2024/03/30 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 冒険者ギルド出張所」にツネオキさんが現れました。
ツネオキ > お月様がそれなりに高くなった時間帯。
街道を行く人はとんと居らず、冒険者出張所も受付窓口を一つ残して締まって酒場にも人影が疎ら、なはずが……
眠気眼を擦る人やら不満顔な人やら怒気が今にも爆発せんばかりの人やらが待機所や酒場に結構な数たむろしている。

「小火らしいで? 部屋でな、火ぃ炊いて。いや、何でかは知らんがな」

宿泊所の一部屋で小火が起きた、らしい。
酒のつまみでも炙ろうとしたのか酒に寄って灯りでも引っくり返したか理由は定かでないが……
一応安全のためという事で一時だけ宿泊客が揃って簡易宿泊所から叩き出されたのが今の有り様だ。

どうした? 何があった? 云々飛び交う声に、
隣の人やら近くの人やらに聞いた話を披露しながら欠伸を一つ。

「かなわんでほんま。めっちゃぐっすりしとったとこにもーなーほんとな~~~」

近隣周辺の村村から王都への帰り道。このままじゃ深夜に帰る羽目になるからと一泊し早めに出ようと思って早い時間から寝てたら叩き起こされ、もう眠いの何の。ふぁ~~~、とこれまた長い欠伸と溜息を両方同時に零しながらサングラスを外して目尻に浮かんだ涙を拭う。