2024/12/07 のログ
グラスフィーエ > 少し前に少年見つけただけの魔族女だが、無論普通に路地の影辺りからひょっこり現れても良かった。
そうしなかったのは持ち前の悪戯心が70%、残りの30%は・・・
流石にすっぽかしたのが罰悪かったからで、それをごまかす意味でもあったり。
突然その背に40kgもの重し乗せられた少年の、ある意味当然の抗議には

「重いって失礼っスねぇ、こう見えても大体の男には体だけならイケるって
評判なんッスよぅ?」

ぷう、とわざとらしく頬膨らませるが、続いて見た目よりは大きな尻たぶ
掴まれると、「キャンッ!?」とかさっきまでの声と違いすぎる嬌声上げ。
一気に顔赤らめると、首に手回したままではあるが少年の背中からは降り立ち、
俯きがちで己の額を相手の肩甲骨辺りにつけ、ぼそりとした声で。

「判ってるっスよう・・・
だから今度は、こっちからお誘いに来たんじゃないっスかぁ・・・
部屋はもうアッシの方で取ってあるから、気にする事無いっス。
後はアンタがその気になってくれるかなんスが・・・
もうこんなきまぐれ女抱きたくないっスか?」

本当はキャミソール一枚で背中に乗ってお誘い、という案もあったのだが、
万が一それを第三者に見られた場合、自分はともかく少年にまで
妙な噂が立ったりしないかと多少気を回していて。
まあそうなったとしても、ロハで自分がもみ消せばいいだけの話なのだが、
噂というのは流行るのも廃るのも数日かかるから、
その間に悪評付いたりしないかとも。

オウル > 【ギルド】でも度々話題にあがる『噂屋』が、今しがた、現在進行形で背中におぶさって体重を預けてくる女である。
その女との出会いに関しては色々諸々とあるが、まあそれはさておき……。

いたずらへの返礼として、戯れに鷲掴みにしてやった女の尻肉は案外いい感じの肉感であり、中々に弄りがいのある感じがしたが、それよりも耳に響く甲高い嬌声も割と悪くない。

だからもう少し、と思いはしたのだが背中に感じる重みがなくなると、カウンター悪戯は止めておき、改めて肩口にかかる女のもたれ掛かってくるような感触と重さに、振り返りもせずに、「キヒッ」と楽し気に笑って、その言い分を聞こうか。

「ンー……どうしよっかなー?
 気紛れなのは嫌いじゃないけどもー?
 ほら、言葉だけじゃなくて、他にお願いする方法があるのではー?」

貧民地区の住人気質は当然自分にもあるようで、弱い部分が見えれば突きたくなるものである。
勿体ぶるような言葉を選ぶが、振り払う真似もせず、ストレートなお誘いは個人的に嫌いではないので、余計に意地悪を言いながら、言葉の終わりに両の唇の隅をにぃーっと持ち上げて、――…一つ言葉を追加する。

「ほら、今日は飴玉食べてないからさー口寂しくて。」

なんて、オブラートに包んでいるような、いない様な言葉であり、ある種の強請りを後ろの女に伝えて、またキヒヒッと楽しそうに笑って見せるのだった。

グラスフィーエ > 正直魔族女もモノの売り買いする商売だから、相手が自分の事知っているかは
さほど気にしない。
なんとなればこっちだって少年や【ギルド】の噂やなんやは集めたりしているのだ。
今のところ、弱み握って操る必要も、協力体制持ち掛ける意味もなく、
その時々で情報出したり貰ったりくらいのつかず離れずくらいでよかろうと。

そんな事とは関係無く、先の失態埋め合わせするつもりで誘った少年が
意地悪い要求してくるならば、顔色赤いままだが
その眉が申し訳無さげなへの字型から一瞬、む、とした風のVの字に変化したが、
すぐにやんわりというか、へらりとした笑いに変わり。

「・・・なぁるほどぉ・・・アンタの売ってるのよりはちっさいッスが、
こんなもんで良かったら好きにしていいッスよぅ・・・
ただし。他の奴に見つかったらアンタもそれなりに恥ずかしい思いする羽目に
なるッスけど、そこんとこよろしくッス、ヒヒヒッ・・・」

そう言うと案外膨らんだ胸の部分自分で掴むと、そのままバリっと
タキシードとその下のシャツ勢いよく破り捨てて、下着まで一気に外気に晒すと
現れた黒のブラジャーもロケット型でつんと上向いた胸の下まで摺り降ろして、
胸の先端掴んで先端の小さな桃色の突起を、ぐいと少年の目の前に突きつけるだろう。

オウル > 思わず笑ってしまう。
やっぱり「キヒッ♪」と『噂屋』の女の笑い方に似た素の声で笑ってしまう。

これから『仕事』の部分でも良しなにと思っているのだから、意地悪い行動は慎むべきだが、耳元であんないい声を聞かされると、悪戯心だって、下のほうだってムクムクと沸いたり起き上がったりと、健全路地裏住人としては大変である。

「……言われなくても、好きにするつもりだけどもー。
 噂屋さんにはそう聞こえちゃったかー……。
 うん、嫌いじゃないけどさ、そっかー…………。」

含みある言葉を繰り返し、釣り上げたままの口の両隅を下げることなく、意地悪くも軽薄そうでもある笑みを浮かべたまま、勢いよく破けたタキシード…そしてシャツ、更にはまろびでたこちらも中々に好みなふくらみが、最後の一枚から向けだしになったところで、視線はしゃぶりつきたくなる乳房に眼帯越しの視線と裸眼の視線を落としてから、すぐに顔をあげて。

「ほしいのはこっちなんだけどな?
 流石にこんな寒い時期に外ではねー。
 ほら、お部屋とっておいてくれてるんでしょ?いこ?」

欲しかったのは、唇。
性欲の塊だと自覚はしているが、それはそれ、これはこれ。
情報を紡ぎだす唇をあいさつ代わりに味わってみたい。
だから口寂しいと言ってみたのだけど、もっと美味しそうな提案が情報の代わりに女の唇から紡がれたことに笑み消えず。

人差し指のその指先をそーっと伸ばして、欲しかった、後で食べさせていただく女の唇をぷにぷにとつついた後に。

「……それとも、ここでしちゃう?
 いいよ、アンタが望むなら、だけど。
 あっ終わったらふかふかのベッドを貸してよね?
 今夜はへたすりゃ野宿だったし。」

自分よりは少しだけ高い女の視線に視線を合わせて、じーっと見つめて、問うのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からオウルさんが去りました。
グラスフィーエ > 「・・・・・・へ?」

申し訳なさと少年に対する誠意としての胸晒しであったが
そうじゃないとの返答にさすがの魔族女も目を丸くして。
すぐにやってきた気恥ずかしさとかなんかそういう物に
元々赤かった顔の色ますます濃くして。

「・・・あーもうぅっ!!
さっさと部屋いくッスよ、部屋!
言っとくけどアッシだって恥ずかしかったんスからね!
この分は色んな意味できっちり払ってもらうッスよ!!」

きーきー怒鳴りながらも少年の手乱暴に握り、
もう片手で破ってしまった服の前押さえながら宿までの道筋たどって。

グラスフィーエ > 【移動します】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からグラスフィーエさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にグラスフィーエさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からグラスフィーエさんが去りました。