2025/05/05 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にアードルフさんが現れました。
アードルフ > 随分と水浴びに適した気温になりつつある日中。足を運んだ水遊場の下層。
その水場から離れた一角にあるベンチに腰を下ろしエールの酒瓶を片手に余暇を楽しむ。

「涼を求めて、或いは凌を求めて、か。」

昼前だというのに少なくない人出が見える物の……
際どい水着や肉体を見せつけ、或いは用いて番となり奥へ消えゆくものや
見せつけるのが目的か、はたまた自制が効かないだけか水辺で触れ合う姿を肴に瓶を傾ける。

「人間──というか、欲深い生き物はこうでないとな。」

生存欲求と肉欲と、様々なものが交錯する場所は眺めるだけでも面白いもの。
幾人か水場の女性と目が合うことはあるが、此方が水着姿でないと知るや視線を逸らす。金にならない。とでも言うかのよう。

アードルフ > 幾刻を過ごせば遊び終えた男や、また次を狙う者など様々であり。
時折物好きな雌が声をかけにきたけれど、酒気孕む吐息に不能のレッテルを貼り去っていく等。それはそれで楽しい時間。

「貧すれば頓する……、だから一端の娼婦にも成れねぇんだけどなぁ。」

買う事そのものは吝かではない。が、品が無いなんて下層に赴き一人ごつのだからこの男も相当質が悪いもの。

「っと、どーすっかな……。」

すっかりぬるくなった酒瓶の中身も空になった頃。もう少し何か買うか否かで迷うように瓶を腿で挟み思案。ほぼほぼ新たに買う事は決定しているようなものだが
すぐ行動にうつせないのが酔っ払い。

アードルフ > 「よっと…とりあえずエール」

やっと不承不承といったテイで立ち上がればその姿はまたどこかへ

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からアードルフさんが去りました。