2023/12/25 のログ
イオラ > 幸いにも、ここへと己を放り込んだ彼らが戻ってくる前に魔力は回復した。
そうとなれば四肢を拘束する物をから逃れるのは容易い。
自由になった手足を動かし、動きに支障がない事を確認すれば、然程焦った様子も無くその場を後に――。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 洞窟」からイオラさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」にエレイさんが現れました。
エレイ > ──夜。

森の中のちょっとした広場になっている場所で、焚き火をしている金髪の男が一人。
焚き火の上で鍋に火を掛け、スープらしきものを調理している様子。

その傍らには、銀色のテントが一つ張られている。
テントの金属質な銀色の表面は、焚き火の光を反射して周囲を明るく照らしており、
遠くからでもかなり目立つだろう。

やがてそのテントの出入り口から、のそりと人影が姿を表す。
それを受け、男はゆるりと首を向けて笑みを浮かべ。

「──おっ。お目覚めかね?」

なんて、気安く声をかけた。
そこにいたのは男に最初から同行していた者か、あるいは森林内で男に救助でもされたりした誰かか──。