2023/07/29 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──くーわわわ……」

日の高い時間帯の、平民向けの階層。
プール全体が大体見渡せる位置に設置された監視台の上に腰掛けた金髪の男は、
暇そうな面を隠しもせず大欠伸をかましていた。

今は見ての通り、プールの監視役の依頼(バイト)を請け負っている。
とはいえ、そうそう緊急事態があるわけでもなく、男は暇を持て余していた。

「──まああ平和なのはいいことなんだがな。一応目の保養になるっちゃなるし……」

ふ、と小さく息を吐きながら口元を緩めつつ独りごちる。
視界にはたまに、水着レンタル担当スタッフの策略により面積の少ない水着を貸し出された女性客が恥じらいながら
プールサイドを通る姿が見受けられる。
そんなものを見やっては、あーあやられちゃったかー、なんて思ってニマニマしていたりして。

エレイ > その後交代の時間まで、何事もなく平和な時間は過ぎていって──
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からエレイさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にルイーザさんが現れました。
ルイーザ > 「みんな、どこに行ったのかな……まったく」

日の高い時間帯のプールサイド。
友人たちとやってきたのは良いのだが、少し忘れ物を取りに行き戻ればその姿はなく。
泳ぎに向かったのかナンパをされたのかは判らないが誰もいない。
少しの間探すように歩いたのだが見つからずに直ぐに諦め今に至り。

「ボクも適当に泳ごうか。確か流れるプールがあるって聞いたんだよね」

見つからないなら楽しめばいい、そう考えては気持ちを切り替え。
来る途中に話していたプールを思い出せば、それを探して歩き出して。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からルイーザさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にタマモさんが現れました。
タマモ > 今日も天気だ、日光が眩しい。
そして、何よりも、この気温の高さだ。
だからこそ、なのだろう。
太陽の高く輝く時間帯、この場所は、本当に天国である。

今、少女が居るのは、施設内にあるプールの一つ。
お気に入りの場所、大きく円を描くように水が流される、流水プールだ。

ただ流される、それはそれで、のんびりするには良いし。
その作りから、人がそれなりに多くとも、幅が広い為に余裕はある。
そんな間を、潜水して潜り抜ける、なんて遊びも出来るだろう。
その際、目に付いた誰かに、悪戯なんて事も出来るおまけ付きだ。

………一番の目的は、最後だろうって?
うん、まぁ、否定はしない。
むしろ、出来ないだろう。
何せ、今まさに、少女は姿を隠して潜水し、そんな機会を狙っているのだから。