2024/03/18 のログ
カルロス > 「さあ呑むぞ野郎共!!」

酒の入った瓶を掲げて声を上げれば、応、と野太い声がする。
冒険者の男なんてそんなもの。きっと上階の女性たちも酒を酌み交わして賑わっている筈だ。
酒の肴を持ち寄って、料理の腕に自信がある者が出張所の簡易キッチンを借りてツマミを作り、話題は多岐にわたって夜遅くまで繰り広げられただろう────。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 冒険者ギルド出張所」からカルロスさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 冒険者ギルド出張所」にゼオンさんが現れました。
ゼオン > 「そうなん? 昨日そんな大変だったんだー。」

 なにやら昨日は宿泊施設がごった返していたとかで、しかし売り上げは良かったとプラマイ大幅にプラスだったと
 従業員の女の子をナンパしながら話を聞いて頷いて。

 ただし、普通にノリが悪い。というより、単純に忙しそう。
 こんな辺鄙なところで働いてるのだから先立つものが必要なのだろうが、
 こちらは客なのだからもう少し相手をしてほしい。

 イライラしてきたけれど、そこで声を荒げる程チンピラではない自分を内心褒めながら、
 適度に話を切ってその場を後にして。

「っけぇー、ぅあー、マージでそわそわするぅー。」

 内心自分を褒めたのだからここは堪えるところ。だが収まらないものは収まらない。
 今日は酒を飲んで一日終わらせる気分ではないのだ。

「駆け出しとかどっかいねぇかなぁ……。」

 ある種暗黙の了解。ここで被害に逢うことを訴えることは身一つが仕事道具の冒険者にとって恥そのもの。
 だからこそ、勢いに載せて追い込んでも咎められることは殆どない。

 いっそ駆け出しでもなくていい、誰かイイ女でもいないかと物色を始めて。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 冒険者ギルド出張所」からゼオンさんが去りました。