2023/08/06 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道/馬車停留所」にレフェーリアさんが現れました。
レフェーリア > 「…………」

先日、一張羅のローブの尻の部分が破れている事に気が付き、久方振りに商店街に赴いた。
似た様な新しいものを買うべきか、それとも繕って貰おうかとも思っていると、仕立て屋の方から「直してやろう」と呼びかけられたのである。
正直に言ってしまえばいかにもいやらしい表情を浮かべた男性の仕立て屋であるのだから、何をされるのかも何となく分かっていたが。
分かった上で拒むのではなく、受け入れてしまったのは悪癖だったのだろうか、と。

「……っ……」

「これで破れた部分が目立ったりはしないだろう」と何とも楽し気な言葉と共に、ものの数分で衣服に施された処置。
尻の破れた部分から、ローブの下半分を切り落とされて裾を整えた……以上である。
全身を覆うローブどころかワンピースよりも丈が短いばかりではなく、下着も何も身に着けていない為に、まあ鞄や両手で隠す間も無く下半身が完全に剥き出しで。
「下着の合わせもやろうか」等とまた楽し気に語る仕立て屋を前にして、深々とお礼を言ってからそのまま出て行って露骨に驚かれたりもしたが。

そのままの衣装のまま彼女が辿り着いたのは、既に町から出た馬車の停留所。
彼女自身に目的があったのか、それとも捕まって連れ去られている最中であるのか…

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道/馬車停留所」からレフェーリアさんが去りました。