2024/09/30 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にプリシアさんが現れました。
プリシア > 夏は過ぎているのだけれども、まだ少しばかりの暑さが残る日中の水遊場。
お友達に誘われやって来て、皆でボール遊び等を楽しみ、今は各自で好き好きに自由行動の時間。
他の子達はまだ元気にボール遊びを続けていたり、泳ぐのが好きな子は勝手気侭に泳ぎに行っている。

そうした中で少女は如何しているのかといえば、緩やかに流れる流水プールでのんびりとしていた。
浮き輪の上にチョコンと座る様にして、流れの侭にプカプカと浮かび流れ続けている。
疲れて寛いでいる、という訳ではないのだけれど、こうしてゆったりのんびりと楽しむのも好きなのだ。

小さな尻尾は水に浸かっているから見えないけれど、背中から生えている翼が楽しそうにパタパタ揺らす。
其れを見れば見えていない尻尾の方も水の中で揺らしているのだろうと想像は出来るだろう。

プリシア > 今日の流水プールは疎らとはいえないけれど、混んでいるともいえない。
だから流れの侭に任せていても、誰かとぶつかりそうにはならないみたいでちょっと安心か。
緩やかな流れに身を任せて浮き輪の上に座った侭、のんびりと青空を眺めて楽しんでいる。
皆と遊びはしてても疲れてはいないものの、こうしたゆったりとした時間の流れの中に居ると自然とうつらうつらとしてきてしまう。

其れこそ誰かが浮き輪に触れた程度とか、水の中から軽く触れた程度では気付けないくらい。
半寝半起な状態で、呼ばれる迄は此の侭でも良いかなと思ってしまっている少女であった。

プリシア > ユラユラと水の上で揺れて、どれだけの時間が経った頃だろう。
少し遠い場所から聞こえるのはお友達の声。
半分は眠っていても声が届けば意識はゆっくりと戻って来て、声の方に目を向ければ手を振るお友達の姿。
其れを確かめれば気付いているのを伝える様に手を振ってから、手足を使ってパチャパチャと水を掻く。
ゆっくりと呼んだお友達の元へと辿り着き、浮き輪から降りて後は帰宅の準備に取り掛かるのだった。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からプリシアさんが去りました。