2023/08/16 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にラファルさんが現れました。
■ラファル > 可愛い可愛い、トゥルネソルの天使と謳われる、プリシアちゃんが、泳ぎを知りたいと伝えてきた。
ラファルは速攻でオッケーをした。
なので、ル・リエーに、家族総出でやってきて、プール遊びをすることになった。
リスは、プールサイドにあるベンチでのんびり見学。
他の人は、知らない、思い思いの遊び方の為に、散っているけど、多分プールのどこかに居るのだろう。
ある程度、プリシアに泳ぎ方のイロハを教えてみた。
けのびとか、犬かきとか。
それで体が冷えてきたので、ちょっと休憩。
温かいスープを啜り、太陽光で体をポカポカ温める。
柔軟体操とかして、再度プールに入れるようになったら集合。
それまでの間、ラファルはプールサイドで座っていた。
無論 全裸。
野生の獣は、服を嫌がる、ラファルはまさにそれ。
一応、外とかでは、我慢してきてるけど、水着になるくらいなら。
裸になる。
幼女特有の幼いロリロリボディを、全開に、全周囲に見せつけながら、ぽけーっと座っている。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にプリシアさんが現れました。
■プリシア > 夏だからプールも在るし、水遊び等の機会も増える。
だけど泳ぎ方を教わった事がない為に、浅瀬での水遊び程度しか出来ない。
其れでも十分にお友達とは遊べるけれども、矢張り皆と泳いで遊んだりもしたい。
そうした理由からか泳ぐ練習をしたいと御願いした結果、家族総出で水遊場に遊びに行こうという事に為った様で。
プリシアとしても泳ぎを教えて貰える事は嬉しかった。
だけど、何よりも嬉しいのは家族でお出掛けが出来る事だった。
屹度、出掛ける前から嬉しがっていたのは家族全員にも解っていただろう。
何故為らば、家を出る前から、こうして水遊場に着いてからもずっと、背中とお尻から見える翼や尻尾がパタパタと揺れていたからだ。
泳ぎを教えて貰える前は、一緒に訪れた家族にベッタリと甘えて。
でも泳ぎを教えて貰っている間は、ちゃんと真面目に向き合って。
教え方が上手なのか、プリシアの吸収力が高いのか、其のどちらもなのか。
少しばかりではあるものの、泳げる様に成った処での休憩。
此の後も練習をするのか、後は自由に遊ぶのか、其れは今回教育を任されているだろう叔母であるラファルに一任されていた。
叔母とは云っても、見た目は間違いなく幼い姉妹。
全裸で寛いで居る彼女を隣に、美味しいスープを味わった後の日向ぼっこを楽しんでいる。
プールサイドに同じ様に座って、足だけプールの水に浸して時々パタパタと水を蹴る様に揺らしていた。
因みに彼女がこうであった為か、最初は水着を着ない方が良いのか如何かと悩んでいた様だが。
そんな彼女を含めた家族の総意に、ちゃんと水着を着る事と為っていた。
■ラファル > 家族の皆は、とても、とても、常識的である。何処でも裸でいられるのは、ラファルぐらいなものである。
家族全員の全力の説得によって、プリシアちゃんは間違った道に行かなかった。
家族と楽しむ様に遊んだり、買い物をしたり、泳いで居たり等。
妹の泳ぎを見る事になったのは―――思考が近いから、と言うのがある。
序に言えば、身体能力で言えば、上位ではなく、トゥルネソルの中で二番目に凄いのである。
そう言うのもあり、任命されたのである、之でも任されたことはちゃんと遂行する子なのが、ラファルである。
それに、半竜の時に関しても、同じように変身して泳ぎを教える事が出来るのである。
「プリシアちゃんは、どうするー?
今度は、翼と尻尾を使った泳ぎ方にするー?
それとも、遊びたい?」
泳ぎ方に関しては、一つ学んだ。それで全てではないけど、一つあれば、泳ぐことはできる。
ただ、それ以上に外の泳ぎ方を学びたいのか。
遊びたい時期でもあるので、遊びを優先するのか。
隣でちょこんと腰を掛けているプリシアちゃんに、どんな風でも良いんだよー?
なんて、プリシアの周りで、彼女の可愛らしい顔を覗き込みながら問いかける。
■プリシア > 泳げる様には成った、とは云っても本当に基礎中の基礎を学んだ程度ものだろう。
だけど、他のお友達も泳げる事は泳げるのだけれども、其れでも得意不得意が在った。
一つでも泳ぎ方を覚えた今なら、皆と泳いで遊ぶ事も出来る様に成った事には違いない。
今日は教育担当のラファルだが、彼女は如何なのだろうかと考える。
外見だけを見れば同じくらいの年齢だけど、確りとした姉の様な存在で。
遊ぶのも好きなのかな、そうじゃなければ悪い気がするな。
そんな気持ちが、彼女を上目遣いに見上げる様子から見え隠れしているのかもしれない。
尤も、其れは雰囲気としてのものだが、其の感情は無意識に揺らす尻尾に現れているだろう。
「えっと、えっとね。
翼と、尻尾と、使った泳ぎを、習った方が良いのかな、って思うの」
少しだけ目線を落とし、僅かに考える様な間を置いてから改めて見上げ。
遊びたいけれど、役割を与えられている彼女の事を考えて、其方を優先させる返答。
只、其の語尾を聞いて考えると、プリシア本人としてはちょっとだけでも遊びたい方向に傾いているかもしれないと、そう理解出来るのかもしれないか。
■ラファル > 「んー………。」
金色の竜眼を持つ幼女竜。
トゥルネソルの獣、人間性が一番少ない、ドラゴン娘。
空色と、青色のオッドアイの、小さな小さな、姪っ子を見つめる。
何処か何かをうかがうような、そんな気配を感じたので。
がっし、と彼女の両肩を掴んだ。
にっこりと笑顔を浮かべてから、首を横に振る。
「プリちゃん、どーしたいか?だよ?
ボクが訊いているのは、プリちゃんがどうしたいか。
ボクを気にするのは、違うんだよ。
もっと、もっと、我が儘でいいと思うよ?」
家族のみんなが訊いたなら、何言ってるんだ、と突っ込むかもしれない。
こんな天使な子に、自分の我を通せと言っているのだから。
とは言って、ラファルは我慢をしない子である。
なので、可愛い彼女にも、不必要に我慢をしないように。
否、自分の意見をちゃんと持つようにしてほしいのかもしれない。
「本当に、それを、したいの?」
それで良いの?問いかけるように、じーっと、見つめる。