2023/09/01 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 野営地」にカルムさんが現れました。
カルム > (今日のギルドの依頼は、冒険者達の野営地の補修と言う依頼だった。
全部の場所を安全にすることはできないが、ある程度手の届く場所に関しては、安全に休めるように取り計らう事が有る。
メグメールの野営地のうち一つ、ギルドが管理している野営地には、簡単に休めるログハウスが有る。
周りを、魔獣や妖魔が入ってこれないように、壁を作ったりする、こういうところ、安全に休める所があれば、冒険者の生存率はぐっと上がるという物だ。
ただ、大工などを雇って、補修などをするには、コストがかかりすぎるし、危険な所に行きたがらない者も多い。
と言う事で、そう言うスキルがある冒険者に頼むことが、まれにある。)

「と言う事で……と。」

(カルムは元々農家の三男坊であり、畑は兄が継いだので、木こりをしていた。その経験を活かし、木を伐り、ログハウスの防壁を作る、依頼を指名されたのだ。
薬草とかばかりでは無い依頼で危険はあるが、他の冒険者もやってくる事がある場所だ。
他の人の為を想えば、と、近くの良さげな木を切り倒し、枝を取って、丸太にしていく。
乾燥などに関しては、魔法使いに頼むとして、何本も、木を切り倒しては、積み上げていく作業を、行って居るのだ。)

カルム > (冒険者仲間は、皆それぞれの場所で作業を行っている、カルム一人ではない。
彼等は、魔法を使って、木を乾かしてくれたり、重い丸太を持ち上げる為の補助呪文を使ってくれる。
だからこそ、こんなに素早く作業が出来る、本当にすごいなぁ、と男は皆を眺める。
一応カルムも一人の冒険者なのだけども、それは棚に上げてしまうのは、有能な人を見てしまえば、だ。
魔物たちの襲撃から、修繕中のこの場所を守る戦士の冒険者、周囲を警戒してくれる、盗賊。
実力的にあまり高くはないが、カルムの農業スキルは、木こりスキルは、此処で輝いている。
丸太で出来た防壁を作り直し、壁を直している者、家具を新調して居る者。

他の冒険者の為に、料理を作ってくれている人もいる。
もうすぐ、修繕は終わりそうだ。)

カルム > (修繕は滞りなく終わる、と言うよりも………)

「うわあ、最初よりも、凄くなってないか?」

(魔法を使ったのもあるだろう、結界が張られているし、前よりもいい材質の丸太を使っているし、隙間などもしっかり埋めているから、生半可な事では此処を突破することは難しいだろう。
逆に怖いのは、盗賊に奪われた時、此処が根城にされる事か。
冒険者がいっぱいいるから、それはないと思うのだけども、まあ、依頼は達成できた、と言う事だろう。)

「よし。」

(それはそうと、依頼は達成できたのだから、後は引きあげるだけだ。今回の仲間が集合してきた。
だから、帰ろうと、その場所を後にするのだった。)

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 野営地」からカルムさんが去りました。