2024/09/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にメアリさんが現れました。
■メアリ > 貧民地区では特に珍しくもない、今にも崩れそうなほどに床や壁が風化している少し背の高い廃墟のひとつ。
中は足元が伺えない程に暗く、頼りになるのは外から入り込む月光のみ。
そんな廃墟の中で女はひとり、窓際の土埃の積もった床に躊躇いもなく腰を下ろしながら、廃墟から少し離れたところに
在るまばゆいネオンを煌めかせる娼館がある方向を見つめていた。
正確に言えば娼館のその裏手側――。
華やかな見た目をした正面入り口とは違い、質素な明かりが一つ用意されただけのシンプルな出入り口。
「ふぁ……暇だからと受けたのは良いものの、こうも全く動きが無いとこれまた暇ですねぇ……。」
愚痴混じりにそんなことをぼやけば、廃墟の中に女の声がよく響く。
くわ、と退屈そうにあくびを浮かべながらも、視線は離す事なくその娼館方向へと向けている。
女の隣には女のものと思わしき愛刀が一つ、鞘に納められた状態でその場に置かれていて、手と剣の間は
すぐに手に取れる程度の距離感。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にリコッタさんが現れました。
■リコッタ > 裏口の人の出入りは極端に少なく、待てど暮らせど変化はない。
ただ、刻々と時間が過ぎゆき、夜が更けていくばかり。
……しかし0時を回った頃、ひっそりと足音を殺して人影が現れた。
頭からすっぽりとフードを被ったローブ姿の『いかにも』な怪しい格好。
娼館の裏口前までやってくると、中に入るでもなく周囲をキョロキョロと見渡し。
入口の前を行ったり来たりしている。一挙一動が怪しい……。
女の受けた依頼が警備の類であれば取り締まるべき対象であるだろうし。
別の依頼だったとしても、あまりうろうろされては妨げになりそうだ。
■メアリ > 「――こんばんは、少しよろしいかしら。」
警備の依頼ではなく、目的は別にあった。
遠目から見たその小柄な影は女が此処を見張る目的である可能性こそ低いものの、そのいかにも怪しい
格好や動向から放置するにもいかず、傍らに置いた剣を手に取れば音もなく待機所として利用していたその場を後にする――。
そしてそのローブ姿の小柄な何者かに声を掛けた。
気配も感じさせず足音らしい足音もほとんど聞こえない。
瞬間移動でもしてきたのかと錯覚するほど、唐突に少女の背後に現れた女は質素なランプに照らされただけの
薄暗がりの中で、その不審者に対し穏やかな笑みを浮かべて問いかける。
事前に女の接近に気付けていたかどうかは少女次第となるだろう。
互いの間に距離として数メートルほど存在して、女は一歩ずつそのローブの不審者と距離を詰めていこうとするだろう。
■リコッタ > 「きゃうっ!?」
甲高い悲鳴を上げながら人影の肩がビクッと跳ねた。
その反応は素人であることが一目瞭然。
……だというのに、その反応は何故か女が声を掛ける数瞬前に行われていた。
まるで、気配を消して背後から近づかれたことに、途中で気付いたように。
「あっ、ぃ、いえ、その! わ、私は決して怪しいものではなく……!?」
だが、構えるでもなく逃げるでもなく、返って来たのは釈明の言葉。
しかも不審者の言い訳のテンプレのようなもの。どうにもアンバランス。
加えて、フードの下から漏れる声は年若い少女のものだった。
よく見れば、身長も女より随分と低い。
一歩ずつ距離を詰められ、気圧されるように余計に身を縮めていた。
■メアリ > 相手が小柄だからと油断していたなんてことはない。
だからこそ、まるでこちらの存在に声を掛ける前から気付いていた様な反応に、笑顔の裏で警戒心が強まる。
「まぁ、可愛らしい声をしているのねぇ。
……こんな遅い時間にそんな恰好でコソコソとしていて、怪しいものでないのならば何だというのですか。
その様子からして、ここの娼婦や関係者というわけでもないのでしょう?」
素人めいた反応は演技だろうかと疑い深くその相手を見つめながら、女は変わらず穏やかでまったりとした
口調で話しかけつつ目の前の不審者との距離を詰めていく。
年若い少女のようにしか聞こえない声に目を細めては、一歩、また一歩とその不審者の元へと歩み寄り
目の前までたどり着けば徐に目深く被ったフードへと手を伸ばした。
少女が強く抵抗しなければ、その指先は強引にフードを捲り上げてその奥にある顔を見ようとするだろうが果たして。
■リコッタ > 「…………え、えぇとー……」
反論の余地のない正論である。
なんとか言い訳しようとするも言葉は口から出てこず、もごもごするのみ。
女が手を伸ばせば「あっ」と小さく声を漏らすも、抵抗は出来ず。
剥ぎ取られたフードの下にあったのは、声の通り10代半ば程の少女の顔。
しかし、その頭からは、2つの獣耳がピョコンと突き立っていた。
潤んだ瞳と視線が合う。泣き出す寸前のように困り果てた眼。
「関係者、では……ない、ですが……。
なんと、いいますか……その…………つ、使って……みたくて……」
蚊の鳴くような声を絞り出し、羞恥のあまり顔を真っ赤にして俯いた。
少女の容姿はどう見てもミレー族。確かに正面から堂々と使うのは難しいだろう。
……性別的にも年齢的にも、娼館を利用するにはツッコミどころが多い気がするが。
■メアリ > 「あら。」
フードの奥の顔を捉えたとほぼ同時に視認するその二つの獣耳に短く声が出る。
思わぬ存在に少々目を瞠った後、今にも泣きだしそうな少女の顔を見下ろすと、蚊の鳴くような声で紡がれた
言葉に不思議そうに首を傾げた。
「使ってみたくて、と言いますと……此処を?
んん……あなたが利用するのは少々難しいと思いますけどねぇ。」
ミレー族と理解しても女の態度は変わらない。
顔を俯かせる少女を見下ろしながら、この子は目的の人物とは違う、と女はひっそり確信を得る。
そして突っ込みどころが多すぎる少女の言葉を聞きながら手にしたままの愛刀を懐に戻すと
その愛刀は腰に提げられるでもなく、マントの内側に仕組まれた異空間の中へと仕舞われた。
「……悪い事は言いませんから、早くお帰りなさい。
ミレーだとバレたら娼館を利用できないどころか、最悪、悪い人間に捕まってしまいますよ。
あなたみたいな可愛らしい顔をした幼いミレーなど、特に需要が高いでしょうからねぇ。」
少女の前にしゃがみ込めば俯き顔を覗き込みつつそう告げて。
■リコッタ > 「…………そう、ですか……やっぱり、そうですよね……」
裏口で金を積めば、どんな相手にでも売ってくれる店がある。
そんな噂を聞いてやって来たのだが、世の中はそう甘くはないよう。
ともすれば、その噂自体が甘い考えのカモを釣り上げるための餌だったのかも知れない。
しゅんとしながらも、女が武器をしまう様子を見守る。
が、ちらりと見えたマントの下の格好に、ギョッとしたように目を見開いた。
さらに、しゃがまれたことによって顔と顔の距離が縮まる。
薄明かりのせいでよく見えていなかった女の美貌をようやく認識し、
少女の頬が先程とは違う意味で朱に染まった。
「ミレー族……では、ないんですけど……そう、見えちゃいます、よね……。
……はい、ここを使うのは……諦めます……けど……」
しかし、そう言いながらも少女はもう覗き込まれた目を逸らさない。
瞳の奥に揺れているのは、確かな──縋るような情欲の色。
「お姉さんは……娼婦さんでは、ないんですか……?」
■メアリ > 「ミレー族ではない、と……ふむ、なるほど。
まぁそうですねぇ。あなたに何かしら事情があるにしろ、そのお耳を見れば大抵の人間はミレーと誤解してしまうかと。」
ミレーではないという言葉、さらには此方を見つめる情欲の色を帯びた瞳。
たまに耳にするこの店の噂を聞いてわざわざここまで足を運んだのだろうと察しもついて。
「私ですか?私は……―――」
尋ねられた言葉に首を振ろうとした途端、店の裏手口の方からガタンッ、と微かな物音が聞こえ、
少女へ向けられていた視線の先が一瞬出入り口の方に向く。
恐らくこの店の関係者だろうと思えば、女は素早く立ち上がり手荒に少女を抱きかかえると、
そのまま近場の狭い物陰に素早く身を潜めた。
夏の薄手の装備を身に纏う女性らしい豊満な肉体が、少女の年相応で華奢な身体にぴったりと密着する。
「――……私はここの娼婦ではございませんよ。」
出入り口から出てきた男性は二人の存在に気が付くことなく、真っすぐにその場から立ち去り貧民地区の通りへと消えていったことだろう。
それを確認すると、密着したまま、少女の耳元でひっそりと耳打ちした。
■リコッタ > 「あ、あはは……はい。この体質には、以前から悩まされておりまし──てっ!?」
突然抱きかかえられ、反応する間もなく物陰へと運び込まれる。
目の前の女性に見惚れていた少女は、物音になど全く気付いておらず。
声を上げなかったのは、自身を包み込む柔らかい感触に驚き固まってしまったからであった。
「…………っ……」
隠れている間も、通り過ぎる男二人など気にも留めず。夢見心地でぎゅっと抱きしめ返す。
小さな体から香る獣臭くも官能的な匂いと……太股に当たる、熱く硬い感触。
「……では、1人の女性として、お願い致します」
囁かれた言葉に、先程までの少女であれば落胆したことであろう。
だが、今は真っ直ぐにあなたを見詰め、より密着を求めるかのように腰を擦り寄せる。
「どうか私に……抱かれては、いただけないでしょうか」
■メアリ > 「真面目なのですねぇ。」
太腿に当たる少女らしからぬ硬い感触と獣の様な匂いを感じながら、真っすぐにこちらを見つめる少女から
告げられる言葉にくすくすと小さく笑っている。
「そうねぇ……どうしようかしら。
先程言った通り私は娼婦でもございませんし……。」
勿体ぶった様子で首を傾げつつちらりと少女を見下ろせば、悪戯に太腿を硬い感触へと強く圧し付ける。
そのまま足をゆっくりと揺らしてそこを擦り上げながら、何事もない様に少女へ微笑みを向けて。
「……あなた、お名前は?」
意地の悪い脚の動きとは反対に、少女の肩を抱く腕や頬を撫でる指先は花を愛でるかのように優しいもので。
■リコッタ > 「ひゃうっ……!? ゃ、あぁ…♡ お姉さん、は……いじわるです…」
柔らかな太股に圧を掛けられれば、スカートの下のモノがびくびくと震える。
擦られる度に固さを増して、あなたの肌を押し返し。
無意識に腰がへこへこ動いてしまう。
暴走しそうな欲を抑えるようにあなたを抱きしめ、豊かな乳房に顔を沈める。
少女もそれなりに体を重ねた経験があったが、これほど肉感的な相手は初めてのこと。
下腹部を刺激されながら、優しさと柔らかさに包まれれば、それだけで蕩けてしまいそう。
「り、りこった……リコッタ・フォルティ……です……」
反射的にそれなりの知名度があるフルネームを答えながらも、うっとりと胸に触れる。
余程薄い素材なのか、服の生地越しに伝わって来る指に吸い付くような柔らかさ。
その魅力的な肉感を夢中で揉みしだきながら、上目遣いで首を傾げ。
「…………お姉さん、は……?」
■メアリ > 「あら、なんのことかしら。」
ふふ、と笑みを浮かべながら白々しくもすっとぼけ。
乳房に顔を埋めれば皮膜スーツ越しにでも素肌に近い体温は感じられることだろう。
「リコッタ・フォルティ、様……そうですか。素敵なお名前ですねぇ。
私はメアリと申します。」
聞いたことのある商家の名に気付くが、それを深堀りはせずにさらりと笑顔で流してしまう。
自らもまた名を名乗りながら、少女の手には到底扱い切れない程の豊満な乳房を触れてうっとりとした
表情を浮かべている彼女の頭をその大きな獣耳ごと撫でる。
「……リコッタ様はどうやって抱きたいのですか?
何をどうしたいのか、ちゃんと言葉にして教えていただけないかしら……?」
楽し気な声で耳元でひっそりと囁きかけて、指先でスカート越しに震えるその昂りに軽く爪を立てながら撫で上げる。
■リコッタ > 「様は……要らない、ですぅ……んっ……くぅん…♡」
流しては貰えたが、敬称に壁を感じたのか、ちょっと拗ねたような表情をする。
しかし、全身を包む多幸感に仏頂面は長く続かない。すぐに蕩けたような顔に戻り、
さらに耳ごと頭を撫でられてしまえば、あまりの心地良さに甘い喘ぎ声を漏らしてしまう。
もはやスカート越しの刺激では満足できなくなったのか、自らスカートの端を摘まんで中身を晒す。
可愛らしい女の子物の下着から収まり切らずにはみ出していたのは、醜い肉色の棒。
成人男性の平均よりやや小さいくらいのサイズだが、小柄な少女には十分不釣り合い。
既にぬらぬらと先走りに塗れ、狭い物陰に雄の臭いがいっそう濃く充満する……。
「…………交尾っ♡ シたいです♡
メアリさんのおまんこに、おちんちん挿れて……ぱんぱんしたいです……♡」
娼館に1人で入る勇気もない、臆病で、恥ずかしがりの少女。
しかし、今ではすっかり鼻息を荒くし、はしたない言葉でおねだりする姿にその面影はない。
■メアリ > 「可愛いですねぇ。こうして撫でられるのお好きなのでしょうか……♡」
甘く声を洩らす少女の頭をまた撫でながらその様子に可愛らしいと微笑みを浮かべる。
スカートの向こう側で滾る熱が晒されると、その物陰の中で可憐な少女には似合わない程の濃厚な雄臭い
香りが充満し、すん、と鼻先を揺らせば鼻腔が少女の性臭に犯される。
「ふふ……っ♡ちゃんと素直に言えて偉いですよ、リコッタさん……んっ、ん……」
はしたなくおねだりの言葉を並べる少女の姿を見つめながら目を細めると、女のふっくらとした
柔らかな唇が彼女の唇へと寄せられ、ちゅ、と音を立てながら甘く啄むようなキスを落とす。
二度、三度、と戯れる様な口づけが繰り返しながら、女は手探りに自らの腰に巻いたベルトを外すと
ショートパンツから片足を引き抜く。
夜闇の中ではその全貌は見えずとも、金具音や布擦れなどの脱衣の音はその先の行為を期待させてしまうに違いない。
■リコッタ > 「えへへ……はい、気持ちいいです♡
メアリさんも……とっても、綺麗ですよ……」
撫でられながら顔をふにゃふにゃにする少女は、まるで可愛らしい愛玩動物のよう。
だというのに、そのすぐ下ではまるでマーキングするかのように雄の象徴を擦り付けている。
鼻腔のみならず、スーツや肌にまで少女の臭いを塗り込むかのように。
少女であり、雄であり……発情した獣。
響く脱衣の音に、女の裸体とこの後の行為に想いを馳せながら。
ぷっくりと柔らかな唇を受け入れる。優しく重ね、ついばみ、恋人と愛し合うように。
……しかし、期待で興奮が高まるにつれ、口付けにもついつい熱が入る。
激しく求め、貪るように。息継ぎの度に甘い吐息が零れる。
「んっ…は、ふぁ……メアリ、さん…♡
わたし、もう……がまん、できません……はやくぅ…♡」
まだ脱衣の途中だというのに、暗闇の中、入口を探すように腰を擦り付ける。
もはや限界、早く犯したいと催促するように、膣口のすぐ近くを熱の塊が擦る……。
■メアリ > 【中断】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からメアリさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からリコッタさんが去りました。