2024/08/15 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 乗合馬車」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「……」
まだ日の高い時間帯。
曇り空の下を走る幌馬車の中、申し訳程度に拵えられた長椅子に腰掛け、ぼーっと佇んでいる金髪の男が一人。
依頼の遠征先から王都への帰途につく折、たまにはこういうのに乗ってみるのもいいか、などという気まぐれから
たまたま通りかかった停留所に停車していたこの馬車に乗車したのだが──
最初は他に数人の乗客が一緒だったものの、一人また一人と降りてゆき、気がつけば自分ひとりになっていた。
意外にも王都に直帰する客が自分以外にいなかったことに驚き、こんなこともあるモンだなあ、なんて
しみじみしながら最後の一人が降りるのを見送ったのが十数分前。
ガタゴトと車輪から伝わる振動に揺られながら、話し相手も居ないので何をするでもなく
ボケーっと気の抜けた顔を晒しながら王都に到着するのを待つばかりだったが──
「……む」
不意に馬車がゆっくりと減速し、やがて止まる。
まだ王都までは距離があるはずなので、新たな乗客でも現れたか。
そう考えてゆるりと馬車の後部に顔を向ければ、男の予想通りちょうど馬車に乗り込もうとする
一人の乗客の姿が視界に入った。
■エレイ > 新たな乗客を乗せ、馬車は再び走り出し──
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 乗合馬車」からエレイさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 冒険者ギルド出張所」にレイチェルさんが現れました。
■レイチェル > 冒険者ギルドの出張所。
王都に戻らずとも依頼の報告が出来るのそれなりに足を運ぶ場。
今も依頼の報告を終え報酬を受け取ればそのまま次の依頼を探すことにし。
王都とは違い数が多くはないが、それでもそれなりな数があるのを眺め。
「この変だと採取がメインで次が討伐、護衛が少しね」
並ぶ依頼を見てがそう結論付け、どれも単独でできそうなものが多いが、中には数が必要な依頼もある。
それらのうちにどれを選ぶかが悩みの種であり。
手間がかからないと思われる採取は報酬がそれなり。
討伐や護衛は報酬はいいが手間がかかる場合もある。
なのでどちらを選ぶかは意外と悩むものでもり、手間をかけずに確実に行うか、多少拘束だれるだろうが報酬が良いほうを選ぶか。
それを依頼を眺めては真剣に悩んで。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 冒険者ギルド出張所」からレイチェルさんが去りました。