伺っている
■コルネ > 「梃子摺らせてくれたなぁ…とりあえずさっきの所戻らせてもらうぞ」
ロープで縛り上げた相手を俵の様に持ち上げる。
腕に伝わる感触に、んん?、と思いつつも告げた通りに先ほどの広場に。
相手の足が速かったのと思ったより時間がかかったので少し距離はあったが。
そうして、焚火傍に着けば相手をとりあえずマントの上に放った後で。
そのフードをまくり上げて…じっと見つめた後。
「ん、ぁー…女か、んで…どこかの家の家人と、雇われとどっちか、って質問になるんだが答えるか?
あ、すこしだけ素直になれるの使わせて貰うかんな…男だったら問答無用で力業なんだがなぁ」
先ほどの蹴りの威力を考え、流石に足元からは近づかず。
頭の方から声を掛け、焚火傍に置いていた脇差を手に取って警戒は崩さず。
バックパックの中から、小さケースを取り出すとその中の軟膏を女性の鼻元へ少しだけ塗る。
香りと粘膜吸収で効果を発揮する弱めの媚薬、粘膜に塗ってはいないが香りは直。
仮に、其の塗る感触が気になって舐めれば、更に効果は増していくだろう。
何故持っていたかは、なんだかんだでこの国で生きているので手に入る機会も多く。
プレイで使う事もあったりするからだったりする。
■メアリ > 俵のように運ばれる間も変わらず抵抗はせず、無口なそれはまるで荷物。
ロープで縛られれば外套で隠れていた身体の凹凸も分かりやすくなり、男の腕に柔い感触を伝えたかもしれない。
「……女だからと力技に走らないとは、舐められたものですねぇ
その質問に易々と答えるとでも?」
フードを捲ればその下には若く美しい女の顔がある。
脚癖の悪い女なので足元から近づかないのは良い判断で……
マントの上に転がりながらも動じない姿を見せるのはそこそこ肝が据わっている証拠か。
双眸を細めながら男の動向を伺っていれば鼻元に何かを塗られ、鼻先をすんと揺らしながらその何かの匂いを嗅ぎつつ、怪訝そうに眉根を寄せている。
どこかで嗅いだことがある気がする匂い、毒か薬か、と疑えば得体の知れないそれを舐めるような真似はしない。
「……なんです、これ。……ッ」
不思議に思い問いかけた直後、媚薬によって強制的に身体はじわじわと熱を持ち始め、胸の奥が胸騒ぎを感じているかのように落ち着かなくなる。
その感覚には覚えがあり、塗られた薬の正体に勘付くと、嫌なものを塗られた……と思いながら奥歯をぎり、と噛みしめて
「貴方ただの冒険者でしょう?何故こんなものを持ち歩いているのです……」
■コルネ > ロープで縛られ浮かんだ凹凸に、ほうと吐息を吐いて。
「舐めてるというより、主義の問題だなぁ、そりゃ。
女を拷問する趣味はねぇし…いや、お前さんが殺気もってたらまたちがうんだが」
流石に殺意もって近づく相手にそんなことは考えない。
虐めるとかはありだけどなぁ、とそんな呟きが小さく聞こえるかもしれない。
「ん…きちんとした情報もらってないのか?
確かに基本は冒険者だけど、国軍の兵士でもあるしなぁ、魔族とか相手に尋問とかもするぞ」
今回に関しては、荷物の奥に何時だったか使った品が残っていた訳だが。
それについては詳しく言っても意味がないので、事実の部分だけを告げる。
そうしながら、薪の中から小枝を手にし、効果が表れているらしい女性の、首筋や耳裏等をつんつんと枝先で突いていく。
元来敏感と言われる部分ではなく、普段それほど意識しないが実はと言う部分を刺激し、女性の様子をじっと見つめ。
■メアリ > 「……」
男が魔族の血筋で王家とも関わりのある存在、というのは聞いていたがそれ以外は初耳。
国軍兵士で尚且つ魔族相手に尋問もする、と聞けば嫌な相手に捕まったと苦虫を噛み潰したような顔をする。
更にはこの仕事を持ってきた仲介人のにやけ顔を思い出しては若干殺気立つも、それもほんの一瞬のことで、気のせいと捉えられてもおかしくない。
「……ッ」
媚薬の効果で刺激に過敏になりつつある身体は、首筋や耳の裏を触れられると感覚に堪えるように眉根を寄せて唇を噤みながらも、その感覚から逃れるようにマントの上で身じろぐ。
媚薬を用いられるくらいならばまだ拷問で痛みを与えられる方がマシだった。
男にバレないようにこっそりと腕の力の入り具合、身体に巻き付くロープの感触を確かめると、媚薬に侵されながらもまだ引きちぎる程度の力は残っていると確信した。
あとは男の油断を誘うだけなのだが……と思いながら、震えた吐息を吐き出しつつこちらの様子を伺う男を睨む
■コルネ > 「そう睨むなって…その様子じゃ聞いて無かったッぽいな」
苦笑しつつ、睨む顔の美人を見つめる。
媚薬が効いている様子は、身じろぎや吐息からうかがえる。
とはいえ、それほど強い薬ではない、時間を掛けて反撃を受けるのもな、と考えつつ。
「ん-…その手の仕事専門て訳じゃなさそうだけどなぁ、お前さん」
気配を消す技術などは確かではあった、ただ腰に下げている武器がサーベルとなると専門の密偵とは思えない。
しかしながら、薬に対してもある程度は我慢している様子でもある。
「そんじゃ、もう少し強めてというか、言葉通り体に聞いてみるかね」
少し考えた後で、軟膏をさらに少量、紅を塗る様に唇に塗ってから。
指先を、膨らんだ胸の先端と思わしき場所へ押し付ける。
其処から、服からはみ出している乳房の上部を撫でて、ゆっくりと布地を引き、脱がそうとして。
■メアリ > 男の言葉に耳も傾けず、黙って脱走の機会を伺っている。
媚薬に耐性はないが生憎戦場で培った我慢強さを持ち合わせているため、多少媚薬で侵されたくらいじゃどうってことない。
男の指が乳房の上部を撫でると他者からの刺激が擽ったく感じ反射的に身体は強張る。
布地を引っ張られてその手が脱がそうと意志を持って動くのなら、胸の肉に食い込み引っかかっている
布は多少抵抗もあれど、脱がすには難しくもなく、たわわな胸が男の目前に晒される。
肌には戦場で負ったとみられる微かな傷跡が伺えるだろう
唯でさえ敏感な胸の先が媚薬により感度も増す中で外気に晒されれば、その刺激に思わず肩を震わせてしまい
「……どう扱おうが、話す気はございませんよ」
この状況でも尚取り乱す様子はなく、落ち着いた声色で語りながら男の目を真っすぐに見つめている。
そして視線を巡らせる。
先程見えた男の脇差、あれは今だ男の手が届く場所にあるのかと伺い……
■コルネ > 「強情な事だなぁ…まぁ薬使ってる俺が言う事じゃねぇけど。
もっとやばい薬とか持ってる相手だったらどうするきだったんだ?」
強弱はあれど、確かに薬を使っているという点で見ればそういうのの同類。
布地からこぼれたわたたな胸に視線が向いて。
そのまま、鷲掴みするように乳房を揉み解す。
その中で、気付いた微かな傷跡、其れを男のごつごつした指先でそっと撫でる。
「傷的には、傭兵か冒険者かね…密偵だとこういう傷受けてたら普通死んでるしなぁ」
大きな乳房を揉み、撫でる事で女性の快感を引き出そうとし。
さらに脱がすには、ロープをなどと考えて言うからか。
結果として、脇差からは気が反れており、此方が手に取るのには1、2テンポ遅れそうではある。
一応はロープの端は男の手の中にあり、大きな動きを見せれば制する為にそれを強く引く、程度はしそうではある。
■メアリ > 「やばい薬、ですか?その時はその時ですよ。……ンッ」
もしもの話に雑に返答をする女は男の指に乳房を揉まれ、先ほど首筋に触れていた時よりも明らかな反応を見せる。
頬は若干色付き始め、相貌も潤んでいる。
無理やりに熱を持たされた身体は確実に男の手によって快感を引き出され、苦し気に眉根を寄せながら歯を食いしばっていた。
「……ッ!」
媚薬が効き始める中、これ以上媚薬に侵されると逃げるための力も失ってしまうと案じれば
男の視線が胸元に向いている隙に両腕に力を込めてはロープを勢いよく引きちぎり、更には脚の力だけで起き上がっては脱走を図る。男の頭がちょうどいい位置にあれば額へ頭突きなどもかましてから起き上がるかもしれない。
傍にある脇差を蹴り飛ばせば、薬のせいで一瞬ふらつきながらもその場から脱出を図るも果たしてうまくいくか……
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からメアリさんが去りました。
■コルネ > 【中断】
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からコルネさんが去りました。