2024/03/26 のログ
■ミシェル > 砂糖をたっぷりと入れたカフェオレを飲みながら、窓に打ち付ける雨粒を眺める。
店内に客はまばら。そもそもそう賑わう場所でもない。
それでも、雨から逃れようとしたのか、冒険者や行商と思わしき者が時折入店してくる。
「退屈だなぁ…暇つぶしに何か持ってくるんだったか。」
今回はそう長く発掘を行う予定ではなく、目星を付けていたいくつかの魔導機械を回収した後速やかに王都に戻るつもりであった。
しかしこうして足止めを食らってしまうと、本の一冊も持ってこなかったことが悔やまれる。
回収した魔導機械も、設備の整っていない場所であまり触りたくはない。
「何か面白いことでも起きないだろうかな…。」
ミシェルは店内に視線を戻すが、今の所、静かなものだ。
■ミシェル > しかしそう都合良く誰か来るわけもなく、コーヒーも飲み終えてしまう。
雨はしばらく止む気配はなく、今日のところは出られないだろうと感が告げていた。
「……よし、ひと眠りするかな。」
全てを諦めたミシェルは、コーヒーの代金を支払うと、
部屋へと戻って休むことにした…。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 冒険者ギルド出張所」からミシェルさんが去りました。