2024/12/29 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 冒険者ギルド出張所」にレフェーリアさんが現れました。
■レフェーリア > 本格的な寒さが到来している季節の中。
手練れの冒険者や商人と言えども設備も何も整っていない状態で雪道に突っ込むのは大概が愚か者として春先まで姿を消す事になるもの。
蓄えを備えた状態で大人しく街の方に向かう者もあるが、彼女の様に街道にいる場合は。
「……ふぅ」
乗合馬車を使って街に戻るよりは、と彼女が選んだのは出張所。
日中は手持ちの薬草なり何なりを売って路銀を稼ぎ、宿泊施設で泊まり、仕入れるのもまた流れてやって来た者達で済ませる。
落ち着いて動ける日和になるまで、そんな具合に「籠って」過ごす事をとりあえずは選び、出張所の中で薬草を煎じて瓶に詰めて、売り物としてのポーションを売り出して一息。
一応は売り場を据えてはいるが、場合によっては馬車に乗ったり知り合いに付き合う事も問題無いかな、と思っている頃合いと短くなった日中。
ともかく稼げる内に稼いでおかねば、と暖かい季節よりも疎らになった人気を見ながら、薬草売りとして静かに佇んでいて。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 冒険者ギルド出張所」に凰魔さんが現れました。
■凰魔 > 「ほー。薬草か」
日もそろそろ落ち始めて、店じまいを始めるものもちらほら。
そう見物に来たのは非常に身長の低い二足歩行の獣人。
二本足でしっかりと立ち、全身には柔らかそうな被毛で身を包んだ少年。
シェンヤンのような服に身を包み、しかし体中にはなにかの札が貼られている。
声変わりのしていない子供のような高い声で、膝を曲げて売られている薬草を見て。
「ほう、これはこれは。香の類もあるとはなかなか……」
そう腕を組み、物色していく獣人の少年。
「やい店主よ。今日のオススメはなにかあるかの?
ついでに体を暖められる場所があれば是非とも教えて欲しいのだが。
無論、モノ買いついでだ。その分もしっかり金は出すぞ」
真っ黒い目。本来なら白い部分が黒く、瞳は不思議な色を醸し出して。
日が落ちかけのころにはその色はさらに魅力的に光り出すだろうか。
■レフェーリア > 「……っ、ん」
疎らに売れたので一応今日は問題無いかな、と思っていると、足音や気配よりも先に身体に走る疼きで感じる。
簡素な屋台の目の前に現れたのは、一目で魔族と分かる存在。
煎じた薬草に薬草を更に煮詰めて精製したポーションを並べている前で、ふと聞かれれば見下ろしながら相手と自然と視線が合って。
「えー、と……オススメというほどではありませんが、体力を回復させる効能が此方……暖かい場所としましては…」
吸い込まれる様に怪しい光を宿った視線をじいっと見つめている内に何が起こるのかも大体分かっている。
ひょっとしたら人間の身体の中に根付いた怪しい予感にも感付かれているのかもしれないが。
全てを分かった上で、受け入れたがる様な奇特な存在とも思われるか。
「時間制のシャワー…もあるにはあるのですが、あっちの事dしょうか……」
指差した先には周りに雑多に建てられた物よりも幾分か豪勢な浴室付の宿。
流れの貴族向けとの触れ込みの通りに値段は相当な物であり、今は殆ど利用客も居ないらしい。
■凰魔 > 視線が合えば、よりその光が彼女には強く届くだろうか。
ポーションの一つを持ち、暖かさを持続させる、というのはとてもありがたいか。
精製されたポーション1つ1つを吟味して、懐から適当に彼女に渡すための金貨を用意していく。
「なるほど……宿もあるのならちょうどいい」
そう言いながら、彼女に幾分か。手にしたポーションの額には見合わない量の金貨を置く。
そして、視線が合う彼女の瞳をじっと見つめれば、思考には特に影響はないが。
だんだんと、体の奥から熱が彼女に生まれ始まるだろう。
それこそ……精気を自分から求め始める時の、強い渇きが下腹へと。
「良ければどうだろう?我と一晩、あるいはそれ以上。共に身体を暖め合うのは。
無論、そなたが嫌ではないのなら、だがな?」
そう言いながらもしっかりと彼女の手を握り、ついでと言わんばかりに彼女には今しがた買ったばかりの。
男女が行為前に楽しむような、体を温める雰囲気づくりようのポーションを互いに吸い始める。
「初対面では気が引けるか?ふふ……」
不敵に笑って、彼女の身体を撫でるように触れ始めて。
■凰魔 > 【お部屋移動いたします】
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 冒険者ギルド出張所」から凰魔さんが去りました。
■レフェーリア > 「あ、ありがとうございま、す……?」
そろそろ店を閉めようと思った頃合いであっても、客商売であるからには素直に礼を告げる。
と思いきや、値札に掲げられた値段以上の金貨が目の前に積まれて行く事に断るべきかと思っていると。
「っあ……ぁう……」
視線を通して下腹部を焼く様な刺激が襲い掛かり、その場で崩れ落ちそうになりながらも、既に刻まれた淫紋が怪しく輝き始め。
「は、い……」
呆気なく魅了された証の様に、ポーションの香気が漂う中で相手の誘いを受け入れてしまった。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 冒険者ギルド出張所」からレフェーリアさんが去りました。