2023/08/06 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にロイナさんが現れました。
ロイナ > めっきり暑い最近、昼も夜もなく盛況な水遊場。
本日は珍しく人影も疎らで──まぁ夜という時間帯もあるのだが──淫魔の少女もまた、プールサイドの長椅子の上でだらだら寛いでいた。

「はぁ~………外にも出たくなくなる暑さだよねぇ…」

ぼやくように呟き、傍らに置いてあったフルーツジュースを一口。
弾けるような甘さが喉を通り過ぎていく心地に瞳を細め、頭にタオルを乗せたままむっくり上体を起こした。

ぐるり、プール内を見渡してみる。
生憎、この淫魔のお眼鏡にかないそうな女性は──

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からロイナさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にチューベローズさんが現れました。
チューベローズ > うだり、茹で上がるような暑さから避暑として、水遊場にやってきた少女。
護衛達を撒いて今は一人トコトコペタペタとワンピースタイプの水着の裾を揺らしながら数あるプールの間、何処に行こうかとポヤポヤ隙だらけで歩いている。

その手頸には遊び相手募集、女性もしくはフタナリを示す飾りをつけており、詳しい者であればそれの意味するところが分かるだろう。

それはさておき、波のプールで浮かぶのも良いし、流れるプールも鉄板である。
浮輪で浮かびながら冷たいジュースも良いかしらなどと考えながらも、降り注ぐ太陽に少女の肌はしっとりと汗ばんでいる。

はたまた鍛えられたカッコいい女性の水着姿を見て楽しむか…中々に悩ましいと、一度足を止め、こてりと首をかしげる。

チューベローズ > 少女が放つのは甘く濃い季節外れの金木犀の香り。
それは徐々に人を狂わせる催淫性を秘めた香りだが本人はその事に無自覚。

少女の半分ほどの高さのある楕円の浮輪を借りて、それを持ちつつとりあえず波のプールに。
トコトコと近づいていけば砂浜を模した少しざらつく床を進みながら波打ち際へ。
足を擽る様に寄せては返す波の動きにくすぐったそうに笑い、波頭が砕け打ち寄せる度に聞こえる波音を聞きながらさらに先へ。

しなやかな袋萩、太腿と水に浸かり腰のあたりまでの深さにたどり着けば波のうねりによって水着の裾はクラゲの様にゆらゆらと揺れていた。

そうして、ぽいっと抱えていた浮輪を浮かべると、手をつき軽い体を押し上げる様に跳ねて飛び乗る。
楕円の浮輪に身を預け、腰を少し引けば胸の下あたりまで水に浸かり、水面から出ている肩や足でチャプチャプ水を叩き、波のうねりに上下の揺れと浮遊感を楽しみながらさらに先へと進んでいく。

チューベローズ > 目を閉じて耳に意識を向ければ少し遠くに聞こえる波の音。
ちゃぷ、ちゃぷ、と波が少女の浮輪や少女自身にぶつかり小さく響く。
さぁっと揺れる水面を撫でる風の音、その風に乗り届く聞き取ることも難しいような小さくも賑々しい声。

そんな音を楽しみながら時折体を濡らす様に小さな掌で水を救い自身の体に垂らしていけばあれだけきつかった大洋も今はどこか心地よく感じる。

さらに今は揺り籠の様に上下に揺れる浮遊感を味わっていれば心地よく、ついつい小さな欠伸が零れてしまう。

しかしながら少女の肌に触れた水には僅かな媚毒が融け込んでいく、ただの水を侵食し始めるが、本人はそれに一切気付いていない。
通常の毒であれば水の量に依存するのだろうがある種特別な少女の振りまく媚毒は魔法のようにただの水を変質させながらじわじわと、少女を中心に広がっていく…。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からチューベローズさんが去りました。