2023/09/18 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」にサタンさんが現れました。
サタン > メグメール街道沿いから離れた森林地帯。
王都からもそう遠くない距離故に、冒険者への依頼や、戦闘経験を積む場として知られている。
そんな森林地帯に、冒険者でもない男は、自身の配下の中でも能力的に期待ができそうな、
若い白狼を2頭を引き連れて、散歩も兼ねた有望株の戦闘経験の蓄積が目的。
鬱蒼とした森の中、木々の葉は日の光を遮るように生い茂り、
未だ残る暑さも、この森の中においてはどこか涼しい。
引き連れた2頭には、互いに連携して狩るように今回は課題として命じ、
男は、太く高く伸びた巨木の上、太い枝の上に腰を下ろし、幹に背を預けて、彼らの狩りを眺める。

対魔物程度であれば、実力差もあって遅れを取るような事もないだろうと、思いつつ
運が良ければ、森へと依頼でもこなしに来た冒険者相手の対人、
或いは対パーティの戦闘でも経験できれば、今後に繋がるかと、
丁度、魔物を仕留め終え、また森の中へと潜伏した2頭を眺めつつ、
煙草を咥え、火を灯して紫煙を燻らせていた。

サタン > その後も、2頭は現れた魔物を指示通りに攪乱、挟撃しながら
その爪と牙で狩ってゆく。
残った魔物の死体は後程、男が纏めて焼き尽くせば、森の異変とはならないだろう。
残念ながら、冒険者、或いは騎士といった対人での戦闘経験を積む機会は、
今回訪れる事は無かったが、2頭の若い狼たちにとっては、
良い運動も兼ねた戦闘経験となった事には、一先ずの満足を得た男は、
2頭に集合を命じ、その後彼らが狩った魔物の残骸へと炎を放ち、
跡形も無く、焼き尽くしてその火も消えれば、転移魔術の陣を展開して、男は王都へ。
2頭の狼達は、男の魔族領の領地内へと戻っていった―――。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」からサタンさんが去りました。