2025/03/01 のログ
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ご案内:「ル・リエーの水遊場」にサフィルさんが現れました。
サフィル > 水遊場の中層。収入がある平民や下層貴族等の貴賤混合とした階層で一人の長身の女性が浮力に任せて浮かんでいた。

「日差しもぉ、段々とぉ、暖かくなってきましたねぇ」

黒い布地に包まれた大きな胸が水面から顔を覗かせながら、人気の少ない場所で空を眺める。
今日は鍛錬を兼ねた休暇。
長い間泳ぎ続けた末に波間に遊び、やがて立ち上がるとプールサイドから上がっていく。

予約していた際の休憩所、寝そべることが出来る幅の広い椅子にかけていたタオルで体を軽く拭き、
横たわると合わせたように注文していた果実水が運ばれてきて、それを受け取ると喉を潤す。

「平和ですねぇ。ずっとこういう時間がぁ、流れるといいんですけどねぇ」

春の訪れを予感しながら、ここでは自分の役目も忘れて、ひとごこち。

良い出会いでもあればもっと好ましいのだがと思いながら。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からサフィルさんが去りました。