2024/06/17 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 旧道」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 何度か通う街道であれば、この旧道も、時に少女の散歩道となる。
危険が多い、とか言われているが、少女からすれば、それもまた、お遊びの一環となるもので。
…いや、むしろ、そうしたものがあった方が楽しい、さえも考えているのかもしれないか。
さて、そんな少女が、今日の散歩道と決めた旧道。
何かあるか、との期待を胸に、ゆっくりとした足取りで、その道を歩み進む。
まぁ何も、危険ばかりを求めている訳ではない。
時折、その道から外れた場所に、何か新たな発見がある場合もある。
それを求め、不意に道を外れて歩き出すのも、そして、そこから道に迷うまでも、一つのパターン。
今回の散歩で、少女が見付けるものは、出会う相手は、何なのか。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 旧道」にカチュアさんが現れました。
■カチュア > 旧道から森に繋がった先、獣道をさらに進んだ先にある滝。
川岸の岩の上に置いてあるのは洗った跡が見える鎧や衣装一式、滝の下で水を浴びている人影。
そうなった理由までは分からずとも、何かがあったのは想像はつくだろう。
「依頼が悪いわけではないですが、もっと確りと補足はしておいて欲しいものです}
獣等の危険性はない事は確かめたため、依頼内容を思い出しブツブツ言いながら身を清めている。
獣道の先でもあるから、訪れる者はいないと考えているのか、それとも依頼を果たした時に浴びた粘液のためだろうか、少々気が緩んでいるようにも近づく者には感じられるだろうか。
■タマモ > ぴくん、少女の耳が揺れる。
旧道から外れた場所、横に広がる森の中から、水を打つ音が聞こえたのだ。
「滝か…滝…そう言ったものの裏に、何かある、と言うのが定番な話ではあるが。
………ふむ、見付けてしまったからには、確かめるしかあるまいなぁ」
何が定番なのかは分からないが、そんな呟きを零し、その視線を、音の聞こえる森の奥へと向ける。
いや、むしろ、その呟きと共に誘われるように、そちらへと歩みを向けていた。
器用に木々の隙間を縫い、樹木に、木の葉に、身が触れぬよう、音を立てずに進んで行けば…
「…おや、あれは…」
ひょい、と物陰となるような位置から、そちらへと顔を覗かせ、確かめる。
確かに見ずの落ちる場所、滝がそこに見えてはいるが、それだけではなかった。
明らかに、どこぞで何かの被害にあい、滝の水を利用する女の姿…後、ついでに言えば、見覚えがある。
名前?…うん、名前…大丈夫、顔は覚えているのだから。
さて、そこに居る女なのだが、そうして音を消し、気配を消して近付けば、気付かないっぽい感じか。
見付からない事を良い事に、ささ、さささっ、と身を隠せる場所を利用し、そこへと近付く。
上手く行けば、女が身を清めている近く、その側の、装備一式が置いてある、その岩まで来れるだろう。
■カチュア > 自身の知覚範囲外の気配など感じられるはずもなく、むしろ何故そこからとの考えまで出る距離は流石に自身にとっては常識外である。
よく見知った者であっても気配を感じ取れるはずがなく、近づくのは容易である。
しかも気配や音まで消しているのだから、簡単に岩の上の装備一式が置かれ、何も身に着けずに水を浴びているのまで分かるだろう。
「日も高いですし、冷たい水は気持ち良くもありますね」
浴びた粘液の効果で火照り始めた身体、冷たい水を浴びながら夏の日差しのためだろうとボソリと呟く。
主の気配には全く気が付かず呑気な様子、岩の上の装備一式を隠したりするのを含め、好きに行動出来るだろう。
■タマモ > …うん、なんか、上手く近くまで来れてしまった。
女一人、ここまで油断しまくっていて、大丈夫なのだろうか?そんな疑問が、頭に浮かぶ。
いやまぁ、お前もそこで何かしようとしている一人なのに、そう思うのか?とか、言われそうだが。
ともかく、来れてしまったのならば、仕方がない。
見知った相手であろうとも、それはダメなのだと、身をもって教えてやらねばならないだろう。
…多分。
気配を読み取りながら、するりと伸びる手。
それは、女が身に纏っていただろう、装備品、衣装、それらをひょい、と奪い。
もそもそと、見えぬ岩場の陰で、取り出した風呂敷に包み…ぽん、と消してしまう。
手ぶらとなったところで、再び少女は移動を開始。
ところどころにある、岩場を利用し、身を隠したままに、その反対方向へと向かい。
己が来た方向とは反対側、そこに広がる木々の茂み。
女からは、本来は都合の良い、衣装や装備一式が置かれた場所とは反対方向。
その茂みを、がさりと揺らし、何かしらの来訪を、女へと伝え、その反応を見ようとするのだ。
まぁ、すぐに姿を現しては、面白くもない。
少しの間は、茂みを掻き分けるような音を立て、その姿を現すまでの時間を、女へと与えてやろう。
■カチュア > がさりと響いた音、装備一式を置いたほうだと逆だと気が付きホッと息を吐く。
水浴びを始めてから、少し経ったのだから最初に周囲状況の確認をしていたとはいえ、仕方がない事だと岩の方へと近づいていく
「えっ、無い、なんで」
岩の上に上がると装備一式が見当たらない。
ガサガサと近づいてくる茂みをかき分ける音、その方を警戒しながら、周囲を探している。
音のする方は気にしているが、気配を消して逆周りで近づいてくる主には無防備極まりない姿を見せていて。
■カチュア > 【移動します】
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 旧道」からカチュアさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 旧道」からタマモさんが去りました。