2024/03/25 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 冒険者ギルド出張所」にミシェルさんが現れました。
ミシェル > 「はぁ、本当に参ったな…。」

無名遺跡への個人的な発掘調査から、王都への帰り道。
戦利品の入った宝箱を箒に吊り下げ、意気揚々と空を飛んでいたミシェルだが、
天候は急に雨模様となり、濡れるのを嫌って街道の途中、冒険者ギルドの出張所の一つに降りる。

「今日は泊まりかな…やれやれ。」

冒険者に依頼を出すのではなく、己の足で魔導機械の発掘調査に赴く事の多いミシェルは、
皮肉なことにこの手の施設を利用した経験も一度や二度ではない。
宿のベッドは貴族の使う物とは比べ物にならないが、野宿よりははるかにマシ。
ミシェルは宝箱を運ぶ箒を引き連れ、宿泊施設へと向かう。

「のんびり馬車にでも乗って帰るんだったかな…?」

そちらの方が却って早く到着したかもしれないが、今更言ってもしょうがない。
とりあえずまずは部屋を取って荷物を置こうと、受付へ。
チェックインを済ませ、部屋に荷物を運ぶよう箒に指示した後は、
冷えた身体を温めようと併設のカフェに向かう。