2024/04/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2「薬屋」」にカミュさんが現れました。
カミュ > 普段は人に任せている貧民地区の薬屋。
今日はその店の中で店番をしている身なりの整った優男。
しかしながら、白衣の下の服はしなやかな筋肉で盛り上がっていて、見るものが見れば暴力の餌食にしようとしてもたやすくないことが伝わるだろう。

そんな店主が手元の帳簿から顔を上げ見渡す店内。
貧民地区に住むものでも買える程度の値段に下げられた、王城や知り合いの薬師から有効期限を過ぎ、廃棄間近、もしくは廃棄品を集め、男の手で整え再び使えるようにした所謂お勤め品。

傷薬から鎮痛剤に媚薬、強壮剤、利尿剤やら便秘薬等各種病気の薬。

それとは別に特別な合言葉やら符牒によって飲みだされる非合法な品々。
麻薬から媚薬、睡眠薬に催眠導入剤、筋弛緩剤に痛みを快楽やくすぐったさに、快楽を苦痛にする等の各種感覚変換の魔法薬の販売や冒険者や、裏の住人からの様々な品の持ち込み品の直接買い取り。

そういったものを商いにしつつも、特殊なものは今ここにいる男がいるか、完全受注生産もしくは男がわざわざ足を運び買い付けを行っている。

カミュ > 今日は符牒を持った客の来訪予定は特にない為、平和な店番のひと時。

カウンターの奥のスツールに腰を掛け新聞を広げ記事に目を通しつつ、紅茶のカップを味わっている。
店の中は丁寧に清掃され、貧民地区の店にも関わらず、整然と整えられている。

時折そんな店内をちらりと眺めながら暇つぶしに何をするか益体もないことを考えていた。