2023/08/27 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 洞窟」に虹石の獣さんが現れました。
虹石の獣 > (洞窟から、蜘蛛の仔を散らす様に獣が逃げて行く
まるで何かから逃れる様に、振り向く事も無く森へと消え
其の移動に追い立てられて今度は、草食の小動物が一気に森の中を駆けまわって逃れ
洞窟周辺を、僅かに騒がしくさせた

昼間であればまだしも、夜中と言う事を考えれば、異常な光景
決して小型とは言えない獣が逃げ出すような何か、が
洞窟の中に在るのだと――もし、近付く者が居れば、直ぐに判るだろう
洞窟の入り口、其処から奥へと向けて、まるで足跡の様に植物が芽を出し
転々と、続いて居るのが見て取れるが故に。)

「――――――……クゥルルル……。」

(響いた、鳴き声、と思しき音も。
きっと、幾度か木霊するのだ。 其の度にまた、洞窟の中から
肉食の獣が逃れて行く。 ……其れだけでは無く、何時の間にか棲みついた
アンデッドの類までもが。 ――"それ"を嫌う様に)。

虹石の獣 > (不死の存在である以上
この洞窟において、獣程度が適う相手では無かったろう
だが、そんな存在が"それ"を嫌い追い出されて行く
其れ自体が、環境へと与える影響を示す事例では在るが
――生憎ながら、未だ観測されぬ事実か。

ただ、其処に存在して居るだけでも影響を与えうる魔獣が
放って置けば、非常に穏やかな気性であった事のみが唯一の救い。
果たして、此処に何時まで其れが居付く事になるのかは分からない、が
森の獣たちの様子がおかしいと、周辺に住む者に気付かれるまでは
きっと、そう遠くは無い筈だ――)。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 洞窟」から虹石の獣さんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」にエレイさんが現れました。
エレイ > ──夜。

森の中のちょっとした広場になっている場所で、焚き火をしている金髪の男が一人。
焚き火の上で鍋に火を掛け、スープらしきものを調理している様子。

その傍らには、銀色のテントが一つ張られている。
テントの金属質な銀色の表面は、焚き火の光を反射して周囲を明るく照らしており、
遠くからでもかなり目立つだろう。

やがてそのテントの出入り口から、のそりと人影が姿を表す。
それを受け、男はゆるりと首を向けて笑みを浮かべ。

「──おっ。お目覚めかね?」

なんて、気安く声をかけた。
そこにいたのは男に最初から同行していた者か、あるいは道すがらに男に救助などされたりした誰かか──。