2023/08/31 のログ
■竜胆 > 水の奔流に、電が纏わりついて、威力を増やして、大木にぶつかっていく。
この魔法に関しては、対人の威力を重視しているからこそ、大木を斃す様なものではなく、木を濡らし、雷が纏わりつく姿を見る。
二重呪文が成功したことで、なるなる、と頷く。
これで、攻撃の幅が、大きく増える。混ぜての攻撃でも良いだろうが、別々の相手に対して効果的な魔法をぶちまける事も。
それだけではなく、同じ呪文を倍加させる、そういう使い方もできるし。
「これを使えば……。」
魔導書を使えば、三重呪文も、問題なくできる。
それを、確認するために此処に来たし、実験は終わった。
それも終わったので、魔導書をしまい込み、視線を動かす。
さて、隠れて、此方を見ている気配があるのは判るが、出てくる気はあるのだろうか。
もう少しだけ待ってから、帰りましょうか、と。
■竜胆 > 「―――来ません、わね。」
気配は消えていく、近くに依ってくる事はなさそうだ。
竜に対して、当然ですわね、と小さく、くつくつと、喉の奥で笑って見せる。
愉悦を感じ、満足を感じる。
魔法の実験も終わったし、気分も良くなった。
なら、此処に居る理由はもうないわね、と、視線を再度回して。
そのまま、少女は歩き―――魔術により、消えていく。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自由記入」から竜胆さんが去りました。