2024/11/27 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にマリーネさんが現れました。
■マリーネ > すっかり冷え込み、海水浴はおろか海に用事のある者も減りつつあるシーズン。
季節の移ろいに伴っていつもの仕事も休業なりで仕事に困りつつあった女は、水に関連するとある施設を知る。
なんと不思議なことに、この建物では年中水泳が楽しめるのだ。
水練講師やライフセーバーの経験、そして恵まれたナイスバディをアピールしてあっさりと水遊場のアルバイトに採用された。
「覚える事多いよ~」
夜間になり、清掃の時間になればデッキブラシを手にあちこち清掃して回る。
単なる汚れはまだいいが、中には行儀の悪い利用客もいる。
下層で「水遊場が汚い。清掃が行き届いてるのか」といった苦情が寄せられており、急遽掃除を命じられる。
上層や中層は綺麗だったのに、実際現場へ行ってみると思った以上に使われ方が汚かった。
売店で買った食品の包み紙をポイ捨てしたり、食べカスが落ちていたり。
下層になるほど顕著であり、客層の露骨な差を思い知らされる。
「…………なーんかふよふよ浮いてるなぁ。何これ?」
ひょい と掌ですくいあげ、バケツに落とすと白いカスのようなものが。
触るとぬめりがあり、ネバネバして気持ち悪い。
単なる汚れだが、やたらと水面にふよふよ浮いているのが気になる。
「水の中で何したらこんなに汚れるのかなぁ。まぁ人多いし……」
仕事だししょうがないか と、自分に言い聞かせて掃除を続ける。
「ちょっとごめんねー」と客の近くの床をブラシでキレイにしていると、周りが自身の水着姿を目で追ってくる。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からマリーネさんが去りました。