2025/01/07 のログ
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ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道「まれびとの道」」にリエルさんが現れました。
リエル > 日も暮れ始めた時間の街道。
まだ馬車が時々行き交う街道を一人、王都に向けて歩く。
しかしその足取りは早いとは言えず、時々に足を止めて地図を確認する姿は、この辺りを歩きなれていないのが見て取れ。

「この道を進んでいけば目的地ですけど…今日中は無理そう」

地図の正確さはわからないが、少なくとも日が暮れるまでに王都にたどり着けないのは容易に想像でき。
この道を歩けば何れはたどり着くだろうが、その距離はわからず遠くにも何も見えなく。
その先を見ては思わずにため息を吐き。

「おとなしく馬車を使うべきでした…」

いくら残金が少ないからと言って馬車代を節約した結果がこれであり。
今更に歩き続けて宿場に着いたとして宿代は足りるか。
その事に気が付けばあるのは後悔のみであり。

「野営は……できれば遠慮したいところです」

この寒い時期の野営は命に関わってくる。
まさかやって来て早々に凍死などは笑えない冗談であり、できれば宿場にたどり着き一番安い部屋でも借りたいと思っては歩く速度を速めて。

リエル > そうして街道を歩いていく。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道「まれびとの道」」からリエルさんが去りました。