2024/10/01 のログ
メアリ > 「あっ……♡ん、ッ……♡可愛いですねぇ。まるで人懐っこいわんちゃんみたい♡」

薄い皮膚の上に舌が這い、歯が立てられると、その感触と刺激に声が跳ねる。
歯が立てられた痛みは首筋から波のように全身へと広がってゆき快感へと変換され、一層女の興奮を高めることとなり。
犬のようだと笑みを浮かべながら、自らの身体を今から貪り尽くそうとするその少女の頭を、女の手は優しく愛でるように撫でつける。

「はぁ、っ♡ぁ、あッ♡あ゛っ♡んっ……ぅ、っ♡……~~~ッ゛♡♡」

少女の腰を抱き寄せていた脚が解かれるのが、待てを解かれた合図。
知られた自身の内側の弱いところを激しく責め立てられ、余裕のあった女の顔から余裕が剥がれ、その代わりに
快感に蕩けた雌の顔が現れ始める。
その華奢な身体には見合わない程の勢いと力強さは、獣に喰らい尽くされるのではと勘違いしてしまいそうなほど。
次第に呼吸は荒くなってゆき、気付けば激しい種付け交尾で二度目の絶頂を迎えてしまった。
腰は大きく跳ね、律動的に収縮を繰り返す膣内は子宮目掛けて白濁を迸らせるその肉棒を絞り上げるように蠕動する。

「は――っ♡は――……ッ♡また一番奥で、いっぱいびゅーって出来て偉いですよ、リコッタさん……♡
本当に赤ちゃんできちゃったらどうしましょうかねぇ……♡」

胸の中に少女の頭を抱き寄せながら撫でつつ、その身体を抱きしめて微笑む女の言葉はまるで他人事のようで。

リコッタ > 「ふぁ…わふぅ……♡ んっ…………♡♡」

肉を打ち付け合う音が途切れ、2人の甘い吐息だけが路地に響く。
射精が終わっても、少女はしばらく女に抱き付いたまま。
可愛いと頭を撫でられれば、嬉しそうに耳と尻尾をパタパタ揺らす。
まさに主人に甘える愛玩動物そのもの。……いまだしっかり繋がった下半身を除けば。

「…………──っ♡」

少女は悪戯っぽい笑みを浮かべると、もう一度首筋に噛みついた。
はむはむと甘噛みした後、強く吸い……新しく自分の印を付けてしまおう。
口を放せば、そこには小さな歯型と唇の痕。

「えへへ……ごめんなさい、また勝手にやっちゃいました……♡
メアリさんのえっちな顔、とっても可愛くって……つい……」

自ら女の胸にぽふんと収まり、照れてはにかんだような笑顔を向けていたが。
続く言葉に、少しそわそわと緊張した素振り。
どうやら二度の射精で肉欲を発散し、少しだけ理性が戻ったよう。

「そ、その、責任は、取る、つもり……です、けど……。
…………メアリさんは、良かったんですか……?」

しかし、最初から中出しを許容してくれ、なんだか妊娠も心配していないようにも見える。
その理由がわからず、撫でられながらも不思議そうに首をかしげて。

メアリ > 「……ッ、もう、悪戯っ子なのですから……♡」

再び首筋に走る痛み。
少女が何をしようとしているのか察していながらも、その行動を止めずに印を刻むことを許していた。
女の首筋には情事の痕がしっかりと刻まれることとなり。

「あなたの様な可愛らしい方にそう言われるとなんだか不思議な感じがしますねぇ。
……えぇ、この責任はとる必要はございませんよ。
恐らく子供が出来ない身体なのですよねぇ、私。」

はにかんでいる少女を見つめながら、ぱたぱたと揺れている耳を指先で撫でつつ、どこか含みのある言い方をする。
実際は子供が出来ない身体ではないのだが、女自身それは知らずに勘違いしたままで。
だが今回の情交で少女との子供を孕むことは無いだろう。

リコッタ > 「…………? よく、言われませんか……?」

自分と彼女が交わった証。怒られなかったということは、受け入れてくれたということ。
そんな幸せな気持ちで、首筋に残る赤い痕をうっとりと眺めていたが。

「えっ……そ、そう……でしたか……ごめんなさい……」

子供ができない体。何度か目を瞬かせた後、申し訳なさそうに耳が垂れる。
そうとは知らず、随分と好き放題言ってしまった。
加えて、少し混じるのは……安堵と落胆。なんとも言えない複雑な表情。
しばらくころころと顔色を変えていたが……。

ふと、何かに思い到ったように顔を上げた。

この責任は……ですか?
えっと、他に私が果たすべきことがあるなら……なんでもしますけど……」

メアリ > 「気にすることはありませんよ。私自身も今はもう気にしておりませんし。
むしろこう都合よく使っているのですから謝る必要なんて尚更ないですから」

複雑な表情を浮かべる少女を見下ろしながら女は変わらず穏やかな表情を浮かべていた。
それは少女に責任の話を問われても変わらず…。

「えぇ、そうですね。
あなたは娼婦の代わりに私を買ったのですから、そのお代を支払う義務はありますでしょう?」

そう告げる女は徐に右手を上げると、そこに夜闇の様な黒い靄が何処からともなく集まってくる。
その靄は次第に一つの形を成してゆき、最終的には長方形の紙のようなモノとして女の手の内に収まった。
指で挟まれたそれには、先程の情交で夢中に腰を振るう少女の姿が写し出されており、耳や尾だけでなく
少女の横顔やその猛々しい肉棒までも伺える。

「今日のお代はこちらの言い値で、ちゃぁんといただきますね♡
リコッタ・フォルティ様」

写真で口元を隠せば、目を細めながら少女を見下ろす。
女の浮かべる笑みは恐ろしい程に優しく、敵意など一切感じさせないようなもので。

リコッタ > 「あぅ……わ、わかりました。私も、以後気を付けることに、しますので……」

本人がそう言うなら、これ以上謝罪を重ねるのも逆に失礼だろう。
しっかりと反省を心に留めれば、後は精一杯明るい表情を作って顔を上げ──

「わぅ?」

──眼前に突き付けられた写真に、きょとんと呆けた顔。

「きゃうぅぅぅうううううぅっ!?」

一拍遅れてそこに写っているモノを確認し、甲高い悲鳴を上げた。
わたわたと慌ててそれを奪い取ろうとするが……女の主張自体は至極真っ当な要求なので、
涙目になりながらもぐっと抑える。

「わ、わかりました……元からちゃんと、お代は出させていただくつもりでしたから……。
……写真は渡してくださいね……誰にも見せちゃ、ダメですよ……?」

これもまた社会勉強。それでもあのまま娼館に入ってしまうよりはマシだったはずだ。……多分。
そんなあなたの笑顔にも思わずドキッとしてしまう自分が、なんとも情けないのであった。

メアリ > 「うふふ、凄いですよねぇこれ。
これでまだ試作品と聞いていたのですが、音でバレずにここまでしっかりと撮れるだなんて……。」

悲鳴を上げた少女を他所にその魔道具のクオリティに感嘆の声を零していた。
写真はマントの裏側へと仕舞い込めば、再び少女を見下ろして、その涙が滲む目元を指先で優しく撫でる。

「この写真をどうするかはリコッタ様次第ですかねぇ。
あと、今回のお代はお金でなく別のもの……フォルティ商会が知っている情報を対価として頂きたいのですよ。
今はまだ必要ではないので、お話はまた後日となりますけれど。
それを出し渋るようなことがあれば……賢いリコッタ様ならばどうなるかなど、お分かりですよね?」

彼女が最初に告げた名前から、少女が商家として有名なフォルティ家の者というのは気付いており、
気付かれているという事実は女の言葉から理解するに容易い筈。

まだ幼さ残る少女の頬を指先でつん、と突きながら問いかけて

リコッタ > 「うぅ~~~……」

今回のためにお小遣いは貯めてあったが、情報となると自分一人ではどうにもならない。
随分と高い買い物になってしまうが……少女にとって致命傷なる情報を
握られている以上、条件を飲む以外の選択肢はなかった。

優しくされながらも、女の笑顔をむす~っと拗ねたような表情で見つめ。

「……どうせ払うのですから、満足するまでシたいです」

腐っても大手商家の娘。リスクから逃げられない以上、
いっそ開き直って愉しむことにしたようだ。

一連のショックで肉棒はすっかり萎えてしまったが、獣化自体はまだ解けていない。
場を移して仕切り直すのには良いタイミングだった、と思うことにしておこう。

「…………あと、2人で写ってるのも……欲しいです」

もうヤケだ、とばかりに追加でおねだりまでして……。

メアリ > 「……すごいですねぇ、こんな女とまだシたいと言えるだなんて。
身体を重ね続けてまた何か求められるのでは、なんて警戒しないのですか?」

思わぬ言葉に二度三度と瞬いてから一周回って感心してしまった。
存外肝は据わっているのかもしれないと思いつつも、その危機感の無さに、交渉を持ち掛けた側とは言えど
流石に少し心配になってしまって少し困った様な顔を浮かべた。

「まぁこちらが求める物を差し出してくれるのならば良いですけど。
二人で写ってるもの、って……言われましても……さっきのアイテムは他に予備が無いのですよね。」

追加のおねだりにはきょとん顔。
流石に少し動揺してしまいながらも、予備が無いことは素直に伝えよう。
まぁ予備があったとてともに写っている写真など渡すことはしないだろうが。

リコッタ > 「…………今回の代金はメアリさんの言い値ですから。
しかも後払いな以上、後からいくらでも値を取り上げられます……」

困ったような表情を尻目に、少女はじとっとした視線を送り。
ぶつぶつ呟きながらそっと体を放す。お互いべたべたでとんでもない格好なのに顔を赤くしつつも、
そそくさと最低限の身だしなみを整え。

「それなら、今貰えるだけ貰っておいた方が……お得です」

写真はもう撮れない、と聞いて残念そうにしつつも。
本人ももらえるとは思っていなかったのか、それ以上は要求せず。

「えっと……何か勘違い、してる、ようですけど……。
私、要求自体は、メアリさんにはそれくらいの価値があるって……納得、してますから。
だから……今度はちゃんと、請求して欲しいです。写真なんかなくても……払うので……」

ちょっと怒ってはいるものの、少女の眼にそれ以上の感情はなく。
その口ぶりも、次があるのは当然……と言うようであった。

メアリ > 「それもそうですねぇ。
まぁでも、後からだらだらと理由を付けて搾取し続けるやり方は好まないのでそこは安心してください。
そんなことを言っても信じてもらえるかは分かりませんけどねぇ。」

少女が身を離せば、女も乱れた身だしなみを整えつつそんなことを告げる。
こんなやり方で交渉に強引に持ち込んだのだから信じてもらおうとは思っていないが。

「えぇ……そんな風にはっきり言われてしまうと流石に動揺してしまうのですが……。
払う意志があるのなら別にこれ以上はこちらからは何も致しませんけれど。」

思ったよりすんなりと事が運んでしまい、少女に対して不信感を抱かずにはいられないものの
支払いに同意しているのならば悪い事でもなく、まぁいいかと納得して。
手早く身だしなみを整えて服を着直せば、先に通りに出て少女の元へと振り返り、手を差し出した。

「では場所を移しましょうか。今度は柔らかい寝床と屋根のある場所に参りましょう。」

まだ怒りの感情が目に宿っているかもしれない少女の瞳に向けるのは温かな優しい微笑み。
少女が手を取れば、知った近くの宿屋へと案内して、少女が満足するまでその華奢な身体に宿した獣欲を受け止め続けることとなり―――

ちなみに女が受けていた命令は、後日改めて同じ場所に対象が現れたことにより無事遂行されたとか。

リコッタ > 「……信じますよ。だって、自分で買うと決めた相手ですもん」

出会ったばかりの女相手に『抱かれて欲しい』と交渉を始めたのは、他ならぬ自分。
性欲で決めた部分がないとは言い切れないが……見て見ぬフリをせず、
善意で忠告までしてくれた人だから。

それで裏切られたのだとしても、それは自業自得。
……まあ、実際されてみると思った以上にショックだったので、
少し不機嫌になってしまったが。

「えへへ……実は私も、そう提案しようと思ってたんです……。
エスコート、よろしくお願いしますね……?」

あなたが振り返った頃には、既にその不機嫌もどこへやら。
むしろ嬉しそうに手を取れば、ぎゅっと抱きつくように腕を絡め。
払う分はしっかり元を取らせてもらおうと、意気揚々と手を引かれて行くのだった。

その後の宿でのことと──少女が何を要求されることとなるのかは、また、別のお話……。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からメアリさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からリコッタさんが去りました。