2024/04/28 のログ
■アイカ > ──特別、目立つものはない。
ただ、踊り子のステージに見惚れる男達がいるだけだ。
中には、見惚れるあまり手に持った入れ物から酒を零してしまっている者だっている。
「……ふぅ」
あと一ステージ残っている。
それを踊ったら、さっさと報酬を受け取って帰ろう。
そんなことを思いながら夜は更けていく…
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 酒場」からアイカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にキールさんが現れました。
■キール > 着崩したスーツに体を包み込む、巨躯の男。
体は絞られ布地越しでも筋肉の作る瘤や山がうっすらと浮き上がっている。
血や暴力がどことなく染みついているその大男は今貧民地区をぶらぶらと歩き、向かう先は自分の縄張りにしている店。
色々とあり今は男がオーナー兼用心棒。
一人酒というのも退屈であればどこかに女でもいないかと、ちらりと視線を巡らせる。
目の前には壁やら家の壁によって作られた3m程の幅の路地。
この辺りで闇に潜むならず者たちにも知られているのか、そういった輩は怯え男から視線を切ったり物陰に隠れてやり過ごしている。
そんなどことなく緊張感のある空気を作りながらその中をゆったりと闊歩して歩き続ける。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からキールさんが去りました。