2024/01/09 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」にさんが現れました。
> メグメール平野部に広がる森林地帯。まれびとの道よりずうっと奥にある、うっそうと茂る木々と獣道を踏破した先で唐突にぽっかりと広がる花畑。調薬の原料になるものから其れそのものがそのまま薬効となる薬草に毒草の宝庫。道程は少々険しいが道中にはさほど危険がないため、体力に自信がそれなりあれば冒険者や或いは迷い込んだものでも辿り着けるだろう採取スポットの、一角で――

「ひっく」

スライムが酔っ払っていた。
鮮やかな水色に煌めきながらどろりと滴り落ちる髪と肌。
人型を取った時いまいち取り切れていないのはいつもだが、
あっちにふらふらこっちにふらふらと足はないが千鳥足だ。

「うぇ~~~い……」

手には椰子の実にそっくりなものが持たれている。通常のそれとは違って此れを割って出てくるのは、高純度の酒。酒豪でも一息に飲み干したら卒倒不可避といわれるようなものを、水分補給と思ってぱっくり割ってがぶ飲みし、倒れはしなかったが見事に酔っ払った。つまみはどこだぁー? おさけもってこぉーい。云々へろっへろな声を出しながらへろへろな足取りでそこらを右往左往し続けている。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」からさんが去りました。