2024/08/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」に聖バティスタさんが現れました。
■聖バティスタ >
幌に紋章の刻まれた馬車が数台、貧民地区へと乗りつける。
それを見た住民達はぞろぞろと、馬車が止められた地区の広場へと足を運びはじめる。
聖バティスタ派騎士修道会による食料支援。
炊き出し、配給…として司祭達による講話を含む一連の催しは、騎士修道会の主たる活動の一つである。
貧民層の救済、そして新たな信徒の獲得が主な木底となる。
そして、炊き出し以外にもう一つ……。
「病気を患っている方はこちらへ…。
動けない方がおられるのであれば、向かいますので案内をお願いします」
清らかな鈴の音の様な、人混みでもよく通る声。
同修道会では聖女と称される少女が手ずから、その奇跡で以って病や怪我に苦しむ貧民を掬いあげる…。
これも、敬虔な信徒を生む手法の一つ。
絡繰りは兎も角、現実に病から救われ、生活に潤いを与えられた者は少女を聖女と崇めはじめる。
この騎士修道会の起こりともなった、人々を救い歩く聖女の行いは、今も尚続けられていた。
■聖バティスタ >
一人、一人。
膝を擦りむいた子供から、流行り病で動けない大人まで。
丁寧に、聖母の如き微笑みを称え、奇跡を以って癒やしゆく聖女。
「感謝は我が神、ヤルダバオートに…。
大丈夫、神は遍く全ての人々に平等にお慈悲を分け与えてくださいますよ」
重い栄養失調で臥せっていた少年の頭を優しく撫でつけながら、十分以上の食料をその家族の家へと残してゆく。
「奪い合いなどが起こらない様、食料は十二分に…。
それでも足りぬと言う方には、修道会の地方教会を訪れるよう促してください」
中央に集まった聖女を頼る者たちとの話と処置を一通り終え、
配給を任せられた聖騎士達にそう言付け、それではと聖女は中央の広場を離れる。
一人、しずしずとした足取りで貧民地区の町並みを眺めながら歩く…。
劣悪な環境…それでも子供は逞しく、大人は諦めずに日々を生きている者もいる。
「こんな場所で生きていても何も為せず、ただ苦しむばかりだと言うのに」
それでも生にはすがる…実に滑稽。
この国に地獄があるとすれば此処はその上澄み。
一歩踏み外せば死が這い寄ってくる…そんな場所で生きる活力を、聖女達は与え続ける。
「賢き者、愚かな者。共に私が救いあげてあげましょう」
救われ、神の慈悲を身に受けた者は地獄から這い上がることができる…と、妄信する。
実に健気に、疑いもなく働いてくれる労働力。
若ければ若いほどに使い道が在る──聖女はただただ、薄い笑みを浮かべていた。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にアーネストさんが現れました。
■アーネスト >
それは数週間掛けてのダンジョン遠征から久しぶりに王都へと帰還した日の話だった。
仲間達と共に無事帰還できたことを祝う宴会がお開きになった後、宿へと消えていく仲間のカップルを見送り、パートナーが待つ拠点へと戻る道筋。
慣れないアルコールに少し足取りが覚束ない少年は、ふと路地へと消えていく人の列を見つける。
何かあるのかと何とはなしにその後ろを着いていくとどうやらどこかのお大尽が炊き出しをしているようだ。
なるほど、尊く有り難いことだ。
幸いダンジョン探索も成功し懐には多少の余裕はある。
パートナーも少しくらいは許してくれるだろう、もしかしたらよくやったと褒めてくれるかも知れない。
そんなことを考えながら人混みを掻き分け、炊き出し中の修道女のほうへと向かう。
その途中――。
「な……。」
ふと、貧民街の人達に笑顔と言葉を向けている少女の姿が視界に入る。
思わず息が止まるほど美しい少女の姿はまるで女神のようで……しかし、その衣装は年頃の少年には少々、いや、かなり刺激が強すぎた。
慌てて視線を切って深呼吸、そして、鍋の前に立つ修道女に向き合い声を掛けた。
「すみません、少しですが寄付したいのですが。」
顔が赤いのはアルコールのせいだけではないだろう。
気を抜けば視線を奪われそうになる聖女のほうへは意識して視線を向けないようにしつつ、何か手続きなどあるかと問い掛ける。
■聖バティスタ >
声をかけられた修道女は両手を合わせ、少年の寄与の言葉を喜ぶ。
貧民地区とされるこのエリアで寄与を賜ることは珍しいのだろう。
特に小難しい手続き、などは不要らしく、お名前だけを…と記帳することを求められる。
その場の雰囲気はただの慈善団体そのもの…騎士修道会の影など微塵も見せはしなかった。
それは当然───敬虔な修道女達の殆どは表向きの騎士修道会の活動しか知らないのである。
少年が幾らかの寄与を終える頃、聖女がそちらの様子へと気づく。
「(…珍しい。こんな薄汚い街に寄付をしようとする人間がいるなんて)」
少年にとっては、おそらく不運。
その善意から出た行動が、欺瞞の聖女の興味を引いてしまったのだ。
「アーネスト…この辺りで活動する冒険者の方、ですか?」
近くまで歩み寄った聖女が、記帳された名簿を覗き込みながら、尋ねる。
まるで創りものにすら見えよう、見目麗しさの聖女…。
紅と蒼に彩られた異色の瞳が少年をじっ…と見上げている。
■アーネスト >
「ここでいいですか?」
修道女が差し出してくれた台帳とペンを受け取り、丁寧にアーネスト・ラインゴッドと記帳する。
文字が書けること、そして、記されたのが読みやすい綺麗な字であることから、少々汚い冒険者然とした格好の少年がそれなりの教育を受けていることを伝える。
金額は……まあ、書いて貰えばいいかと台帳とペンを返し、懐の財布へと手を伸ばし――。
「んぇっ!?」
不意に聞こえてきた声に素っ頓狂な声が漏れてしまう。
下から聞こえてきたそれは可愛らしい幼女のような声質。
しかし、口調、空気感、そして、わずかに臭う雌臭が少年の意識に違和感を植え付ける。
「あ、はい。そうです……。」
見下ろした先には先程の少女の姿。
明らかに年下でありながら敬語を使ってしまうのはその身に纏う空気のせい。
声を掛けられてしまった以上、目を見て話さなければならない。
この世のモノとは思えない左右で色の違う瞳、そして、視線を向けずとも視界に入ってしまう少女の幼気な胸元。
大胆に開いたそこは薄い肉付きだが、衣装の構造か、寄せられた肉がかすかな丘を作り女であることを主張してくる。
そして、何よりその胸元に刻まれた紋章、異様なそれへと意識を向けることもなく自然と視線が向いてしまい、財布を取り出した姿勢のまま、真っ赤な顔で少女の胸元を見つめ続ける。
「その、大した……金額ではないのです……が……。」
かろうじて絞り出した言葉が引きつった口から漏れるように出る。
■聖バティスタ >
「大変に助かります。
この地区への支援活動はどうしても金銭が必要で…。
配給を終えれば王都にて寄与なども募るのですが、貴方様の一助も必ず困窮に喘ぐ誰かを救う力となります」
「アーネスト・ラインゴッド…。貴方様に感謝と、神のご加護のあらんことを」
少年の視線などは気に留めた様子もなく、胸元に手を揃え恭しく一礼する聖女。
少年には見えぬ角度、顔を伏せた聖女の表情といえば不敵にその口の端に笑みを浮かべ──再び面をあげた時には、そのような表情は消え失せ…ただただ穏やかな笑みを称えた『聖女様』の姿。
少年が寄与を終えるまで近くで見守り、それが終われば、一つ、聖女は言葉を彼へと投げかける。
「そうです。これも何かの御縁…。
よろしければこの辺りで十名程が泊まれそうな宿を知りませんか?
どうにも、王都での貴族の方の催しと時期が重なってしまったらしく…王城の近くの宿が取れなかったのです。
贅沢は言いませんので、よろしければお力添えを……」
少年を見上げ、勿論お礼はさしあげます。と言葉を続ける───。
「(さぁて…こんな場所で寄付だなんて…そんな心の優しい少年は、どう出てくれるのかしら───)」
■アーネスト >
「いえ、そんな……当然のことで……。」
他の修道女達の振る舞いからもおそらくはこの少女がこの集団のリーダーなのだろうことは感じ取れる。
まだ年端もいかない年齢で進んで貧しき人々の力になろうと言うその姿勢は……。
なるほど、これが聖女……。
少女の胸元に見惚れたまま、その少女がいかに尊い存在なのか認識する。
「宿ですか。10人となると……。」
修道女へと予定よりも多く……己の小遣い分まで金貨を手渡した後、少女の困り事に耳を傾ける。
「俺も久しぶりに王都に帰ってきたばかりなので……ちなみに最悪数人ごとに別れる形でも大丈夫ですか?」
絶対のアテがないのだから、本来はわからないと答えれば済む所、少年は顎に手を当てて思案する。
拠点としている宿は出立前には確か一部屋二部屋空きがあったはず、あとは近場に宿もいくつかあるから何部屋かくらいは空いているだろう。
「もしよろしければいくつかのアテを案内しますが?」
視線を少女の穏やかな笑みへと向け、まだ少しぎこちない笑顔を向ける。
■聖バティスタ >
思いの外、寄付された金貨が多く、修道女は何度も頭を下げる。
少なくともこの貧民街でそれだけの寄付を賜ることは誰も想像していなかったのだろう。
それは配給に訪れていた貧民地区の住人にも伝搬し、少年は一種の羨望の視線すらも受けることとなり…。
「はい、いくつか部屋を取らせていただけるのならそれでも構いません。
──ありがとうございます。貴方に感謝を…」
聖女もまた、再び一礼を少年へと向ける。
ぎこちない笑み、少年の、胸元への視線も当然…聖女は気づいている。
あえて泳がし、気づいていない振りをしつつの振る舞いである。
「それでは指導者の私が、案内を受けさせていただきましょう。
私はバティスタ…この騎士修道会のグランドマスターを務めております。
以後お見知り置きを…アーネスト・ラインゴッド殿」
少年へと名を名乗り、その後の配給や馬車の警備の指示などを簡潔に聖騎士達へと伝えれば、聖女は少年へと並び立つ。
「──それでは、参りましょうか」
柔和な笑みを讃え、少年へとエスコートを促して…。
■アーネスト >
少年的にはそれほど大したことをしたつもりもないので、周囲から向けられる視線は正直居心地が悪い。
早くここと離れたい思いに駆られる中、少女の提案は渡りに船。
「わかりました。では、ご案内します。
えーっと……バティスタ様でよろしいですか?それとも聖バティスタ?」
膝を突いて聖女へと礼を尽くしつつ問いかけ、そして、少女の歩幅に合わせて歩調を調整しつつ貧民街を抜け平民地区へと案内する。
とりあえず、最初は拠点としている宿。
各部屋に風呂が付いている珍しいそこはパートナーたっての希望で決めた宿。
「すみません、少々お待ちを。」
ずっと王都で活動しているパートナーなら自分よりももっと詳しく案内出来るかもと一度自室へと戻るもそこにはパートナーはおらず、仕方なしに宿の主へと話を聞く。
「お待たせしました。とりあえずここは一部屋だけなら大丈夫なようです。
少し割高になりますが、風呂が付いていますので。」
少女の前で身振りを交えて説明し、そして、続けて周囲の宿を一緒にいくつか回る。
その結果ーー。
「とりあえず10人くらいは大丈夫そうですね。」
一旦拠点の宿の前まで戻りほっとしたような笑顔を向ける。
この宿に一部屋、別の宿二つで四部屋。
10人なら十分に泊まれるだろう、何なら割高な風呂付きの宿は使わなくても良いかも知れない。
「では、皆さんの所までお送りしましょうか?」
それで自分の役目は終わり、極力視線は露出多めな身体へは向けないように紅と蒼の瞳を見つめつつ、まだ少しぎこちない笑顔を向ける。
■聖バティスタ >
呼び方については「どちらでも構いませんよ」と微笑みを返し、案内する少年へと着いてゆく。
わざわざ歩幅を合わせて歩いてくれる、それ一つをとっても少年の根の優しさが感じ取れる…。
いくつかの宿をまわり、部屋の都合をつければ。
少年にも気疲れがあったのか、ほっとしたような表情を浮かべている。
大部屋を二つ、そして眼の前のこの宿に部屋一つ。
実に"都合の良い"割り振り。
「大変助かりました、アーネスト・ラインゴッド。
私と同室は緊張してしまう修道女の方も多いので、私はこの宿に部屋を都合していただこうと思います」
深々と一礼、そして…。
「いえ、彼らは配給が済み次第一度地方の教会のほうに立ち寄る手筈になっておりますので──」
「それよりも貴方様にお礼を…。
よろしければお部屋にて、少しお話をいたしませんか?」
割高ではあるが風呂もあるという部屋。
聖女様は一人、ここに泊まることを決めた様子で。
ぱっと穢れのない笑顔を、見上げる少年へと向けていた。
■アーネスト >
「そうですか、わかりました。
では、主人に話をつけて来ます。」
なるほど、確かに聖女と同室など考えただけで胃が痛みそうだ。
しかし、安全面や身の回りの世話などは大丈夫なのか?との疑問も浮かぶ。
「では、他の部屋の確保もしておきますので、とりあえず部屋でお待ちください。」
宿の主人に話を通し、空いていて部屋――自分達の部屋の隣の部屋へと少女を案内し、仮押さえで確保していた他の宿へと正式に契約する為に向かう。
そして、予定通り10人分の部屋を確保した後、少女の部屋の前まで戻り――。
「バティスタ様、部屋の確保完了しました。」
女性ひとりの部屋に勝手に入るわけにもいかず、軽くノックした後に呼びかける。
■聖バティスタ >
部屋を取りにいった少年を笑みで見送り、その後他の部屋の手配までもしてくれるという。
「何から何まで、感謝いたします」
聖女は感謝の言葉を彼へと述べ、言われるままにその宿の部屋へ───。
………
……
…
しばしの時間が過ぎて、予定通りに宿の手配をしてくれた少年は部屋の前へと。
コンコン、という軽いノックの音の後、それに応える様に。
「空いていますよ。どうぞ入ってくださいませ」
変わらぬ、一耳で判る鈴の音のような声での返事──。
しかし、彼がその部屋に入ると…少なくともその視界に範囲には、その聖女の姿は見えず…少し、部屋を見回すなり探すこととなるだろうか。
■アーネスト >
「では、失礼します。」
中からの返答を待ってドアを開けて中へと入る。
しかし、一見して部屋の中に少女の姿はなく、入口で少し周囲を見回す。
「バティスタ様、どちらに?」
部屋の中へと一歩二歩と足を進め、ベッドの側まで歩み寄った所で再度周囲を見回す。
はて、どこに?入浴中か?
まあ、役目を終えたのだから、もう用はないと言えば用はない。
一旦自室へと戻るかと特に意識しないまま視線を浴室のほうへと向ける。
■聖バティスタ >
浴室、その入口には聖女の身につけていた法衣が洗い落とされている。
しかし浴室内に人の気配は感じられず───。
その視線を巡らせた反対側──、彼の背後から。
「お待ちしておりましたよ。アーネスト」
聖女の幼い声…。
それと共に、浴室から香るものと同じ、香油の心地よい香り──。
背後を振り返れば、そこには──。
「お礼を…、と思いまして…♪
ふふ…道中、私の胸元をずっと気にしておられたでしょう…?♡」
口元に手をあてクスクスと、眼を細め嗤う…一糸まとわぬ、白磁の肌を晒した聖女の姿。
「共に湯浴みをいたしましょうか…?
それとも──褥を共にいたしましょうか…♡」
ベッドのすぐ側…。
その背後にぴったりと幼さの残る肢体を擦り付ける様に少年へと寄りかかる…♡
■アーネスト >
「っ!?」
不意に背後から響く甘い音に身体が強張り息を止める。
それが声だと認識出来たのは振り返ってから。
ただよう香油の香りは安心感を与え、意識を解して来る。
しかし、それでも身体が強張ったまま戻らないのはそこにあったのがあまりにも現実味のない光景だったから。
一糸纏わぬ少女が嗤っている。
それは少年が知る笑顔とはあまりにも異質で、それが笑顔だとすぐには認識出来なかった。
パートナーの少女とは真逆とも言える少女の肢体はあまりにも幼く、女としての魅力には欠けていると言わざるを得ない。
後数年すればもっと女性としての輪郭を得て、女としての魅力を得るのだろう。
――そう、普通ならば。
しかし、そこに常識は通用しない。
未熟な膨らみから視線が離せない、膨らみをかすかに感じ取れる程度のその胸肉自体は同じ年頃の少年と大差ないように見えるものの、その上の先端は少女らしく発達しており女を感じさせる。
寄り掛かられると革鎧の上からでも少女の体温を感じ取れるようで、思わず両手をその背中に回してしまいそうになる。
しかし、ぎりぎり発揮した理性を持って両手を途中で止め、困惑の表情を持って少女の白銀の髪を見下ろす。
――唯一少年の理性が働かない下半身だけが元気に立ち上がってしまっていた。
■聖バティスタ >
「──どうなさいましたか?
…この様な饗しには、不慣れでしょうか…♪」
笑みを深める聖女はその身を完全に少年へと預け、その胸の内で囀る。
未だ困惑の渦中にある若い身体へ、幼気な穢れの見えない肢体を触れさせ、それだけでなく。
聡く察知した、少年の下半身の変化…その熱源へ、するりと白魚のような手を滑らせ、ズボンの上から撫で摩る様に触れる…。
「……どうぞ素直におなりになって。
心配せずとも、誰にも口外は致しませんよ…?♡」
甘い囁き。まるで少年にパートナーがいることを知っているかのような口ぶり。
更に体を少年へと寄せ、共にそのシーツの整えられた寝台へと寝倒そうとする。
それと共に、香油の爽やかな香りに交じる甘い雌の香りが、少年を包み込む──♡
■アーネスト >
不慣れかと問われれば答えに困る。
パートナー相手には猿のように腰を振っているし女体の扱いも心得ている。
しかし、それはすべてパートナー相手のモノ、他の女性相手の経験などありはしない。
はいともいいえとも答えられないまま、胸の中の少女の囀りに股間だけを固く震わせる。
それはどう言い訳しようとも身体が少女を雌として認識し、女の部分へとねじ込みたいと訴えている証拠。
少女の細長く柔らかな指で触れられると大きく跳ね上がり、逃げるように腰を引く。
「バティスタ……様、いけません……。」
かろうじて絞り出した言葉。
いつもパートナーを押し倒しているモノと同じ形のベッドへと押し倒され、少女の柔らかな体重と香りを全身で感じる。
駄目だ、そう思いながらも身体が動かない。
脳裏に浮かぶのはパートナーの姿、パートナーのことを思えば耐えられる、跳ね除けられる。
……しかし、思春期の少年の理性ほど頼りないモノはない。
脳裏に浮かんだパートナーの姿はよりにもよって全裸。
今日帰ったら思う存分愉しもうと思っていた身体を想像し、ズボンの中で欲棒が元気いっぱいに跳ね回って少女の下腹部を打つ。)
■聖バティスタ >
「──…♡
こちらは、そうは言っておられないようですが」
自らの手の内、カタさと熱を滾らせている存在感を布越しに感じている。
寝台へと押し倒せば身を寄り重ね、童女の下腹部に感じるのは到底隠しきれるものではない熱源…♡
「クス…♪
これはただの、お礼なのですから…♡」
手慣れた様子で、少年の逸物をズボンから露出させてしまえば…直接、その手で、指で──♡
こしゅこしゅ♡くちゅくちゅ♡と…薄く滲んだ先走りを指先で塗り込む様にして尿道を擽って……♪
「……言葉だけで、抵抗はなさらないのですね」
身体が動かず、されるがままとなっていれば聖女はより淫蕩に満ちた笑みを浮かべ、その姿勢を変えてゆく…。
そのご尊顔を少年の熱り立った逸物の位置まで下げ…すん、すん♡と小さく鼻を鳴らして、若い雄の香りを堪能…♡
それから、ちろりと出した赤い舌で、ぬ゛…るんっ…♡と…勃起状態で張りきれんばかりになっている、被ったままの皮と亀頭の隙間に滑り込ませ…ねりゅねりゅと、ゆっくり包皮を、舌使いで剥きにかかる。
先ほどまで清廉潔白と言わんばかりの雰囲気を醸し出していた聖女が今は、少年の顔をいじらしく見上げながら、淫靡な笑みまでも浮かべている──。
■アーネスト >
「やめ――。」
あっと言う間にそそり立つモノが引きずり出され、少女が纏う香りに包まれる。
長さは誇れるくらいには長いものの補足先端が皮に包まれたソレを少女の指に包まれる。
慣れている――そう思うのも一瞬、巧みな指使いで一瞬にして限界近くまで押し上げられ、腰を跳ね上げながら両手で頭を抱え、限界ぎりぎりまで歯を食いしばって耐える。
「こんなこと……駄目だ……。」
もはや敬語も繕えない。
少女の頭が下半身へと下がっていく様子に絞り出すように声を出す。
数週間の冒険で蒸れたそこは濃厚な雄の臭いを纏い、それを嗅ぎ取られる羞恥に耳まで赤く染まる。
綺麗好きなパートナー相手ではこんなことはありえない。
風呂を浴びて全身綺麗に洗わなければベッドに入れてもらえないくらいなのだから。
それどころか少女は汚れたままのそこへと舌を這わせてきて――。
「うぁっ!!」
普段皮で保護されている部分を暴かれた瞬間、情けない声を上げながら暴発する。
細長いモノの先端から数週間分の欲望が噴水のように吐き出され、聖女の尊い顔を、美しい白銀の髪を、慎ましやかな胸元を穢す。
それは本来パートナー相手に吐き出されるべきモノ、パートナー相手であれば愛と呼ばれるモノ。
■聖バティスタ >
「っん、ぁ……♡」
舌先をくねらせた瞬間、暴発する少年の逸物。
まるで噴水のような、若さを感じさせる吐精は聖女の髪を、顔、手を…その穢れなき肢体を汚してゆく…♡
「ぁ、ん…♡ こんなに……♡
ふふっ、…随分と、溜め込んでいらっしゃったのですね……♡」
噎せ返る様な雄の匂いに包まれ…雄のモノに顔を汚されながら、とろんと蕩けた視線を向ける聖女。
顎先を伝い、薄い胸元へと落ちる白濁を指先で掬い取り、そのぷるんっ♡とした濃いモノを、ちゅぷりと自らの唇へと運ぶ…。
ちゅく♡ちゅぷ♡
卑猥な音をたて少年の吐き出した欲の滾りを咀嚼して見せれば、暴発したばかりの彼の逸物へと視線を移して……。
「…一度出した程度では、収まらないでしょう?」
靭やかな聖女の脚が少年の眼前を横切る。
姿勢を変え、背を向け少年の逸物に跨るようにしながら…背後を振り返り───。
「ふふっ…♪」
愉しげに嗤う聖女。
とろとろと透明な糸を垂らす、己が美しい薄肉色の雌孔を指でくぱ…ぁ♡と拡げて見せつけながら…♡
滾りを吐き出したばかりのその先端へ…ちゅ…っ♡ちゅく…っ♡と、まるでキスでもするかの様に浅く浅く、刺激を繰り返す…♡
聖女より溢れる聖蜜にぬるりと濡れたその先端が震えれば、それに合わせる様に聖女もまた、小さく身震いを返す──そんな、挑発的にも見える淫猥な光景を見せ、少年の理性を揺さぶりにかかる…♡
■アーネスト >
「はぁっはぁっはぁっ!」
こんなに出たのは、出てしまったのは初めてかも知れない。
聖女を穢したモノはまだ足りないとばかりに固くそそり勃ったまま痙攣しながら白濁を垂れ流す。
少女のこの世の物とも思えないほど美しい顔が己の欲望で穢れ、そして、その穢れをこの世の物とも思えないほど淫靡な表情で舐め取る様に少年の欲棒は萎えることを許されない。
「ま、待ってくれ……それだけは駄目だ……。」
背中を向けた少女が自らの上へと跨ってくる様子に少年は焦りを隠せない。
少女自らの指で開かれた女の中心は少年の記憶の中のそれよりも小さく本来あるべき肉ビラもほとんど見えない。
とても男性のモノを飲み込めるようには見えないが、よだれを垂らすそこはパートナーのモノよりも淫らで下品で……細長い先端から溢れる先走りが中に残っていた精液を押し出し洗い流す。
「待て、駄目だ……!それ以上は……!」
少女の小さな雌が先走りを溢れさせる先端にキスを繰り返す度に腰が抜けそうなほどの快楽が湧き上がる。
今にも吐き出しそうな衝動を必死に堪えつつ、少女の下で腰を逃がそうと必死にもがく。
しかし、腰を動かせば動かすほど先端が少女の割れ目を刺激し、粘膜同士の摩擦に少年の理性が少しずつ溶けて流れていく。
気づけば視線は聖女の割れ目と後ろの窄まりに吸い寄せられ、清らかな聖女の不浄で淫らな姿に腰がカクカクと揺れ、つるんとした段差の少ない先端で入口を小刻みに突き上げてしまう。
■聖バティスタ >
「──クス♡」
懸命に堪えようとする理性…♡
その様子があまりに愛らしく、そして滑稽で…。
この穢れた国において、なんて真っ直ぐな……♡
こんな純朴な、真っ直ぐな少年が、己の理性を御しきれず、罪とも思える行為を働いてしまえば…。
嗚呼、どれだけ悩み、悔いることになるのか……。
それはそれは、堪らない筈───♡
「頑なにならなくても良いのですよ…?」
「神は全てをお許しになります…っ、ん…♡」
にちゅ♡くちゅ…っ♡
少年の逸物が小刻みに揺れ、聖女の割れ目と擦れ合う…♡
びくっ♡と細腰を跳ねさせ、聖女は自らは殆ど動かず、その時が来るのを見守っていた…。
少年の視線が自らの女陰と、不浄の孔に注がれていることに気づけば、ぞくり♡としたものを感じ、薄く色づいた後孔と…逸物の先端との淡いキスを続けている肉孔がヒク♡ヒクッ♡と待ち遠しげにヒクついて…♡♡
「──アーネスト…♡ 貴方の熱杭で、私のナカを満たしてくださいませ…♡」
幼い肢体をくねらせる様は童女の姿にも関わらず、淫蕩に満ちた…嫌らしさすらを感じさせる。
縋り付く様な声色、漂う香り、そして互いに伝わる体温と、快楽の連鎖…全てが、少年の理性を焼却せんと襲いかかる…♡
■アーネスト >
「やめろ、やめてくれ……。」
両手で顔を覆い、許しを乞う言葉を吐き続ける。
しかし、下半身はもはや完全に理性の支配下から外れ、下から聖女の最も清らかであるべき場所の入口を何度も突き上げ、拡がり縮む様を愉しんでしまう。
「う、ぁ……あ……。」
まるで耳元で囁かれるような甘い言葉、誘惑。
ふざけるな、こんなことで負けるわけ……。
少女の後ろの窄まりを睨みつけながら心の中で吠える。
細長いモノで聖女の一番奥を殴りつけながら。
■聖バティスタ >
「──大丈夫ですよ」
「全て、お許しになられるのだと…言ったでしょう…?」
少年の懇願に対し、聖女から投げかけられる言葉は…。
その、若さの暴走を咎めないという言葉だけ───。
欲望のままに、その腰を突き上げてしまっても。
穢れなき聖女と信じた存在を、己の欲望の滾りで白く穢そうとも。
その全てを許容し、許すのだと──♡
「クス…っん♡ きゃ、ふっ……♡♡」
ごちゅっ♡♡
狭い狭い聖女のナカを細長い少年自身が掘り進み…その最奥へと到達する…♡
びくんっ♡と少年の上で聖女が跳ね、弓なりにその背を反らす…♡
長く美しい銀髪が揺れ、見返り視線を向けるは、情けない声をあげてしまっている少年の顔……。
「ぁ♡ は♡ ふっ…♡♡
お、なかの♡ おく、までっ…♡♡ ぁん♡ ふふ…♡ 届いて、いますよ…っ♡♡」
ごちゅ♡ ばちゅ♡ どちゅっ♡♡
少年が聖女の奥の小部屋を殴りつけるたび、華奢な肢体は揺れ、甘く蕩けた声色で少女が喘ぐ…♡♡
一線を超えれば後は早いもの…?
嬌声を漏らしながら少年の表情を伺う聖女は、その理性の熔け具合を確認するかの様に、淫蕩な笑みを浮かべている──。
■アーネスト >
「はぁっ!はぁっ!はぁっ!」
息を荒げ少女の奥を叩き続ける。
理性のくびきを逃れた下半身は本能の求めるままに少女を突き上げる。
パートナーを一応悦ばせることが出来る長いモノは自信満々に聖女を殴り続ける。
そのパートナーがもっと太く固くエラ張ったモノで前の孔でも後ろの孔でもイキ狂うよう躾けられているとも知らずに。
果たして少年のモノへの聖女様の評価はイカほどのものか。
「バティスタ……様、の、退いてくれ……もう、もう……!」
聖女の狭く熟れた孔を突き上げるほどに少年の陰嚢がきゅっと持ち上がり射精を求める。
それを必死に耐えながら聖女様へと許しを乞い、しかし、腰は猿のように突き上げ続ける。
聖女が見つめる少年の顔は快楽によだれが垂れるほど蕩け、しかし、それでもまだ一欠片の理性が見える。
それはきっと……パートナーへの愛と言う楔。
■聖バティスタ >
───なんて健気♡
想い人がいるのだろうことは明らか…。
操と立てている…というよりも、その子への裏切り行為をしたくない…。
……なんて美味しそうなこと。
少年の逸物は、巨根に躾けられた孔にはきっと、物足りないモノとなるのだろう…。
けれど幸いなのか、不幸なのか…聖女の幼い孔はその形状でも十分にキツく、その上最奥まで到達できる…。
──あまりにも快楽を得るに丁度良い大きさと、カタチで…♡
「っ♡ どう、ぞ♡ その熱の滾り、を…♡
私の、ナカへ…♡ 注いで、ください、ませ…♡」
言葉と共に、きゅうううっ…♡と切なげに、聖女の膣が締まり吐精を促す。
そうなれば、聖女も加減は不要とばかり…♡ もはや無数の舌先が吸い付いてくる様な魔器へと変貌する…♡
さあ、奥へ、その滾りの全てを──♡
まるで聖女のナカで逸物が熔けてなくなってしまうかの様な、腰も砕けよといわんばかりの快楽が、わずか…欠片程に残った理性を砕かんとするのだ───。
「これはただのお礼…♡
貴方の愛は、穢れはしませんよ──アーネスト…♪」
欺瞞の言葉が降りかかる。
許される、そもそも裏切っていない。
楔は傷つかず───何も変わりはしない。
無論。彼のパートナーが既に別の雄の魔羅に絆されている事実など、知る由もない筈。
……しかし、あるいは…少年のその空気感から少しだけでも、感じ取るところはあったのかも知れないが。
■アーネスト >
「はぁ、ああ、そんなこと……駄目だ、ナカに出すなんて……!」
もはや聖女の奥を突き上げ腰を振っている時点で言い訳のしようもないほどの浮気行為。
それでも最後の一線だけはと耐え続ける少年の姿はいかほどに滑稽か。
「うあああ!!」
長く細く段差の少ないパートナー専用の自慢のモノに与えられる締め付けは今まで経験したことがないほどキツく、そして、何本もの舌でしゃぶられるような吸い付きに、少年はわずかに理性を残しながらも決壊する。
理性を上回る快楽にカクカクと無様に腰を突き上げ、聖女の奥へとパートナー相手でも出したことがないほどの白濁を吐き出し、人外の愉悦に頭の中が快楽一色に染め上げられる。
愛は穢れない、そんな言葉が快楽に溶けた嗜好の中へと染み込んでくる。
パートナーを裏切ってしまった……そんな罪悪感も聖女の孔は搾り取ってくるようで、二度吐き出したにも関わらず細長いモノは固くそそり勃ったまま。
そんな少年が必死に想いを貫こうとする相手。
もし、聖女が少年の不在時に隣室の様子を伺っていれば気付くかも知れない。
少年が数週間不在だったはずのその部屋にわずかにただよう雄と雌の気配に。
■聖バティスタ >
「はぁ…♡ あっ♡ あ、ふ……っ♡」
ぶるっ…♡と身震いしながら、その薄いお腹の奥へと放たれた熱の滾りを堪能する。
何度も何度も奥へ叩きつけられる様な大量射精…♡
聖女の幼い小さな孔では奥までいっぱいにつかっても入りきれない、容量を超えた白濁は互いの結合部から溢れ出して…♡
「───…ふふ」
ゆっくりとその細腰を持ち上げ、少年の逸物を孔より解放する。
聖蜜と白濁に塗れたそれ、聖女は顔を近づけ、妖艶に嗤いながら汚れを舐め取ってゆく…♡
「健気ですね…♡」
「それほど添い遂げたい相手がいるというのに──」
薄く細められた聖女の異色の瞳
「気の所為でしょうか…?
お隣の貴方の部屋…随分長く開けていたらしいのに───感じるものが、一人の気配とは思えないのですが…♡」
笑みを浮かべながらも、まるで哀れな子羊を見る様な、慈しみの籠もった視線……。
■アーネスト >
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……。」
気持ちよさそうな少女の吐息を聞きながら少年は息も絶え絶えに肩を揺らす。
気持ちよさそうだが、果たして満足したものかはパートナーしか知らない少年には伺い知れない。
何せ女を深く追い詰めた経験などないのだから。
「く、ぅぅ!」
少女が腰を上げると吸い付かれた肉棒に挿入時以上に擦れる刺激を感じてうめき声を上げる。
カリ首がほとんど出っ張っていないお陰で引っ掛かることなく抜ける刺激は、果たして聖女の期待に添える刺激か。
「はぁ、はぁ、何を……言ってる?」
少年の精液と少女の蜜で濡れたモノを聖女が舐め清めている。
その光景はどうしようもないほどに背徳感を纏い、少年が男として当然持つ征服欲を刺激してくる。
そんな聖女の口から放たれる言葉、一人じゃない気配?
「別に……友人を呼ぶくらいはするだろ?」
何も不思議なことはない。
パートナーだって独自の付き合いがあるのだから。
聖女が感じ取ったのはおそらくはパートナーの身体に染み付いた雄の味。
それを知らない少年は肉棒を舐め清める聖女の白銀の髪を撫でながら不審げな表情を向ける。
■聖バティスタ >
「ん…ぁ、ぷ…♡ れりゅ…っ……♡♡
はぁ……♡ ふふ…っ……とても良かったですよ…アーネスト…♡」
カリの高い、雌を尊厳ごと削ぎ落とす様な巨根と比べ、少年のモノは長さこそあれど…。
しかしそれが、逆に聖女の幼気な身体にとっては丁度よい…♡
世辞でも何でもなく、そう褒めの言葉を手向ける…。
「───そうですね。
実に仲の良いご友人がおられるのかもしれません…♡」
更に深くまでは言及するつもりはないらしく。
少年に髪を撫でられながら、肉棒を綺麗に掃除してゆく…。
僅かな疑念の種…。
この健気な少年に植え付けられたそれがどのような芽吹きを見せるのか、楽しみではあるものの…。
「今日のことは他言無用…それで、よろしいですね…?」
聖女という品格を気にしての言葉…とは、思えないだろう。
少年の、僅かな理性では抑えきれなかった、ある種の裏切り行為。
それを口外するつもりはないのだと、改めて強調するためのもの……。
■アーネスト >
「う、ぁ……。」
聖女の巧みな舌使いに堪らず心地よさげな吐息が漏れる。
ある意味パートナーよりも相性のいい聖女の孔の味を思い出し、細長いモノは聖女の鼻を弾くように跳ねる。
「なんで今そんなこと……。」
別にパートナーに仲の良い友人がいても不思議じゃない。
それをわざわざ今口にする意味がわからない。
そう、何故浮気行為中にパートナーの交友関係について言及するのか。
理由がわからないまま……少年の細長いモノは聖女の口の中でまるで鋼鉄のように固くなってしまう。
「こんなこと……言えるわけがない……。」
聖女の念押しに苦々しい表情で頷く。
そんな少年の下半身はガチガチで、聖女の頭を撫でていた右手が無意識のうちにパートナーのたわわと比べ物にならない貧相な胸元へと伸ばされ、くすぐるよう指先が動く。
■聖バティスタ >
「…さぁ、どうしてでしょうね…?」
くすくすと笑みを深める聖女…。
ピン…♡と再び臨戦状態になる様子に、あらあら…と眼を細める。
「そんなに、私のナカが良かったですか…?♡」
しゅこ♡ちゅこ♡と聖女の白指が細長い少年の逸物を上下に扱く…♡
「──えぇ、言えないですとも、ね…♪
わざわざm貴方の想い人に伝えることもないでしょう……」
無意識に伸ばされた少年の手が、膨らみかけの聖女の乳房へと向けられる…。
慎ましいながらもふにちと柔らかく沈みこみ、その先端は、興奮状態であることを示す様にピンと勃った感触を指先へと返す…♡
「でしたら、一度も二度も、同じこと…ですよ…? アーネスト……♡」
熱のたっぷり籠もった聖女の言葉…。
雄を求めている雌の声色…男としての本能がそう感じ取る類の──爛れた誘い。
どうせ、理性を振り切ってしまったのなら──このまま快楽を貪っても良いでしょう。と、囁かれるかのように。
■アーネスト >
「……。」
良かったなど言えるわけがない。
初めて味わった幼い孔は初体験の時のパートナーを思わせるほどに狭く、それでいて固いだけでない極上の吸い付きを見せてきた。
これに夢中になる男はきっと多いことだろう。
だけど、自分は違うと少年は考える。
自分には大事なパートナーがいるのだから。
そんな内心と裏腹に聖女の細い指で扱かれる肉棒は別の生き物のように跳ね回り、無様に先走りを漏らし続ける。
「一度も二度も……。」
聖女の口から齎される甘い甘い毒。
すでに顔にぶちまけ奥にも注ぎ、もはやこれ以上の浮気などない。
ならば……。
「バティスタ様は誰にでも股を開くような売女だったのですね。
これもすべて金の為ですか?」
少年からすれば聖女の身体は寄付の代金。
故に眼の前の聖女は金の為に身体を売るような女だと認識する。
ならば……別に愉しんでしまっても……。
聖女の柔肉を弄びながら身体を起こし、その小柄な身体を四つん這いにさせる。
そして、性交の痕生々しい聖女の股間を眺めながら革鎧を脱ぎ捨て身軽になり、その背中にのしかかるように抱きつく。
「じゃあ、こっちいいです?」
鉄のように固くなった先端を押し当てた先は聖女の不浄の孔。
興味がありつつもパートナー相手には言い出せない変態行為を求め、固く熱い先端で聖女の窄まりを何度も擦り上げる。
■聖バティスタ >
「ふふっ…別け隔てなく愛を持って接する…。
なんて、言い換えてくれても良いのですよ♡」
不敬にも思える少年の言葉。
聖女の周辺を守る聖騎士達が聞いたならば、注意では済まされない言葉に違いない。
しかしそんな言葉ですら、眼の前の聖女は受け止め、その笑顔を崩さない。
「どちらかといえば、案内のお礼のつもりでしたけれど───ぁんっ♡」
身体を起こした少年に四つん這いの姿勢にさせられ、無防備にその桃尻を突き出す姿勢へ。
──恥ずかしがる様子、よりもむしろ…少し高めに尻を持ち上げて見せる様は淫売と称しても相違ない。
「あっ…♡ そちらは♡ 不浄の…っ♡」
ぬりゅ♡ぬちゅり♡
ぷにりとした、薄く色づいた聖女のアナルはぷっくりと浮き立ち、少年を誘うように、期待するようにひくひく♡とさせて…♡
■アーネスト >
「こんなの愛なんてないですよ。」
ただ肉の悦びを得るだけの行為が愛などと呼べるはずがない。
少年はパートナーのことを想いつつ、少し苛立たしげに答える。
そして、聖女が怯える様子も嫌がる様子も見せず、むしろ迎え入れようとお尻を押し付けてくる様子を見て、奥歯を噛み締める。
こんな……愛を語りながら男を貪る女がいるなんて……。
いつも慎ましやかに喘ぐパートナーとはあまりに違いすぎる。
こんな変態女――。
「くぅ!」
怒りと共に腰を突き出す。
本来そこは前戯も準備もなく入るはずのない孔だが、そんな知識は少年にはなく……、そして、細く引っ掛かる部分がない少年のモノはさしたる刺激もないまま、ぬるんと聖女のナカへと入り込む。
「く、はぁ……。」
窄まりの締め付けと拡がった奥、その初めての感触に感極まった吐息を漏らしつつ、ゆっくりと陰毛が聖女のお尻の狭間に埋まるまで腰を押し進める。
■聖バティスタ >
「──でも、その愛のない肉欲に溺れるのも悪くはないでしょう? ───ひぉ゛…ッ♡」
慣らしもなく、突然に突きこまれ聖女が鳴き声をあげる♡
少年のペニスのカタチだからこそ、だったのかもしれないけれど。
その長さも手伝って、すぐにS字結腸まで届いてしまうものだから───♡
「おんっ♡ ぁ、ぁひっ♡♡
アーネスト、のっ♡ すごく♡ いい、です…っ♡♡ すごくっ…♡
ひぅあっ……♡♡」
不浄の孔を穿たれ、恍惚の笑みを浮かべ善がる聖女の姿。
そんな聖女のナカといえば、腸液がぬるりと絡み、前の孔と比較してもキツさを感じるモノ…。
奥への到達も、前に比べれば長く、少年の逸物の長さを十分に心地よく発揮できる、良孔……♡
■アーネスト >
押し込んだ瞬間、聖女の口から漏れたのは一瞬耳を疑うような下品な声。
締め付けはキツいものの、その締め付けが一番強い部分は入口だけなのもあって前孔よりも長時間耐えられそうであった。
「尻がそんなに良いのか?
この孔で何人咥えこんだんだ?」
それは純粋な疑問だった。
奥の一際狭くなっている部分を抉る度に聖女の口から快楽の声が漏れる。
それはこの雌が特別だからなのか、それとも女は皆不浄の孔で気持ちよくなるような生き物なのか。
息を荒げ、単調な突き上げで聖女の奥を抉りつつ、その喘ぎに耳を傾ける。
問いかけの言葉にはかすかな蔑みの色。
それはパートナーならば愛のない相手にこんなことをされて悦ぶようなことはないだろうとの信頼があるだろうことが感じ取れる。
■聖バティスタ >
「あふっ…♡ あ、はっ♡ さぁ…?♡ 覚えて、おりませんね…?♡♡
ひぅ、ん゛ッ♡ でも───アーネストの、カタチが…♡ 余計に…っ♡♡」
濡れた声を断続的に届けながら、鳴かされているにしろ、聖女にはまだ余裕がある。
普段から淫蕩に爛れ、堕落を是とする偽りの聖女──不浄の孔で交わったことも決して少なくはないのだろう。
言葉の端々に滲むのは、アーネストのモノであるから…という言葉。
それが心から出た言葉なのか、聖女の眼に哀れな子羊の様にも映るこの少年への欺瞞の言葉なのか──。
しかし聖女の身体は、その言葉通りにアーネストの細長い逸物を擦り上げ、吐精を求める様に絡みついてゆく。
それはさも、愛しい存在を逃さないとするような動きにすらも思える程のモノ───。
愛だのと嘯く聖女のカラダは、蔑みすらも喰らい恍惚の快楽へと導いてゆく──♡
■アーネスト >
「く、はぁ、はぁ。」
聖女の言葉は少年に自信を持たせるには十分な言葉。
他人と比べたことはないものの、おそらく何人もの男を経験しているであろう聖女の口から出る『アーネストの』と褒める言葉は他の男よりも己が優れているかのような錯覚を齎す。
「そんなにっ俺のがっいいのか?」
聖女の淫らで下品で、そして、己を求める愛らしさに少年の腰の動きは大きく激しくなっていく。
単調な動きは経験の浅さを感じさせるものの、鋼鉄のような硬さと若者らしい無尽の体力と性欲が聖女の不浄を蹂躙する。
技などない単なる力任せ、パートナー相手だと嫌われしまいそうな自分勝手な動きながら、唯一の武器とも言える長さで結腸口に何度も押し拡げられる刺激を与える。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。」
隣にパートナーが帰っているかも知れないことすらも忘れ、少年は夢中になって腰を振り、聖女と称えられる雌を不浄の孔で鳴かせ続ける。
■聖バティスタ >
「ひぁ♡ぁはぁっ♡
ひうぅっ♡♡ アーネスト、の♡ おくまで、届いて…ッ♡♡ お、んっっ♡♡」
快楽に蕩け、口元からとろりと涎まで零す様。
雌、と呼び称するに相応しい程の乱れかた…♡
それを為しているのが、己自身のモノである…と、少年は確かな手応えを得ることができよう。
「ひ、あ゛ッ♡ は、げし…っ♡♡
ひぁふっ♡ イっ♡ イっちゃ…ッ♡♡」
不浄の孔への激しい攻めに、それまで余裕を見せていた聖女は乱れに乱れ…、
ついには、少年よりも先に絶頂をその口にするにまで至る──。
それが嘘偽りでないことは、急激に締まり、少年の逸物を痙攣する程に締め上げるその孔の具合が、如実に物語る…♡
激しい律動。力任せに行われるレイプ紛いの情交。
音も、声も、隣の部屋への気兼ねまでも、何も、一つも我慢することなく──♡
■アーネスト >
「奥っなんだなっ!」
女はここまで乱れるものなのかと思う。
少なくともパートナーはこんな前後不覚になるような乱れ方はしないし、獣のような声を上げることもない。
本来異物を受け入れるようになっていない場所を奥まで埋め尽くし抉り、聖女の反応を確かめながら同じように乱れるパートナーの姿を妄想する。
「くっ!あ!締め――ああおおお!!」
突然の引き千切られるかと思えるほどの締め付け。
経験したことがない激しい反応に耐えきれずに聖女の不浄の奥の奥へと勢いよく噴水のように白濁を注ぎ込む。
ガクガクと腰が痙攣するほどの射精感。
聖女の細い腰にしがみつくようにして、聖女の奥へと断続的に何度も何度も陰嚢を空っぽにするような勢いで白濁を注ぎ続ける。
「はぁ、はぁ、はぁ……。」
すべてを注ぎ込んだ後、ようやく身体の力が抜けて聖女の背中へとぐったりと倒れ込む。
そして……。
「イったのか……?」
その耳元で息も絶え絶えに尋ねる。
今のが女が絶頂に達した反応なのか、と。
そんな少年の脳裏に浮かぶのは……もしかしたらパートナーをイカせたことがないのではないかとの疑惑。
■聖バティスタ >
「ひぁ、熱、――――~~~!!♡♡♡」
灼ける様な熱の滾り。
それを大量に腸内へと吐き出され、その熱と衝撃に絶頂まで突き上げられ…達してしまう聖女。
散々に淫らな姿を、顔を見せ、淫蕩に蕩けた声までも。
それは聖女が普段から爛れた快楽に身を堕としているから…という部分も手伝ってのものだっただろう、が───。
「ぁ、ひっ♡ ひ…っ♡ ひ、ぁぁ……っ♡♡♡」
虚ろに瞳を濁らせ、四つん這いに肘を張ることもできずベッドに突っ伏し、恍惚の表情でイキ果てている聖女の姿を少年が見れば、
その問いかけの応えなど帰ってこなくとも、見るに明らか───。
少年が普段パートナーとどのような情交を交わしているのか。
互いに果てる様がどの様なものかを聖女が知る由はない、が──。
少なくとも、己の逸物と行為によって、雌を乱れ果てさせた…その体験は深く少年へと刻まれるのだろう。
■アーネスト >
男よりも女のほうが絶頂の時間は長いと言う。
欲望をすべて吐き出し切り、聖女の後ろの穴が痙攣するよう締め付けてくる感触を意識出来るくらいに理性を取り戻した少年は自分の下で無様に痙攣し声にならない声を上げ続ける姿を見下ろす。
これが女が達すると言う事?
先ほどまであれほど余裕を見せていた少女の変わり果てた姿に、じわじわと達成感が湧いてくる。
女を征服する、そんな暗い悦びが少年の新たな扉を開く。
もっとも……女を泣かせるには下半身のモノが少々頼りないことなど知る由もない。
「俺のちんこそんなに好きなのか?」
何人もの男を弄んできたであろう聖女の耳元で再度囁く。
征服してやった、他の男よりも悦ばせてやった、そんな優越感に聖女の奥まで埋め尽くしたままの肉棒が腰を振らずとも何度も跳ねて結腸の中を叩く。
■聖バティスタ >
淫蕩に堕ちた聖女がびくびくと断続的に痙攣を繰り返す、長イキの最中。
耳元で囁かれるのは…少年の優越感に満ちた言葉。
「っ……♡」
その言葉に息を呑む様に、呆けていた表情を蕩けさせ、
ぞくぞく♡と立ち上る様な怖気にも似る感覚に身を震わせる…。
「っふふ…♡ 堪ら、ないです…♡
奥の奥まで…♡ そんなモノで、抉りまわされたら…っ♡」
乱れた呼気に切れ切れの言葉を紡ぎ、少年へと届ける…。
少なくとも聖女のこの幼気な肢体には、少年のモノが十分以上にハマってしまった。
「アーネストのおちんちん♡ 好きになってしまいます…♡」
熱っぽい吐息と共に、快楽の熱に濁り行った双眸が向けられる…♡
その間も、体内で跳ねる少年のペニスに合わせ、びくっ♡びくんっ♡とか細い四肢を跳ねさせて……。
■アーネスト >
相性が良いとはこういう琴なのだろう。
細身でありながら長いモノと言うのはある意味珍しい。
前孔であれば奥まで届いてしまえば残りの長さは意味がない。
しかし、後ろの孔であれば不可侵な場所まで届き、そして、細いが故にオトナのモノに比べ圧迫感少なく奥を抉ることが出来る。
オトナ相手であれば細すぎる少年のモノでも小柄な少女相手であれば程よい太さで――。
「じゃあ、もっと好きにさせてやる。」
突っ伏した聖女の尻肉に思い切り腰骨をぶつける。
好きと言われて嫌な気分になる男はいない。
パートナーのことは愛している。
ほんの一時間前までは他の女を抱くことなど考えも及ばなかった。
だが……知ってしまった、教えられてしまった。
征服する悦びを。
しかもその相手が聖女と称えられる少女であれば――。
「イけ!イけっ!!」
パートナー相手ではぶつけられない獣欲を聖女の不浄へと叩きつける。
何度も何度も、愛など一欠片もない癖に己の細長いモノに夢中にさせようと。
愛のない肉欲に溺れていく……目の前の聖女のよおうに、大切なパートナーが他の男の下で肉欲に溺れている可能性に気付かないまま。
■聖バティスタ >
「ぁ、はッッ…♡」
再び、肉を打つ音と聖女の嬌声が部屋に響く時間が訪れる。
若さ故、体力が続く限り熔け合うが如く。
ただただ心地よい、肉欲にに溺れてしまった少年がその後どれほどに猛りを見せたのか───。
いずれ精魂枯れ果て、部屋に据えた匂いが充満する中……。
「ふふ…♡」
「これがお礼、です…♡」
「どうでしたか……?♡ 心地の良いものでしょう?」
「責任も、何も負うことなく…欲望のまま、己の下に雌をかき抱くことは…♡」
少年の根尽きるまでその身を抱かせ、共に快楽に溺れ堕ちた聖女が嗤う。
「素敵でしたよ、アーネスト…♡」
そっと裸同士の身体を折り重ね、唇を寄せようとする聖女。
パートナーへの愛を抱きながら、欲望と征服欲に身を任せた少年の心に去来するものは、果たして──。
■アーネスト >
一体何時間聖女の身体を貪ったことだろう。
数週間ぶりの帰還だと言うのに、もはやパートナーの為の精液は一滴も残っていない。
本来愛ある行為として子を為すための精液はすべて聖女の不浄の奥へと無駄打ちしてしまった。
「信じられないほど……気持ちよかったです。」
もはや否定など出来ない。
愛など欠片もない、ただ貪るだけの行為でパートナー相手では得られなかった征服感と快感で満たされてしまった。
否、愛がある故にパートナー相手にはこんな行為は出来ない。
気遣って優しく、苦しまないようにしか出来ない。
「バティスタ様の不浄も素敵でしたよ。」
もはや疲れ切って力の入らない身体でまるで恋人同士のように聖女と抱き合い、そして、唇を重ねる。
そこで限界……すぐ隣の部屋が自室であるにも関わらず聖女のベッドで寝息を立て始める。
そして、夜中に目を覚ました少年は許可を得ないまま聖女の不浄を貫き、宿中に嬌声を響かせる。
それは少年が聖女との愛のない無責任な行為に夢中になってしまった証。
幸いにもその夜、パートナーは宿に戻っておらず声を聞かれることはなかった。
……パートナーが一晩中宿に戻ってこなかったことを幸いと呼ぶなら、だが。
■聖バティスタ >
得てはいけない充足感。
本来であれば、彼が得ることはなかったのかもしれない背徳の快楽。
小さく寝息を立てはじめた少年を優しく抱くようにして頭を撫でつける。
少年がこの日のことをあるいは悔やむ日が訪れるのか。
それとも、知ってしまった欲求を、欲望を…大事な存在に向けられることなく悩むのか…。
そしてそして、それらすらも崩れ去る時がやってくるのか…。
「──ふふっ。
ずぅっと見ていてあげたいけど、そうも言ってあげられないのが残念ぇん…」
──その後も少年が目覚めれば、朝日が登るまで獣欲へと身を任せ……。
再度、少年が目覚めた時には聖女は燐然とした立ち振舞で法衣を着込み、
あの乱れかたがまるで夢だったのかとすら思わせるような、静凛そのものの姿にて少年を見送るのだった。
───彷徨える仔羊に、神のご加護があらんことを───
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」から聖バティスタさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からアーネストさんが去りました。