2025/05/16 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にアードルフさんが現れました。
■アードルフ > 水遊場の一層。そこには水の代わりに大量の、そこで遊ぶための水着が用意されていた。
自身で着るもの自体は、それこそなんでもいいと手近なトランクスタイプを取った後、
視線を向けたのは女性用。というより、地下用といったほうが正確だろうその一角へ足を向けた。
「うへ……そこそこ良い値段するんだな。布面積が減った分高額になるとはこれいかに。」
通り過ぎた女性用の場所、その値段と倍ほどに違うそれらに、感嘆やら呆れやら──。
「まぁ、とはいえこういうのは刺さるっちゃ刺さるよなぁ。」
試しに手にしてみた水着は向こう側が透けて見える程に薄く、
または胸の先、叢程度しか隠す気のない物であったり。
なんなら本来隠すべき場所へ大胆にスリットが入ったものや
一見普通のワンピース水着なれど、大切な個所がハートや星にくり抜かれたものまで、多種多様。
「いやまぁ、これ着られて迫られたらイチコロだろうし、回収は容易なんかね……」
■アードルフ > 女性用から視線を男性用に向けると。こちらもこちらで中々際どい物ばかり。
紐と竿を収める袋だけのものから
ふんどし、竿を収めるだけの袋といった、もはや水着なのか頭を抱えたくなる代物までやはりすぐに女性用に目を向けることに。
「なんつーか、欲望ってのは本当に限りがねぇんだな……。男娼でも今のは流石にヒキそうだが……。」
やれやれと首を振りながら、誰かに着せるなら……と思案しつつ手に取った水着は所謂スリングショットの類と透けるタイプのワンピース。
これも通常の元より圧倒的に紐感の強いもので、手に取り比べるとやはり好みとしては……。
「着てるようで着ていない。この手のはやっぱやべぇな……。」
色も白から原色、淡いものまで各種取り揃えられ、何かに使えるか……
と趣味を全開にしようとしたけれど。
「っても、目下の悩みは、別に着せる相手が居ないって事か……。」
裸のマネキンとフィッティングルームのある一角、そのマネキンに水着をかけ置かれたソファに腰を下ろす。
本来相手と共に選ぶようのスペースなのだろうが、誰も居ないのだから気にする必要もないだろう。
■アードルフ > まぁ、ととりあえず薄手の物と自身の物を手に会計だけ済ませれば
自身のだけで済ませなかったのは単なる見栄の問題か……
その姿は街へ向けて。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からアードルフさんが去りました。