2024/12/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 「ねこさん、ねこさん。 にゃーして、にゃー」

貧民地区の屋台街、その裏路地
捨て置かれた大きな木箱に少年は座り、膝に小柄な猫を座らせてる。
野良のようだが人馴れしてるのかおとなしい猫は少年の膝の上で小さく丸まり少年の体温で暖を取ってるよう。

少年は人懐っこい笑みのまま、猫に鳴き声を要求
野良猫は少年にじーっと見つめられてることに気づくと、小さくにゃーと鳴く。
少年はそれだけで満足そうにニコニコしながら猫の頭をなでなでとして

シャルティア > 「えへへーいい子、いい子♪」

少年はなんにでも懐っこい。 人、魔族、妖精、精霊、犬、猫、なんにでも友好的でべたべたとくっつきたがる
猫というのは基本的に子供が苦手だ。うるさいし扱いが雑なのだからしょうがない。
なので少年が駆け寄ったら当然ながら逃げる野良猫が多いが、この野良猫は大人しい性格なのか静かに少年の膝に乗り、少年がおねだりしたときだけ、にゃあ、と鳴くのだ。

「今日はぼくと一緒にねよっか、ねこさん」

普段は宿を借りて過ごしてる少年だが、近くに毛布代わりになるものはないかなとキョロキョロして

シャルティア > スカートよりは広がっていないが布地に余裕があるローブの裾をあつめて膝の上の猫にかぶせてやる。
ぽむ、ぽむ、とローブの上から猫を撫でて

「じゃあ、ぼくも座ったまま……ちょっとだけ、ちょっとだけ」

数時間後、くしゅんっ!と自分のくしゃみで起きるまで、木箱の上で猫を抱いたままうとうととして・・・

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からシャルティアさんが去りました。