2024/11/17 のログ
■ラヴィニア > 海水を一舐めできれば、出来ればたぶん領域に帰れる。
その海水を触媒に扉を作って抉じ開けて、できるはず。
塩と水、でも、それを海水と定義できれば……………。
すくっと立ち上がる。
ひとまず、王都の方面に向かって歩こうと立ち上がると、
本当に本当に最後の食料に手を付ける。
ズボンのポケットにある財布。
小さな革袋を取り出すと中に手を入れて硬貨を取り出し、
それを口に放り込んでかみ砕いて咀嚼を始める。
これは人間に出会った時の交渉用であるが、仕方ない。
人間と出会う前に倒れたら元も子もないのだ。
無表情、感情のない人形のような顔で硬貨を食べる。
食べ終わったら歩き出そうと決めて、最後の晩餐を。
■ラヴィニア > 一枚、二枚、三枚、空腹に負けて止められない止まらない。
一枚だけ、二枚だけ、残りは交渉用に交渉用にといいながら、
最後の一枚までしっかりと食べ終えたのちに歩き出す。
王都に向けて、できれば途中で何かあるかもしれないから。
確か冒険者ギルドの出張所?とかいうのがあるらしい。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道「まれびとの道」」からラヴィニアさんが去りました。