2024/11/09 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にオウルさんが現れました。
オウル > 久しぶりに貧民地区の路地を歩く。
ここ最近また【ギルド】の仕事が忙しくなり、こんな夜遅くにしか自由な時間が出来なくて、結局できることはこうして散歩をするくらいである。

ここだけは相変わらず酔っ払いの声と、娼婦の姉さん方の客引きの声は絶えなくて、聞いてると少しだけホっとするのは少々疲れて病んでいる証拠だろうか。

「………んっ、んー……んー……んー………。」

少々すえた匂いもするが、貧民地区特有の『匂い』を肺いっぱいに吸い込むと、うへ、と眉間にしわを寄せた表情で苦笑いをした後にゆっくりと息を吐きだす。

眼帯したの異形の眼も裸眼の右目も細めて、少々やれやれといった表情を浮かべて、肩掛けポーチから相変わらず幾つか常に所有している『飴玉』を取り出すと、包み紙を解きながら、ひょいと口に放り込む。

今夜は久しぶりの自由時間。
適当にぶらついて、適当に寝床に戻るか。
少し肌寒いのもあるから、その対策もしないとな……。

しばらく歩いていると眠気がやってくる。
あくびをかみしめながら帰路へと……。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からオウルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏路地」にゼオンさんが現れました。
ゼオン > 「っかぁー。なんかハマんねえなぁ……。」

あくびを噛み殺しながら裏路地の木箱を蹴り壊し、ポケットに手を突っこんだまま裏路地を歩いていく。

冬も近づいてきて寒さが増し、うらびれた道を歩くにも常人には堪えてくる頃。

人肌を温められる女、顔も良くてスタイルも良くて活きのイイ女なら尚のこと良い。

「……いいのいたら因縁つけんだけどなぁ……。」

警邏をしている騎士でもいい。武器を持っていようが関係ない。
今日は自分が人肌恋しい気分なのだから、理由はそれだけで充分だ。

裏路地にあって、無防備に一人で歩いている男に難癖をつけるものはいない。
貧民地区の男は彼がどんな存在か心得ている。

だから、誰も助けに来ない。
彼が目を付けた時点で、彼の思うままになるべきなのだと。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏路地」からゼオンさんが去りました。