2024/09/26 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にマリーネさんが現れました。
■マリーネ > 「へーぇ、あたしにぴったりじゃん♪」
水練の特別講習もない限り、学院での講師の仕事がいつでもある訳ではない。
だが、年中常夏気分を味わえるこの遊興施設はある意味水着がドレスコードと言っても過言ではない。
海に生まれ、ずっと海で生き続けてきた彼女にとってはまさに”水が合う”と呼べる場所だろう。
さっきまで泳ぎ続けてたのだろう、プールサイドでは全身ずぶ濡れの姿で水流つきの滑り台などを眺めている。
「やっぱり、プールとなれば海とはちょっと勝手が違うけど」
よほど小さな子供でもない限り、そうそう溺れる事はない水深。
浅すぎてかえって自分には狭苦しく感じたが、それでも人と人の合間を縫って高速で水中を泳ぎ抜くのは朝飯前。
ふと、辺りを眺めてみれば……
「……おお~~、派手な水着だぁ。あんなの好んで着るんだ……今の子って。……へぇ……」
自分の着ているビキニも胸囲に比べれば大分心許ないが、中には紐同然なものや、もはや大事なところが丸出しなものまで。
人間のデザインセンスは先進的すぎて理解が追い付かない海の女だった。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からマリーネさんが去りました。