2024/03/31 のログ
ツネオキ > 待合の一席に腰掛けてうつらうつらと頭が揺れ始めた頃に、消火と安全確認が取れたとの声に頭を持ち上げる。
半分以上落ちた瞼をなんとか持ち上げてからサングラスをかけて、
酒でも飲んだみたいな千鳥足で自室に返ったその後はベッドに倒れ込んでそのまま布団もかけずに爆睡することになった――……。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 冒険者ギルド出張所」からツネオキさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道「まれびとの道」」にジェイクさんが現れました。
ジェイク > 王都から離れる事、数刻。近隣の村落に通じる街道。
普段から人の往来が多い道を遮るように柵が設けられ、
脇には幾つかの天幕が建てられて、簡易的な陣営の趣きを為していた。
街路に立ち、通行する馬車や通行人を差し止め、積み荷や身分の検査を行なっているのは王都の兵士達。
曰く、最近、山賊や盗賊の類が出没するために検問を敷いているという名目であるが、
実際は隊商からは通行税をせしめ、見目の良い女がいれば取り調べの名を借りて、
天幕でしっぽりとお楽しみという兵士達の憂さ晴らしと私腹を肥やすための手段に他ならなかった。

「――――よし。次の奴、こっちに来い。」

でっぷりと肥った商人から受け取った賄賂を懐に入れて、隊商の馬車を通せば、
列をなしている次の順番待ちの通行人に近寄るように告げるのは一人の兵士。
何よりも厄介なのは、彼らが紛れもない王国兵士であり、市井の民が逆らえない事だ。
そして、その事を理解している兵士達は、国の為ではなく利己的に民を食い物にしている最低最悪な屑揃いであった。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道「まれびとの道」」からジェイクさんが去りました。