2025/05/08 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にメレクさんが現れました。
メレク > ル・リエーの水遊場の上層階。
王侯貴族が利用するフロアのプールに水死体が浮かんでいる。
否、ぶくぶくに肥えた肉体ではあるものの、浮かんでいる人物は紛れもなく生者。
身体中に蓄えた豊かな脂肪のお陰で沈む事もなく、生暖かく調整されたプールに浮かんで漂う様は、
水死体でなければ、寸胴鍋で煮られる豚肉を思わせる事だろう。
ぴっちりと肌に食い込む黒色ビキニの水着など、煮豚を縛る紐の如くである。

「ふひっ、偶には、このように水で涼むのも悪くないですねェ…。心身ともに洗われる気分です…」

ぷかぷかとプールに浮かぶ中年貴族は誰に聞かせる事なく、そのような呟きを洩らす。
下層の一般庶民向けに解放されているプールは人で出汁を取っているかのようにごった返すも、
流石に料金の高い貴族向けの階層には訪れている客の姿も疎らであり、ほぼほぼ貸切の状況。
そんな中で媚薬ともなりうる魔王の淫毒を水に薄めながら垂れ流して、本人は毒気を抜かれて水遊びを堪能して。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からメレクさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にアメリア・ストライデンさんが現れました。
アメリア・ストライデン > ル・リエーの水遊場。
今までは縁がないと言って問題がない場所であったが、喫茶の客にチケットを貰い折角なのでと足を運ぶ。
泳ぐと言うことは本当に縁がなかったがこうしてプールに浮かぶというのは心地が良く。
流れるプールで水に身を任せ、流れるままに水を感じ。

「泳ぐって悪くないのね。また着たくなっちゃう」

ぷかりとプールに浮かんでは水面に豊かな胸と顔だけを出して気持ちよさそうに呟き。
人もそれなりにいるが、同じ時間の大通りに比べれないないに等しく。
完全にりらっくした様子で水遊びを堪能する。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」にアードルフさんが現れました。
アードルフ > 珍しく仕入れと仕込みの終わり。店を開けるには今少し時間があった。
故に最近のお気に入りである水遊場、今日も今日とて果実酒の入った瓶を片手に赴く。

「ぱっと見、レース場もかくや……ってなもんだな。」

水の流れを利用し周回するように作られたそれに感嘆の声をこぼしながら、プールサイドへと辿り着くと腰を下ろす。
足先を水の中へと下ろしてから暫くは人の通り過ぎる様を眺めて──

「そんだけ立派な浮袋があれば、溺れる心配もなさそうだな」

目の前を流れに任せ通り過ぎてゆくその姿に、揶揄するように声を掛ける。クク、と喉の奥で笑いながら一度酒瓶を持ち上げ傾けて、嚥下する様は
また別の意味でリラックス。

アメリア・ストライデン > 自分で何もせずに水に流される。
最初こそ不安になりはしたが、一度慣れてしまうと心地よく。
バランスを崩しそうになってもそこは元冒険者、小さな動きでバランスを取り続け。
そうして何週目かのプールを流れる中、前にこの辺りを流れた時には見なかった人影が目につき。

何もなければそのまま流れていくのだが、唐突な言葉、その意味を察しては動揺と羞恥心に安定を失い沈み、すぐ浮き上がり。

「い、いきなり何を言うの。失礼よ」

顔を真っ赤にして酒を飲む男にそう告げ、その近くに近寄っていく。

アードルフ > 目の前で不意に沈んだその姿に、流石に一瞬酒を傾けていた手が止まったが、
顔を染め抗議の言葉を向けてくる様子に酒瓶を腿の上に下ろしながら、意地悪くも楽しそうに口角を吊り上げ。

「いやぁ、女一人水に流されるなんざ、世を儚んで身投げした水死体かと思ってな」

そう思ったら見事な浮袋があった。等と明らかに冗談めかした口調で紡ぎ、
此方へと向かう姿を見下ろしながらシャツを脱ぐ。
酒瓶に水が入らないように気を付けながら水を掬っては自身に、そして彼女に向けて散らし。

「ま、一人暇そうに見えたから、声をかけただけだ。勿論、水死体ごっこが気に入っていたなら謝罪するが?」

酒場の店主たる所以だろうか、自然と声をかけていた。お詫びにとでも言うよう若く見えるが相手へと酒瓶を軽く掲げて見せたのは【一杯やるか?】とのそれ。

アメリア・ストライデン > 折角の楽しみを邪魔され、しかもセクハラめいた揶揄いに顔を赤くしても抗議。
しかし相手はそれを意地悪く笑っているのを見て肩を怒らせ。

「どこにプールで身投げをするのがいるのよ。流されて楽しんでたの」

水死体扱いに、プールでしないと語尾を少しだけきつく返し。
相手に向かえばシャツを脱ぎ、こちらに散らされると足を止め。

「暇って……暇だから来てるのはあるわよ。けど水死体ごっこじゃなくて泳いでたのよ」

その言い方に暇は認めるがあれはあれで楽しんでいたのだと告げ。
謝罪と言っては酒を勧められると少しだけ考え、グラスはあるの?と返して。

アードルフ > 気分を害したのなら無視して流れ続ければよかったろうに、
可愛らしくもこちらの笑う様子に余計突っかかってくる。だから余計に笑みは深く

「良いカラダをしてる私を誰も地下に連れてってくれない!とかな。 まぁ揶揄って悪かった。暇そうな女が一人でいるなら、ちょっかい掛けないのは非礼だろ?」

そう、軽く肩を竦めてみせながら、問いかけられた言葉には、残念ながらと首を横に。元々誰かと分け合う想定ではなかったから、だが……

「なんだ、そういうコトを気にしてしまうお年頃か?意外とウブなんだな君は」

重ねる揶揄は、まるでお子様だ、とでも言うようで。目の前でこれ見よがしに酒瓶を煽って、長い吐息を吐く。
彼女の元にも、甘そうなブドウの香りと酒気が届くだろう。

「今日のは、飛び切り甘いぞ。」

そんな言葉と共にその便を手を伸ばし差し出そう。

アメリア・ストライデン > 無視してしまえばよかったのだが、折角の楽しみを邪魔をされたことで食って掛かり。
余計に笑みを深くする様子に立腹し。

「そんな訳ないでよ、そんなのが来たら消し炭にしてやるわよ。そのちょっかいが随分とセクハラじゃない?」

地下になんていかないと、そんなのがあれば問答無用だと返し。
ちょっかいの方法を考えたらと今度はあきれ。

「気にするものでしょ?これでも喫茶をしてるのよ」

昔は気にしなかったが今はそれなりに気にしていて。
続く揶揄いにはそういう相手なのだと納得すれば怒りも収まり。
相手が飲んでいる酒が匂いから葡萄酒だと、そんなのを持ち込んだのかとみて。

「そうみたいね」

そう返すと、差し出された瓶を受け取り一口飲めば、確かに甘いと納得して。

アードルフ > 「ん……? 水着の女を目の前に紳士面するほうが嘘っぽいだろ?それに……、だから君は引っ掛かったんじゃ?」

消し炭は勘弁、と両手を上げるジェスチャーと共に負けん気の強さにまた小さくククッと喉を鳴らして
紳士的な声かけならそのまま流れていただろうにと平然と嘯いて

「おや、同業みたいなもんだったか。まぁこちとら無法地帯ではあるが」

昼と夜、提供物は違えど城の主という点では同輩。
相手が手にした酒瓶を飲み込むのを見れば満足げに頷いて

「とはいえ、飲みすぎると直ぐにクる奴だから程々に、だ。」

そう言葉にするとそのまま、するりとこちらも彼女と同じ水の中へ、途端に軽くなる身体とかかる水圧に力を抜けば

「ととっ……」

彼女から受け取ろうとした酒瓶に伸ばした手が宙を切り、水の流れに少しづつ離れる……距離。

アメリア・ストライデン > 「それはそうだけど……もう少し言い方ってないの?」

両手を挙げながらも揶揄うような言葉を続ける男の度胸には感心し。
確かに紳士的な言葉なら視線を向けて終わりだったと納得し。

「一応夜まで開けてればお酒も出しはするけど…喫茶だからね」

昼間は軽食とお茶、もし夜まで開けているならワイン程度はという店。
似て非なる店を商う同類だったとみると信じれないというように見てしまい。
「そんなに飲まないわよ。一口だけ」

一応は泳ぎに来ているのに何度も飲まないと男に瓶を返そうとし。
プールに相手が入ってくれば丁度いいと近寄るが、水流に流されるように離されるのを追うように捕まえていく。

アードルフ > もう少し言い方を、と咎められるものの、少しだけ思案する様子を見せはしたが……見せただけ。

「なら時間も被らないな、店が暇になったら来るといい。一杯位サービスする。とはいえ気まぐれ営業だけどな。」

後でショップカードを渡すとかなんとか、さり気なく営業してみせながらも、結局水に流されたのでどこか格好がつかない。
流されるまま彼女を眺めていたけれど追うように詰まる距離、
こちらからも酒瓶に伸ばした腕が、瓶を通り過ぎればその細い腕を掴み、引き寄せようとすることで距離は縮まるだろうか。

「あぁ、でもあの声かけはベストだった。でなきゃ、君とこうして酒を交わしていない。」

そう、思案した結果の言葉を今度は冗談めかさず紡ぎ彼女の瞳へ視線を向けようか…… けれど

「君だって嫌いじゃなかったろ?遊ばれるのは……そして、こうやって二人で流れるのも」

そう、心底楽しそうに笑って見せるのだから底意地が悪い。水の流れに揺蕩いながら、
あーん。なんて口をあけて未だ彼女の手にある瓶、その中身を催促してみよう。

アメリア・ストライデン > 「気が向いたら行かせてもらうわ。私の店は…平民地区で探せばすぐね」

酒場などあまり行かなくなったお思えば気まぐれに行くのもいいかもしれないと考え。
酒瓶を返す相手が流れていけば主目的が返すためとはいえ追いかけ。
相手の延ばされた手が酒瓶ではなく自分の手を掴み、引っ張られると簡単に引き寄せられてしまい。

「プールでお酒の誘いなんて普通はないわよ?」

相手の言葉に場所を考えなさいと、視線を合わせて分かりやすく呆れたという姿を見せ。

「遊ばれるのは好きじゃないわよ…流れるのは悪くないけど」

楽しそうに笑う男に悪気はないだろうがどうしていいかと悩んでしまい。
口を開け酒を催促する姿に、酒瓶を押し付けて。

アードルフ > 「なら、こっちも気が向いたら行かせてもらおう、開店前には丁度いい。」

仕事前の一服や食事として、大いに選択肢になりうるなんて一人納得するよう頷いて。
引き寄せたその身体、この状況下ですらまだ諫めるような言葉を紡ぐ彼女へと、
やはり楽しそうに肩を震わせて笑い。ともに流れるようにと、
もう一方の腕を伸ばせば、その腰に触れ抱き寄せようとしようか。叩かれても抓られても、蹴られても文句が言えないほど自然で、遠慮のないそれ。

「酒を絡めた交流しか知らないからな……魅力的な女が居りゃ誘いたくもなる。 っと……そこは口移しでとかそういうサービスは?」

押し付けられた事で、結果男の手の中に戻る酒瓶。
器用に浮かんだまま中身を煽って、口角を伝う液体はきっと水に溶けるがまま。

アメリア・ストライデン > 「それでいいわよ。趣味でやってる店だし」

日の客が多い少ないは運なので、気が向いた時で十分と笑みを見せ。
抱き寄せられた事には驚いたが、これは不可抗力だしと怒るに怒れず。
楽しそうに肩を震わせる姿は助けなくても大丈夫だったと思えるものであり。
相手の手が伸ばされる自然に思える動き、それに手が早いとその手を軽く叩き。

「酒以外も覚えたほうがいいわよ。それは光栄だけどね?そういうのは自分の酒場でやりなさい」

男の手に酒瓶を戻し、口移しなどと言われては酒場でやりなさいと。
口角を伝う液体に水をかけて。

アードルフ > 互いの店、競合でないから良かったと冗談めかし、
そんな中伸ばした手は触れた傍から叩かれたため、
仕返しに、とそのなだらかな腰のラインから脇腹、水着のライン、そして肩甲骨へと指先を滑らせる。
そのまま肩紐に軽く触れた所で指先を止めたのは口元を洗い流す水のおかげか。

「酒以外だとこういうコトか…… あとは──」

不意に手にしていた酒瓶から手を放す。同じ流れにのり底面に残った液体のおかげで器用に上を向き浮かぶそれ。
その手が彼女の頬に触れたなら視線を合わせるよう上を向かせ

「そういう気分にさせる眼がある事くらい、知ってるだろ?」

水の中少しばかりだが触れ合う肌と少し低くなった声が相手へ紡ぐ……見つめる金色が細く双眸を除きむ

が、勿論そんな都合のいいものを他の魔族は兎も角本人は持ち合わせていないのでハッタリも良いところ。

アメリア・ストライデン > 同じような店をやっているなら競争相手ではあるが、同時にどういう風にやればいいかアドバイスも貰えるので自分としてはありがたく。
油断も隙もないと手を叩くが、そのお返しと腰のラインから脇腹、水着のラインを進んで肩甲骨を撫でられるとびくりと震え。
肩紐に手が触れると手に魔力を集め叩き込んでやろうとするが、その手が止まったので思いとどまり。

「そう言うのは娼館に行きなさいよ」

相手が拘っていた酒瓶を離したことに少し驚き、浮いて同じように流れるそれ。
そして相手の手が頬に触れ視線を合わせるようにされ。

「えぇ、でも貴方の目にはそんな魔力は宿ってないわよ。これでも元冒険者なのよ?」

金色の瞳でのぞき込まれれば、それを真っすぐに見返し。
魔眼もちには何度かあったことはあるが誰もが魔力を有していた、しかし相手にはそれがないと笑って告げて。

アードルフ > 震える身体の様子に満足げな笑みを浮かべ、決定的な所へは至らない質の悪い悪戯に当の本人は満足げ。

「娼館じゃこういう楽しみが無いしなぁ」

頭から拒絶されるにせよ、結果拒まれるにせよ。受け入れられるにせよ、まるでその過程を楽しむように。
とはいえ、その後続いた冒険者との言葉に、ギクリと別の意味で今度は男側が震える事に。

「ベツニ悪いことしてないけど、首はカンベン。」

そう言葉にしつつも、しれっと肩紐に指先をからめ弄ってるあたり反省もへったくれもなく。

「ま、酔ってダラダラなり、嫌な事忘れたい時にゃ店にくるといい。首落とさないでくれりゃ、な。」

そう笑ってから、包んだ頬を一撫でしてそっと紐に絡めていた指先も解いた。

アメリア・ストライデン > 「……そう言うものなの?」

相手の言葉に娼館でどういうサービスがあるかまでは知らないが、経過を楽しんでいるのだと察し。
魔眼があるような言葉に少し脅すが効果は覿面で。

「別に何もしないわよ。ただ……その手の冗談は相手次第だと危険よ?」

特に魔眼の被害にあったことのある冒険者なら殴られるで済めば御の字と告げ。
相手をようやくやり込めれたことに楽しそうに笑い、肩紐に絡んでいた指を指で突き。

「軽く飲みたくなったら行くわ。首は跳ねないわよ……」

そう返し,頬を撫でらると軽く震え、肩紐に絡んでいた指が離れると外直して。

アードルフ > 「簡単にヤレる良さも否定はしないし、そういう気分もあるけどな。 まぁ、そうなぁ……君との会話と軽い触れ合いだけでも、気持ちよかったって話だ。」

しれっと、こともなげに伝えてから。突かれた指、今度は本格的に両手を挙げて見せて

「んじゃま、後で店に顔を出すから店の場所はその時にでも。名残惜しいがこっちも時間だ。」

頬の刺激に震える様子に、また可愛い。などと口の形だけで作ってみせながら。そろそろ開店時間が近いと、流されたのが嘘のように離れてプールサイドへと上がってゆく。

「またな。」

そう手を振りシャツを片手に、時折何度か振り返ったかもしれないが今は大人しく帰路に。

アメリア・ストライデン > 「男の人ってそういうものなのよね。それって喜んでいいのかしら…」

相手の言葉に喜ぶべきか、参考になったというべきかを悩み。
再び両手をあげられると何もしないと苦笑を見せて。

「えぇ、待ってるわ。あら、そうなのね」

相手の言葉に短く返し、プールサイドに上がっていくのを追いかけるように自分も上がり。

「えぇ、またね」

そう言って相手を見送れば、自分も更衣室へと向かって。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からアードルフさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からアメリア・ストライデンさんが去りました。