2023/12/10 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 川辺」にスミデーさんが現れました。
スミデー > 「今日はここで夜営としゃれこむか。
戻ろうと思えば戻れるが、偶にはそういうのも悪くないしな」

(川辺の野営のしやすい場所で焚き火をしながら、下処理をして串に刺した川魚を焼いている。
椅子に腰かけ、後ろにはテントが設営されており、中には寝袋が置いてある。
他に誰もいないように見えて、樹の枝には見張りとしてフクロウ型の魔物を、地面の中にはワーム系の魔物を潜ませている)

「こうやって吊った魚を焼いて食べるっていうのも、時々するなら面白いんだよな。
焼きすぎるくらいに焼くのが好きなんだが、さて……上手に焼けてるかどうか」

(火に近すぎると焼けすぎて表面だけが焦げて中まで火が通っていなかったり、遠すぎるとそもそも中まで火が通らない。
適度な距離を保ち火の強さを調節する、シンプルながらも意外と難しい作業をのんびりと淡々と魚の向きを変えながら焼けるのを待っていた)

スミデー > 「明日は、水棲系の魔物で珍しいのがいるといいんだが……」

(パチパチパチパチと火が爆ぜる音を聞きながら、焼いた魚を一口。
熱さに口をほふほふさせながら、味わって食べると焼け具合は良好だった。
ただ、塩を振って味付けをしていたものの、まだ味が薄いと感じてもう少し塩を振ってまた一口。
それでようやく良い塩梅になったところで、準備しておいた弱い酒を口にして。
そうやって魚を食べ終えれば狼系の、夜行性の魔物を召喚して見張りに立てて、テントの中に入って寝袋に包まり、静かに眠りへと落ちていった)

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 川辺」からスミデーさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 洞窟 付近」にティアフェルさんが現れました。
ティアフェル >  ――冒険者ギルドで、ここいらに沸いたゴブリンが悪さをしているので片づける、という依頼を受けた。
 いくら雑魚でもヒーラー一人で巣の制圧というのはもちろん無茶な話。
 先にスカウトが先行していて、後から斬り込み役の前衛も駆けつけるので巣である洞窟の前で合流してから叩くように、と指示が下っていて。
 取り敢えずギルドで教えられた場所まで、地図を片手に森の奥へと分け入って辿り着いた、と思ったら―――

(斥候やられてるうゥゥゥゥゥ!?)

 洞窟の手前でゴブリン数匹に囲まれて斥候と見受けられる冒険者が倒れている光景を目の当たりにして思わず口を押え。胸中で叫んだ。
 声を出したら気づかれてしまうってことくらいはバカでもゴリラでも分かる。ので、代わりに心でショックな科白が大音量。

(ちょ、まっ……えぇえぇえ!? 斥候さーん!? 斥候さーん! 戦闘不能ですかァァァ!!)

 少し離れた茂みの陰でうつ伏せで昏倒している姿を観察するが――生きているのかこと切れているのか……それも分かり辛い。

 しかし、まだ息がある可能性がある――放ってはおけない。
 後から来るという前衛の人……はまだ来ていないか。

「いたりしないかな……。あの人やばいよ焦るぅ~」

 やきもきしながら一応辺りを見回して。気配を探った。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 洞窟 付近」にクロスさんが現れました。
クロス > (洞窟の手前には数匹のゴブリンがたむろっており、一人の冒険者と思われる人物が倒れている。
周りには人の姿もあまり見えず、気配も一人ぐらいのようであった。
このまま隠れ続ければ倒れている人物は魔物の餌食になるのは見えている未来だろう。)

「…めんどくせぇ」

(そんな様子を遠くから眺め、煙草をふかしながらため息交じりに煙を吐き出す。
近くにあった薬草やら調合材料となる物を詰め込んだ麻袋を担ぎ直してその洞窟まで走り出す。)

(その場に騒がしく甲冑が擦れ、揺れる音が響き渡る。
音のなる方を向けば銀色の甲冑を来たクロスが魔族の群れに向かって走っているのであった。
下級兵士、ほぼその場しのぎ程度の安物の鎧でも走るにはそれなりの筋力が必要な物を軽々しく走っていたのであった。)

「オラよっ!!」

(全力疾走で走り出せば群れの一匹に向かって体当たりを繰り出す。
甲冑の重量にクロスの脚力と速度が重なったタックル。
軽く頭蓋骨にはヒビを入らせるような突進を放っては群れの中心に洗われたのであった。)

ティアフェル > (遅いよ~まだぁ~? こうなったらわたしが行くしか、ないか…!)

 と待っても来ない、くる気配のない前衛に痺れを切らし。
 もうこのままではあの早々にやられちゃった斥候の人はロストしちゃう。
 ヒーラーだが、あいつら殴りに行くか…!?と決意してすく、と身を低くして隠れて居た茂みから立ち上がったその時。

「……え…?
 ぎゃっ……うわ、うわ、な……え? なに? 来た? 来たの……?!」

 突如ゴブリンの巣窟と化している現場に飛び出てくるように駆け出してきた長躯の何物かが殴りに行こうとしていたゴブリンをボコっていた。
 遅れて来た前衛が到着したかと目を見開いて取り敢えずその場で立ち尽くし、ぎゅ…と無意識にスタッフを握りしめ成り行きに目を瞠り。

 強襲を喰らった数匹のゴブリンは倒れている斥候から甲冑の冒険者へ集中し、奇声を上げて飛び掛かっていくのが見えた。

クロス > 「あ?誰か居んのか…?」

(茂みの方から立ち上がり、草が擦れる音がしてそちらの見た。
魔族のど真ん中に居ながらもよそ見をする行動をすれば、魔族であっても勝算を見出すかもしれないが、それは何も解決していないことに数秒後気付くことになる。)

「あぁ、うるせぇ…。」

(単純に飛び掛かるのであるならば麻袋をその場に落とし、両手を使えるようにする。
やってきた一匹ゴブリンの顔面を掴めば体を軽く捻り、もう片方で次の一匹を捕まえる。
最初に捕まえた奴はそのまま地面に投げ捨て、次の奴は回転を加えて、次のゴブリンへと返す。)

「甲冑だと動きずれぇな…。
ん…あれ、あんたはずっと前のシスターじゃねぇか?」

(簡単に三匹倒したことにより少しの余裕が生まれる。
その間に現れた人間を確認すれば顔見知り。
いつの日か教会で掃除を手伝い、屋根から落ちるところを救った女であることを確信したのだった。)

ティアフェル >  起立したのに気づいたようでこちらを向かれると目が合い。
 しかし、ゴブリンに突っ込んでいったので、少しの隙を見逃す程には愚かしくはないゴブリンたちは好機とばかり。
 刃毀れした短剣や草臥れた棍棒を手に一斉に飛び掛かっていくので、

「こっち見てる場合じゃないよ、そっちそっちー! ……って、うをっ……」

 脇見は危ない!と注意するより先に三匹ほどとっとと沈めてしまった。
 そして、改めてその人物を確認すると、向こうがシスターだとか云ってきた。
 いや、神に仕えたことなどまったくない。何か勘違いしている様子に小首を傾げ。

「シスター……ではないけど……えっと……あぁ……」

 確か前に遭遇があった、とは思う。話の途中で彼がいきなり黙り込んでしまったことがあったような。
 一向に反応がないので寝落ちでもしたのかとそのまま仕方なしに先に帰ってそれきりだったが。

「ってか、話しは全部斃してからに……しない…!?」

 まだ二匹ほど残ったゴブリンが横合いから殴りかかっていっている。危ない!とまたしても慌てた声が漏れた。

クロス > 「ん?シスターじゃなかったか…?」

(この場の雰囲気とは合わないような呑気と言うか緊張感のないような態度をしていた。
よく考えれば素性についてそこまで話していなかったようなっと少々おぼろげになっていた記憶を探っていた。)

「ん、それもそうだったな…」

(左右を見れば横合いから奇襲をかけるゴブリンが見えていた。
どこまで冷静で慌てる様子を一切見せずにしていた。
二匹の魔族が持っている武器を振って来るとその場にクロスの姿は無くなっていた。)

「これで終わりだな…。」

(気づけばゴブリンの頭を台にしてその場で逆立ちをしていた。
重い甲冑を身に着けながらも頭と足が逆さまの位置に。
曲芸の様な立ち振る舞いをすれば、勢いよく二匹のゴブリンの頭をぶつけ合わせて気絶させる。
倒れると当時に腕で跳ねて綺麗に着地をするのであった。)

「フゥ…ま、とりあえず、久しぶりだな?」

(麻袋を回収すればそのままティアファルへ近づくのであった。)

ティアフェル > 【PL事情にて終了いたします、大変失礼いたしました……】
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 洞窟 付近」からティアフェルさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 洞窟 付近」からクロスさんが去りました。